マイミクの皆さん、凌ぎましょう。
台風19号はまだ接近中だというのにまったく冗談ごとでなくなってしまった。
僕がかつて住んでいた八王子、茨城の海岸沿い、横浜は鶴見川近く、川崎の多摩川流域に避難勧告。。今、これを書いている浦和だって大丈夫だとは思うけど(そういう考えがいかんのだけど)ちょいと先に荒川がある。
うちとこもバスタブに水をためたり、ご飯の炊きだしをしておにぎりにしたり、懐中電灯やらなんやをすぐに使えるようにしたり、出来る備えはしたよ。
こいつはそういう中、雨戸を締め切った部屋で書いた日記なのですが。
そういう台風のこととはまったく関係ないノーテンキな内容なので、台風は大丈夫そうな方々、あるいは大丈夫になった方々だけ慰みに覗いてもらえたら幸いです。
春巻き、牛丼、海鮮サーモン丼、ソーセージとシイタケとレンコンの焼きもの。。
今週はまっすぐ帰って家庭料理の日々だった。 浦和駅に恒例の名物市が立ったので、カミさんの好物の生どらをお土産に買って帰った日さえあった。
火水木金とドロドロの四連荘だった先週とは対照的だった。
それにしてもネットで拾ったこの写真、おいおい、まさかほんとにネコにビールを飲ませてるんじゃないだろうな
今週はそのネコも拝む三種の神器が玄関の祭壇にお供えされた。
お手製おにぎりとバナナと水筒
今週から酷暑が引いたでしょう。 なので、暑さで痛むと中断していたおにぎりとバナナのお弁当を再開してもらえるようになったのだ。
おにぎりはもちろんのこと、バナナもでかい。
夏場に愛用していたローソンのエクアドルバナナは1本100円もする。
それがヤオコーの陽あたりバナナに代わった。
バナナ界にはカースト的ともいえる厳然たるランキングがあって、一番高価なのが台湾産、エクアドル産は中間帯、そして陽あたりシリーズはもっとも庶民的なプライスのフィリピン産なのだ。
なので、僕の毎日のローソン買い物は朝のレイコーだけになったのだ。
ショートサイズ一杯100円也。
さらば、ローソンおにぎり。
先週の日記ではそのローソンの新作をネタに使った。
台湾ラーメンというのは台湾にはない名古屋の名物なのだと。
そしたらマイミクさんたちから興味深いコメントをもらえた。
伊豆地方に在住するマイミクさんからは、自分の街には台湾ラーメンを提供する台湾料理屋が林立している。 狙いは何なのかナゾだという報告があった。
そこで僕は推論を立ててみた。
それはもしかしたら、この台湾ラーメンの元祖と自ら名乗る名古屋のチェーンが東上作戦の橋頭保としようとしているのではないか
なんちゃって
もう一人のマイミクさんは、中国の天津市にも「天津丼」はないと教えてくれた。
チェックしてみたらたしかにそうだった。
町の中華屋さんのメニューの常連のこの料理は本場には存在しないそうだ。
僕はこの中華料理もどきから中国由来の競技を連想する。
いや、片手だけでレンゲですくって口に運べて便利なんでさ、雀荘で近くの中華屋さんから天津丼の出前を取ることが多かったもんだから。
一方、アメ横などで屋台をよく見かけるこの焼き栗はどうなのかと思ってチェックしたら、これは正真正銘の中国由来のものだった。 ピンポイントで天津発祥なのかどうかまでは定かでないが。
はたまた一方、僕はモンブランというケーキはこの自由が丘のケーキ屋さんが開発してヨーロッパの山の名前をつけたものだと思いこんでいた。
しかしこれまたチェックしてみたら、仏語で”Mont Blanc aux marrons”、伊語では ”Monte Bianco”の名で知られていた両国合作のようなケーキで、自由が丘のモンブランは正規に許可をとって日本で初めてこれを売り出したそうだ。
しかししかし、このスパゲッティはナポリとはまったく関係なく、横浜のホテルのシェフが創作したものが日本中に浸透したものだ。
ちなみにとあるテレビドラマで、昔ながらの喫茶店の店主をもたいまさこが演じている。
そこの昔ながらの常連に出されるナポリタンは美味そうだった。
シベリアケーキもある。
カステラとあんこって、チェックするまでもなくロシアとは関係ないだろう。
東村アキコを始めとする宮崎県出身者がこよなく愛する鯨ようかんと似ている。
そのシベリアケーキのネーミングの源はこういうことだったそうだ。
シベ超から来ていたとは
シシリアンライスもある。
僕は古い者なので、シシリアンというとこの仏映画を思い出すけど
シシリアンライスは佐賀県の人たちが故郷おこしのために創作した料理で、なんとなくシシリアっぽいのでそういう名前にしたらしい。
故郷おこしならこのハンバーガーのようにサガライスとすればいいようにも思うけど、それでは流行らんという判断があったのだろう。
僕は佐世保バーガーは食べたことがないけど、石垣バーガーなら現地で賞味した。
やけに豪華で美味いハンバーガーだった。
で、シシリアンライスに戻ると。
ネットで拾ったこのレストランが入ってるホテルの名前は凄い。
グランデはがくれ さすが佐賀といえよう。
そのシシリアを擁するイタリアの料理のチェーンには僕は仲間としょっちゅう出向いている。 そのサイゼリヤの興隆を築いた料理がミラノ風ドリアだ。
このドリアもほんとにミラノに存在するのかどうか定かでない。
少なくとも、オプションで卵を乗せる風習は当地にはなさそうな気がする。
しかし、これはミラノ「風」だからまったく問題ないのだ。
一方、大阪焼きはその断定口調はないのじゃないかと思う。
仙台のお祭りにこの屋台ののぼりを見た生粋の大阪人のカミさんは、大阪にはこんなんあらへん
と声を荒げたよ。
その大阪のおっさんらに、あれは讃岐とはなんの関係もあらへん、兵庫の会社やでと教えてもらったのがこのうどんチェーンだ。
今やこのチェーンのおかげで丸亀の名前は全国区になっているけど、僕はそれより大分前からそういう地名があることを知っていた。
いや、前の会社にそこの高校のOBがいてね、丸亀三奇人と呼ばれていたんだよ。
その人らは東大やらなんやらを卒業していたので、丸亀高校というのは出来のよい生徒さんが集まる進学校なのであろう。 実際、ネットにはこういう好ましい画像が多々ある。
しかし三奇人のイメージのおかげで、僕は丸亀と聞くとこの漫画を想起してしまうのだ。
札幌といえば誰でも知っているラーメンの名産地である。
南のこの街と並ぶラーメン文化の二大巨頭といえよう。
でも主流は醤油味なのではないかと思う。
札幌ではなく網走だけど。
幸福の黄色いハンカチで健さんが実に美味そうにすすったのも醤油味ラーメンだった。
僕はすっかり記憶が消失していたんだけど、マイミクさんに教えてもらった名シーンだ。
しかし僕は群馬の会社が出したこのインスタントラーメンのおかげで札幌ラーメンといえば味噌味というのが頭にすりこまれてしまった。
その後、高校生時代にしょっちゅう立ち寄った茨城県は日立駅の前のこのチェーンのメインも味噌味だった。 なので、ますます僕の札幌ラーメンのイメージは強固になった。
実際は札幌ラーメンは醤油と味噌のどっちがメインなのだろう。
ご存じの方はお教えください。
その北海道といえばジンギスカン鍋だ。
まあ、これ鍋じゃないだろ、鉄板焼きだろというのは愛嬌だけど。
もちろん、この料理はモンゴルの英雄とはまったく関係ない。
かの地の羊料理は水煮のもので日本人の舌にはまったく合わないと長期滞在した人がその旅行記に綴っている。
しかし僕はトルコ風呂やバカチョンカメラみたいなその国の人たちに失礼極まりない名称だとは思ってなかった。
それがこないだ日本版ニューズウィークにトルコの人が寄稿した記事を読んで、うーんとなっちゃった。
その人はジンギスカンという呼び方はやめて欲しいという活動をしているそうだ。
氏曰く 天皇焼きなんていう料理を出されたら日本の人はどう思うか、ジンギスカン鍋はモンゴル人にとってそういうものなんですよ。
言われてみれば、でしょう。
ということで。。 ということでもないけど。
締めはかつての西ドイツのバンドが世界中でヒットさせたチンギスハーンの歌。
ジンギスカン(1979) 歌詞付き
https://www.youtube.com/watch?v=ol50CA0WQEk
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