この1週間はけっこうアクティブだった。
いや、もちろん僕のことなので、昨晩カミさんとキーマカレーやナンの夕餉のお供にしたこういう前向きなあれとは真逆なんだけど。
例えば、皆さんは参宮橋という街を知ってる?
小田急線の各停で新宿の次の次にある駅の周辺の一角。
僕はまったく知らなかった。 でも、業務上の用事ができたので行ってきた。
参宮橋はかの魔界都市新宿の隣とは思えないこじんまりした佇まいのよさげな街だったんだけど。
踏切が魔界だった。
いや、踏切を渡ろうとしたらカンカンカンと警報が鳴ったので、渡るのをやめて待った。
そしたら、電車が来た。 当たり前だ。 なので、それはいいんだけど。 その電車が通過し終わってもカンカンカンがやまない。 で、逆方向から別の電車が来た。 あちゃちゃあ、間が悪かったなあと思ってその電車が通り過ぎるのを待ったら。 さらにカンカンカンが続く。 おいおいおい、だったよ。
三つの電車が通り過ぎて漸く踏切を渡り終わった頃、またカンカンカンが鳴り始めた。
僕の後ろを歩いていた女性が連れに向かって呟いた。
「開かずだわ。。」
翌日はもっと酷かった。 前日よりちょい前だったので通勤時間帯にあたってさ。 しかも雨降り。 このときは4本の電車が通り過ぎるのを列の後ろから眺めた。
しかも、四つの電車を見送って、僕ら歩行者は踏切を渡ったけど。
その後にならざるを得なかった乗用車は間をおかずに鳴り出した次のカンカンカンでまたしても待機せざるを得なくなった。
時間にしたら数分のことなので、僕みたいなストレンジャーにとってはそういうこともあるなという程度だったんだけどね。 地元の人は堪らんのじゃないかなあ。
一方、この両日はランチもアクティブだった。
参宮橋の初日はこういう手作り風ボリューミーなサンドウイッチをサテンでパクつき。
二日目はこういう鯛出汁ラーメンをレストランでいただいたんだからね。
普段の僕はこういうローソンおにぎりを職場の自分の席でパクついているんだから、画期的なランチだったと言えよう。
おにぎりということでは、参宮橋とは別の日に御徒町にヤボ用で出かけたとき
知ってる人は知ってる駅前のこのスーパーに寄って
おにぎりを贖った。
やっぱりコンビニおにぎりとは一味違ってたよ。
金曜の晩は焼き肉を食べた。
参宮橋は知っていても三河島を知っている人はもっと少ないと思う。
これまた少なくとも僕はまったく知らなかった。
日暮里から常磐線の各停で一駅目の街。そこは知る人ぞ知るのこういうエリアだ。
なので時節柄、いっちょう草の根で日韓友好しようぜということで、職場で同志を募って、男6人女2人で繰り出したわけだ。
時節柄というのは昨今、なんだか伝え聞く戦前みたいな雰囲気になってるじゃない。
伝え聞くというのは、なにか微妙なことを言おうとする場合、「自分は戦争に反対する者ではないが」とか「自分は天皇制を支持する者であるが」といったエクスキューズの枕詞をつけないと、検閲に引っかかる、ヘタをうつと特高に引っ張られる。
同じような雰囲気がね、対韓国問題でマスコミやネットに蔓延していると思うわけだ。
僕自身は前も日記に貼ったこのコラムの考え方に賛成する者だ。
決して文政権の無茶苦茶を支持している者ではない、穏便なのが好きなチキンな奴に過ぎないのでいぢめないでくださいね。
で、まあ、その三河島の路地の奥の奥にあるこういう渋い店で、男女八人、ワイガヤしたわけだ。
タンもカルビもロースもホルモンも美味だったよ。
火曜の晩は総帥、巨乳派とTOHOシネマズ上野でこれを見た。
途中まではいいといえばいいんだけどの感じ。
最後の方はこれじゃあ、ジブリとディズニーの合体版じゃないか、いただけねえなと思いかけたんだけど。
ラストでやられた。 こお来るかあ
だった。
上映直後の巨乳派の一言が全てを表している。
「ラストできっちり回収したな」
木曜の晩もヲタトリオはEJアニメシアター新宿に出向いた。
そこでこの4月に見た作品が上映されていたんでね。
なんで4か月前に見たばかりの作品をまた見にいったのか。
もちろん、このスタジオを声援するためだ。 今、配給元の松竹だけでなく全国の心ある映画館がこのスタジオの作品を掛け続けている。
ここで立たずばヲタクがすたる。 梅の鉢だ。 いざ鎌倉だ。
それによいものは何回見てもよいからね。 この論説の通りだ。
僕らが映画館で再見したのはこれ。
えがったあ。 感動した。
エンドロールが終わって、お約束のその後の”To Be Continued”のワンシーンが終わったとき、会場から拍手がわきあがったよ。
もちろん僕も強く手を鳴らした。 京アニ、To Be Continuedだぜ。
この作品は京アニにしては珍しく舞台を明示している。 登場人物たちはお約束で標準語を喋るけど、舞台そのものはスタジオの地元、京都は宇治にある高校の吹部だ。
そのことで一つ粋な話題があった。 以下はネット記事の抜粋。
甲子園に出場する京都代表・立命館宇治高校の吹奏楽部が、京都アニメーション作品の主題歌を応援曲に選んだと報じられ、この曲を歌うアニソン歌手のTRUEこと唐沢美帆さん(36)がツイッターで感激の気持ちを書いている。 曲は、テレビアニメ「響け!ユーフォニアム」のオープニングテーマになっている「DREAM SOLISTER」だ。
これがその演奏。
「響け!ユーフォニアム」 立命館宇治 2019夏の甲子園
https://www.youtube.com/watch?v=R-WkZ1UewLI
このユーフォニアムには吹部の後輩が主人公に有名なイタ飯チェーンで表面明るく内心シビアな詰問をするシーンが登場する。
僕らもこのイタ飯屋で反省会をした。 火曜は上野、木曜は新宿店。
で、僕の相棒のろまさんが立川店で発見した炭酸水タダで飲み放題をフル活用して
村上春樹式ワインの炭酸割りでマグナムの白とキャンティの赤を空けた。
今回、推奨したいのは総帥が開発した写真の奥に見えるグリーンピースサラダの食し方。
アーリオオーリオに合わせると、バッチグーなんだよ。
そしてアクティブ週間の締めくくりは週末の昨日だった。
土曜の昼前、僕らは歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿の前に集結した。
僕らというのは総帥、巨乳派、僕プラス総帥のヲタ友の四人。
ヲタ友とはこの三人でいつぞやもんじゃ焼きを一緒していて、ヲタ会に入る有資格者であることは確認済みであった。
場所は石原都政の「浄化運動」の下で大分治安がよくなったとはいえの歌舞伎町だ。
目の前のストリートには正体不明になって寝転がっている若い男がいて、連れに引きずられていった。
去年同じイベントに来たときなんか、ここでミニスカの若いねえちゃんが正体不明になって寝そべっていて。
顔見知りらしい新宿スワンみたいな男どもに担がれていった。
「よくてキャバクラ、へたすると風呂に沈められるな、あのねえちゃん」
そういうエリアのど真ん中にこういうビルがあり
その横にこういうビルがある。
そこの地下の老舗のライブハウスが我々の目指す場所だった。
そこでこういうイベントが開催されたんだよ。
題して、「ホッピーを呑もう。〜で、アニメを語ろう。で、健康になろう。〜2019」
広告をコピペすると
【MC】緒方恵美(声優)【出演】佐藤順一、佐藤竜雄、追崎史敏(アニメ監督)、やまけん(タブリエ・COO)、儀武ゆう子(声優)
筋金入りのホッピー大好きアニメ関係者たちが、ホッピーを飲みながら、ただただアニメの話をするという、ロフトプラスワンでしか出来ないようなイベントもついに、記念すべき5周年を迎えました!!
開催のたびにSOLD OUT、お客様満足度MAX、やまないアンコールにお応えし(?笑)、今年も開催決定!美味しく(ドリンカーの)健康に良いホッピーを飲みながら、大好きなアニメの話を肴に盛り上がろう!
当日はこれでもかっ! という量のホッピーをご用意して、皆様のご来場お待ちしております!
(※注意:本会は「ホッピーを呑む会」です。ホッピーを呑まない・呑めない方は参加をご遠慮下さい)
館内ギューギュー詰め。
なんとか確保した席でなんとかオーダーを通したのは
僕の場合、ホッピー&キンミヤは白、黒、白、赤の4本&中身。
で、カレーやらササミ揚げやらジャガバタやらピリ辛ツナやらの摘みの皿を4人で回しながらつっついた。
いやあ、今年も楽しかった。
ステージでホッピー呑みながらその道の人らがだべる、だべる。
両佐藤監督がここだけの話ということで披露した楽屋落ち話に大爆笑したり。
ギブが出演してるというのでは、月並みっぽいので放置していた今期のこれも見ざるをえまいと思ったり。
そして、なんといっても兄貴こと緒方恵美。
あいかわらずの貫禄と魅力。
なんと翌日はマカオでライブがある。 なので、このステージがハネたら成田に直行なんだと。 しかし、必殺のダブルトルネードでジョッキに注いだホッピーガブ飲み。
「俺」言葉も健在。
ついていくぜ、兄貴
しかし主役がホッピー呑んだりマカオに飛んだりしてて、肝心のエヴァは大丈夫なんだろうな。 また吹っ飛んだらシンウルトラマンどころじゃねえぞ。
まあ、来年6月公開っていうポスターもバリバリにあちこちに貼ってあるし。。
信じていいんだよな、アンノ
ということで、締めは明るく前向きにこの唄でいきたい。
甲子園にも鳴り響いた曲のオリジナル。
「DREAM SOLISTER」 歌 - TRUE TVアニメ「響け!ユーフォニアム」OPより
https://www.youtube.com/watch?v=EpJnnT4w99M
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