mixiユーザー(id:17610207)

2019年07月06日11:00

329 view

オラ&ニーハオ

CNNという米国の放送局がある。 Cable News Network

元から有名な存在だったけど、最近はドナルドとの激闘が話題になっている。

フォト フォト

で、ドナルド・ファン向けのバッジやTシャツが出回ったり

フォト フォト

ドナルド自身がツイッターにプロレス会場でCNNのロゴをかぶった相手をボコボコにするビデオを載せたりしている。

フォト


このように世界的に話題の放送局ではあるけど、日本ではここのニュースを日常的に見ている人は少ないと思う。

僕自身、ほとんど見てない。だって、当たり前だけど、ぜんぶ英語の放送だからね。


しかし、うちとこのカミさんはその英語を生業にしているので、居間にいるときはケーブルテレビのチャンネルをつけっ放し、ニュースを流しっ放しにしている。

フォト


そうすると、国内とは違うアングルで取り上げられるニュースがあることに気がつくことが多いそうだ。

例えば香港のデモのニュースなんかは実況中継が3時間流れっ放しだったんだと。

日本でもそこそこには取り上げられていたけど、ボリュームが桁違いだったそうだ。

フォト 

カミさん曰く 昔の浅間山荘事件並みだったわ。

フォト


でもまあ、香港関連はボリュームは違っても、日米ともにトーンは同じだったけど。


この哺乳類に関するニュースなんかは、我彼で取り上げ方が明らかに違っているようだ。

フォト

まあ、大方の想像はつくと思うけど、捕鯨再開に対する風当たりは相当きついようだよ。

カミさんは生粋の大阪っこで、子供の頃、庶民の味方だったはりはり鍋をしょっちゅう家で食べた世代だけど。

フォト

船上に吊るされたミンククジラの姿がCNNに写されて、キャスターがそのことを伝えるのを聞いたときは胸が痛んだそうだ。

フォト


一方、僕は昼飯どきに自分の席でおにぎりとバナナをパクつきながら、会社がとってる大手新聞を並べて流し読みするのを日課にしている。

こういう人も実はあんまりいなくて、多くは自分の家に配達される一紙だけを読んでいるのではないだろうか。

でもねえ、並べて読むとわかるんだけど、公正中立な報道なんてありえないからね。

朝日、毎日と讀賣、産経の報道スタンスはねえ、どっちもどっちで非道いよ。

どっちかの陣営の新聞だけを読んでいる人の安倍氏に対する考え方は真逆になるだろうなというのが僕の実感だ。

フォト


しかし、こと捕鯨再開に関しては朝日も讀賣も報道スタンスはまったく横並びだった。

一見中立的に事実を淡々と伝える風ながら関係者の喜びの声を紹介したりする一方で、批判的なトーンは影をひそめていた。

まあねえ、この件になると、国内は右も左も日本の食文化を守れの美味しんぼ的な声が圧倒的な勢いだからねえ。

フォト

へたに批判めいたことを書いたら、ネットや投書でボコられるのが見えてるので、どこのマスコミも似たり寄ったりの姿勢にならざるを得ないのであろう。

フォト


じゃあ、僕自身はどういう意見かというと。

そりゃあ、学校の給食の鯨カツは好物だったし。 長じては渋谷のこの店にちょくちょく寄った時期もあったけど。

フォト

今となっては鯨肉がなくては困るということはまったくない。

それよりはCNN的な人らとアンバイよくやっていった方がいいんじゃないかなあという感じがする。

なので、日経のこのコラムを読んでそうだよなあと思ったのでスマホで撮っといた。

フォト


まあその。。 根がチキンなので、外国の人ともうまくやっていこうよというハト派なもんでさ。 

牛や豚を食いながら鯨はダメとはどういう了見でえっexclamation

なんてイヂメないでくださいね。あせあせ(飛び散る汗)

フォト


実際、1週間前の土曜日はそういう色んな外国の人と仲良くやろうという講習会に参加してきたしね。

きっかけはこのイベントだった。

フォト フォト


そりゃまあ、決定当時は真夏の東京で運動会なんて気狂いピエロだ、屍者の帝国になるぞと思ったし、mixi日記にもそういうことを書いたけど。

やるからには、ホスト国の民としてなにかお役に立ちたい。

といってもなにが出来るか。 

ほんとは英語と西班牙語を使えるカミさんなんかはガイドになるのがいいんだろうけど。

五十路の身で真夏の東京の炎天下でそんなことしたら、命がヤバい。

で、二人して話し合って、選手やなんかの家族のホームステイを受け入れるのがいいんじゃないかということになった。

埼玉の協会がそういう家を募集していたんでね。

フォト


以前日記に書いたので覚えてくれてる方もいると思うけど、うちとこは中国の女子大生を受け入れたらやけに仲良くなれて楽しかった成功体験がある。

しかも、その後息子らが独立したので、2階の二部屋を提供できる。

フォト フォト

で、人種、国籍、性別、宗教そのほかを問わず、ただしネコが苦手な人だけ不可という条件で応募したんだよ。

フォト フォト


で、こないだ隣町のお役所でその講習会があったんだけど、カミさんは仕事が入っていたので、ヒマジンの僕が参加したわけだ。

フォト

カリキュラムはこういうの。

フォト


で、参加者は最初の頃教室に入ってきたのはおばさんばっかり目立って、僕みたいなおじさんも少々という感じで、やっぱりなあ、しょぼいなあと思ったけど。

そのうちに若い人もどんどん入ってきた。 赤ちゃんを世話しながら来たニューファミリー(死語)っぽい夫婦も二組。 小学生の女の子を連れたお母さんもいた。

ニッポンの未来はまだまだ明るいexclamationって感じだったよ。


で、研修の中身を簡単にいうと、捕鯨と一緒で日本の常識は海外には通用しないということだった。

午前中は千葉の市役所の課長さん兼NPO代表の人の体験談を聞いた。

その人は地震などの災害のときの現地のサポートをやった経験が豊富でね。

当たり前だけど、外国の人は日本語が不得手だ。少なくとも漢字は読めない。そうすると、避難所でも日本人なら普通に手に入れられる大事な情報が伝わらない。 

それでいろいろ不都合なことが起きたそうだ。

たしかにねえ、外国の人が家に泊まってるときに地震が起きたら、たまったもんじゃないからねえ。 

責任重大なことが身に染みたよ。

そういうときはとにかく本国なりその出先機関と連絡がとれるようにサポートするのが一番大事だと肝に銘じた。 こういう各種施設に連絡するとよい。

フォト

最近はスマホの自動翻訳機能も充実していることも教えてもらった。

フォト

あと、外国の人が外出するときは、ピクトグラムのカードを持たせてあげると役に立つときがあるそうだ。

ピクトグラムってこういうの。

フォト フォト

いや、ちがった。あせあせ(飛び散る汗) こっちです。

フォト

これ、前回の東京五輪で役に立ったので、今回はますます充実させるんだって。

フォト


で、お昼は近場にあったここにしようと思っていったん入ったんだけど。

フォト

カウンターで牛丼、並み、卵と注文すればよいと思ってたら、今は自動券売機になってるんだね。 

画面の操作に手間取ってるうちに後ろに人が並ぶので、イヤになって出ちまった。 

外国の人の戸惑いをちびっと味わったひとときだったよ。


で、午後の部がねえ、楽しかった。

最初に日本人と結婚してこっちにやってきたメデジンの女の人の体験談を聞いた。

メデジンってコロンビアの第二の都市ね。 こういうとこ。

フォト フォト

メデジンの気温は一年中25〜30度で常緑の木が生い茂っている。

フォト

なので、日本に来て一番びっくりしたのは四季があって、冬にいったん葉っぱがなくなった木が春になると緑がいっぱいになったことなんだって。 コロンビアでは木が枯れるということは死んだことを意味するそうだ。

そして、かの国では料理は塩味のものは塩味、甘いものは甘いという風に明確な味付けが決まっている。 なので、日本の甘辛いみたいな味付けは最初は受け付けられなかったそうだ。 肉じゃがとかそういうの。 甘く味付けした豆なんて論外だったって。


そういう色んな体験談を聞いた後。 僕らはグループに分かれて輪になって座った。

僕のグループは初老の夫婦と若い夫婦、若い娘さん一人と年齢不詳の海外経験豊富な女の人一人、計7名だった。

そこに中国から日本に来たという女の人が入ってきて。 これから、ロールプレイをやろうという。 女の人は日本語が出来ない設定で、玄関で靴をぬぐ、トイレやお風呂の使い方を教える、そういうことをやる。

で、この中でホームステイのホストをやったことがある人というので、僕が手をあげたら。 じゃあ、最初に皆に見本を見せてくださいだと。

マジっすかあ。おいら中国語なんてビタイチ知らないっすよ。あせあせ(飛び散る汗)

で、まあ、とにかくニーハオと挨拶だけして。 あとはジェスチャーを交えながら汗だくで仮想の家の中をを案内するハメになった。 

フォト

まあ、やけにハードルを下げたということでグループの皆さんに貢献できたとは思う。 

その後、ロープレ志願者が相次いだので。

初老夫婦の旦那さんなんか最初はなんだかムスッとしていて、おいおい昭和のオヤジかよ、大丈夫かよこの人、なんていう感じだったけど。

自分の番が回ってきたらやけに一所懸命になって皆の笑いもとってで、楽しげだった。

フォト


次に相手役が中国から件のコロンビアの女性にバトンタッチして。

最初にスペイン語でオラと挨拶して、今度は食事はなにを食べるか、食べないかをピクトグラムカードを使いながらロープレして。

最後にブラジルの女の人が来て、ポルトガル語もやっぱり挨拶はオラだとわかり。

その女性は英語なら少しはわかるという設定だったので、片言の英語で観光に出かけるなら浅草がいい、電車と地下鉄で行けるみたいなロープレをやった。


ちなみにコロンビアもブラジルも珈琲が有名だけど、両国とも日本みたいなブラックの飲み方はなくて砂糖をたっぷり入れて甘くするのが流儀だそうだ。 アイスコーヒーなんてのはこっちに来るまで想像すらしたことがなかったのも一緒。


そんなことで、充実の一日を過ごせたよ。

で、今日もカミさんは仕事に出かけた。 こっちは特に予定なし。

なので、これから居間に引きこもって壁掛けテレビを見る。

なので、締めはそういう僕の世界での平和的な交流を象徴する一曲にする。

イシュカンコミュニケーション


https://www.youtube.com/watch?v=wzB1Qj1lGmA
11 18

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年07月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記

もっと見る