この三連休は自宅に帰ってきてる。
木曜の晩、仕事がハネたとこで、速攻で新大阪に向かった。
で、お土産を買った。こういうベタなやつ。最近は大阪やでえ
感を重視してる。
カミさんが英語教室で家に来る生徒さんたちに振舞う用に適してるので。
次に改札手前のコンビニで、幕の内弁当850円、一番搾りと酎ハイレモンのロング缶を購った。 ポイントは改札に入る前に買うこと。 改札の中で売ってるお弁当やビールは2割増方高いので。
今回はついでにこういうのも買った。
僕はなにしろ新大阪ー東京の汽車の旅に関してはオーソリティーなんでね。 快適な旅にするノウハウを体得してるんだよ。
まず、席は3席通路側のCにする。 3席並びにすると真ん中が空いたままでゆったり過ごせるケースが多い。 窓際を好む人もいるけど、僕は通路側派だ。 トイレや喫煙に立つときいちいち気を使わないですむ。 今さら車窓の風景に興味もないし。
で、京都駅を過ぎてから弁当を開く。 新大阪ですぐに開けちゃうと、京都で奥の席の人が乗ってきたときにバタつく。 新大阪ー京都って10分ちょっとのことなので、たいした待ち時間じゃない。
で、ビールのロング缶を飲みながら、幕の内のちまちました惣菜やら味付きご飯を楽しんで。 酎ハイロング缶を飲みながら、おつまみのスナックをかじる。
スナックはチップスターかじゃがりこにすることが多いんだけど、今回選んだイカ天レモン100円もなかなかよかったよ。
そうやって、ロング缶を2本空けた辺りで、名古屋を過ぎる。
で、そこからはタブレットに仕込んであるアニメや漫画を楽しむ。 そうすると、あっというまに東京に着いちゃうという寸法だ。
そうやって今回も懐かしの我が家に帰ってきたわけだ。
で、カミさんに留守中の出来事やらなんやらを聞いて、寝ることにした。
まりんはやけによそよそしい素振りを見せていた。 なにしろ稀代のツンデレ姫なんでねえ。 でも、僕が寝室に引き上げると廊下から部屋を覗いて、少しずつ中に入ってきて、最後は布団の中に入ってきた。 これがねえ、帰省の第一の楽しみなんでよ。
翌日の金曜、文化の日は相棒のろまさんと約束していた。
俺らの街中野のまんだらけでお昼の12時ちょうど。
で、僕は息子らの服を勝手に着込んだ。 青のシャツに紺のコーデユロイパンツ。
で、カミさんに見せた。
僕 「黒ずくめっぽくて、ジャック・パランスみたいだろ」
妻 「アホくさ」
次に僕はこれまた息子のよれたジージャンを羽織った。
僕 「ジャンゴみたいでかっこいいだろ」
妻 「バカばっかりいってないで、とっとと出かけなさい。酔っ払ってお財布とかなくさないように気をつけてよ」
僕 「カードと帰りの新幹線チケットは家に置いとく。スマホもベルトにつないである」
で、僕はのんびり浦和まで歩いて、湘南新宿ラインに乗った。 電車の中ではスマホをいじってた。 これ、やっぱりスグレモノだねえ。 電車に乗ってる時間をうっちゃるのにまたとないツールが満載でさ。
で、久々に中野のアーケード街を歩いた。 アーケードの天井には早々とでっかいクリスマスリースがぶら下がってた。
不二家のペコちゃんはさらに進んで晴れ着になっていた。
僕はまんだらけの入っている中野ブロードウェイの手前にある煙草屋さんに寄った。
モクは持ってるけど、ライターが切れかかってたので。 その店はかわゆい百円ライターをいろいろ置いてるんでね。 今回はこれを選んだ。
で、まんだらけで漫画を立ち読みしてたらろまさんがやってきた。
さて、どこに行こうか。 お天気もいいし、あそこにするべか。 そうするべ。
で、僕らは新井薬師に向かった。 そこの公園がね、酒盛りにうってつけなんだよ。
途中の商店街で焼き鳥を買った。 ぼんじりにネギまにつくねに手羽先だったかな。
次にドラッグストアで、黒霧パックやらのどごし生やら水やら氷やらポテサラやらスナックやら使い捨てコップやらを買った。
僕 「割り箸もいるんじゃないか。ポテサラを指で掬うわけにはいかん」
ろま 「焼き鳥の串を使えばよろしい」
で、僕らは薬師様にお参りしてお賽銭をあげると、公園に向かった。
いつもの藤棚の下のベンチには先客がいたけど、もう片方の端っこにも具合の良い背もたれベンチがあったので、そこに腰を落ち着けて店を開いた。
まずは発泡酒で乾杯した。
お空はピーカン。 この公園は桜で有名なんだけど、銀杏がこれまた見事でねえ。 それが僕らの目の前で真っ黄色に燃えててさ。 それも肴にして、気のおけない相棒と芋焼酎を酌み交わす。 人生捨てたもんじゃない、のひとときだったよ。
で、僕らは心ゆくまで呑んでだべって腰をあげた。 あたりは暗くなっている。
で、中野駅で別れた。
で、僕は帰りの電車でうとうとしててはっと目が覚めた。 なんだか見知らぬ私鉄っぽい電車に乗ってる。 またやっちまったか
でも、幸いその電車は赤羽駅を通ってくれた。 ので、僕はそこで京浜東北線に乗り換えて、無事に浦和に行き着くことができた。
駅の前では若者たちのバンドが演奏してた。 最近、浦和もストリートミュージシャンの姿が目立つようになってきてる。
伊勢佐木町の路上で歌ってたゆずみたいにいずれはここからもメジャーな歌い手が登場するといいな。
で、僕は酔い醒ましにドトールに寄ることにした。
喫煙コーナーで一服つけてブレンドを口に運ぶ。 これがまたねえ、ほっとする瞬間なんだよ。
そこで、僕はちょっと違和感のある光景を目にした。
僕の横の横の席に制服のJK(女子高生)が一人で座っていたんだよ。
おいおい、今は夜中でここは喫煙コーナーだぜ。 というか、そのJKのテーブルの灰皿にはしっかり吸殻が捨てられていた。
ただ、そのJKはなんというかヤンキーっぽい感じはぜんぜんない普通のかわいい女子だった。 まるっこい膝を組んでる姿が微笑ましい。 しかも彼女は一心不乱に勉強していた。 英語だかなんだかを一生懸命ノートに書きつけてる。
はい、これがその風景。といっても、肖像権の問題があるのでこの程度のものだけど。
で、僕はなんだかほっこりした気分になってドトールを後にした。
まあ、ほっこりしちゃいけないのかもしれないけど。
で、ファミマでスイーツを買ってもぐもぐ食べながら家路を歩いた。
家ではカミさんが岩合さんの「世界猫歩き」を見ていた。
で、いいところだから邪魔しないでと言われたので。 僕は顔洗って歯だけ磨いて寝ることにした。
また、まりんが来た。で、まりんと一緒に布団に入って漫画を読んだ。
猫にちなんでこれにした。 もう一つには最近、マイミクさんと舞台になってる街のことを話題にしたこともありだったので。
吉祥寺好きのいしかわじゅんがこの街のキャットウォークという店に集うJK、やくざ、プロレスラーや小説家のことを綴ったなかなかの佳作なんだよ。
吉祥寺という街に土地感のない僕も公園に野外円形ステージがあることは知ってるけど。
オスカーっていうなかなか渋い作品をかける名画座もあるみたいだね。
さらにはバウスシアターというのもあるらしい。 この東映映画や石井輝男を出すセリフ、何人かのマイミクさんのことを思い出して寝床で吹いちった。
で、今日は弟と一緒に恒例のおふくろさんの御機嫌伺いに行って。
昼はたまさか帰ってきた次男とカミさんの三人でマックのハンバーガーを食べた。
エグチとヤッキーという200円の新商品なかなかよかったよ。
なんでエグチかというとエッグバーガーだから。 ヤッキーの方は豚肉の照り焼きバーガーね。 特に前者はコスパの点でもイケると思う。
で、今晩のディナーは夫婦でビフテキを楽しむことになっている。 セブンイレブン名物の格安赤ワインも用意してあるし。 楽しみ〜
さて、今回の日記の「実写版」というタイトルの意味だけど。
もうお分かりいただいたと思うけど、頭に載せた写真、あしたのジョーや鉄腕アトムの昭和の実写版や攻殻機動隊のハリウッドの実写版はすいません、まったく関係ありません。
自分で撮った写真だけで日記を作ってみようと思っただけです。
ご承知のように僕は日記に写真を多用する。
それはなにしろ長くてダラダラした日記を書くのが常なのでねえ。
せめて写真を合間合間に入れて、行間も開けて、せっかく覗いてくれたマイミクさんに文字がギュー詰めの黒い画面でゲンナリしないように僕なりに工夫してるからなんだけど。
それらの写真はネットで適当に拾ったものが大半。
で、せっかくスマホを持つようになったので、たまには自分で撮った写真だけでやってみようと思ったわけだ。
カミさんにはあんたの写真はピンボケばかりだと言われていて実際そうなので、お見苦しいところが多々あったと思います。
特に猫の写真は難しい。
マイミクさんには野良の鮮やかな写真をアップする人が複数いて、これまではなにげに見てたけど、実はやけに名人芸なことが今さらわかった。
なにしろねえ、ちょっといいなと思ってスマホを向けるとすぐにぷいっと顔を背けちゃうので。 仲良しの飼い猫でさえそうなだから、いわんや野良猫をやだ。
昔の詩人が猫に名前をつけるのは難しいと喝破したけど。
写真を撮るのもなかなかどうしての難事です。
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