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mixiユーザー(id:17610207)

2017年05月07日17:17

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ブリリアントなウッドデッキ

黄金の9連休も最終日。 年末年始や夏休みのときもいつもそう思うけど、ほんとにあっちゅうまだった。

前半はわりかしアクティブに過ごした。 

相棒のろまさんと一緒に上野で無花果さんの彫刻を鑑賞してそのあと飲んだ。 その翌々日も今度は僕の地元の浦和で一緒に飲んだ。

で、最初の飲みではメガネを失くした。 さらに次の飲みでは財布を失くしちまった。

これにはマイッタ。 カミさんなんか呆れるのを超えて呆然としてしまった。 で、前の晩の記憶を尋問されたんだけど、ある時点を境にぷっつりブラックアウトしててねえ。

「このままだと、記憶がないまま人を殺してもおかしくないわよ!」

おっしゃるとおりです、とこうべを垂れるしかなかった。

ところが、なんと! ダメ元で届けてた駅前の交番から電話があった。 財布が見つかったと! で、慌ててチャリンコをこいで出かけたら。 たしかに僕の財布だった。

財布の中にはお札の他にカード、健康保険証、帰阪のための新幹線チケットなどなど。

そのまんまぜんぶ入ってた。

拾ってくれた方にお礼をしたいと申し出たら。 巡回中の警官が取得したのでお礼は無用だと。 僕はその場にいた皆さんに深々と頭をさげて交番を後にした。

埼玉県警、バンザイ!

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まあ、こんな顛末があったのが連休折り返し日の5月3日。

で、後半は家で静かに過ごそうと思ったわけだ。 

財布は戻った。 メガネはないけど、即席で作ったコンタクトレンズはわりかし快調。

ここは心機一転して黄金週間を満喫しよう。 ただし、おとなしくしながら。

僕は幸いそのための最適なアイテムを用意していた。

村上春樹の最新長編、「騎士団長殺し」2部。

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多くのマイミクさんには耳タコだろうけど。 僕はこの作家が大・大・大好きでねえ。

新刊が出ると速攻で買って読むことにしてる。

で、今回も2月の発売当日に大阪の紀伊国屋で上下巻ともゲットした。

ただ、できれば一気読みしたい、そのタイミングがうまくつかめないままズルズル先送りしちゃってねえ。

このGWこそ好機ということで、帰省のバッグに入れてきてたんだよ。

で、4日の朝から取り掛かって6日の昨日、読了したわけだ。

読書場所は常に自宅のウッドデッキだった。

今年の正月にひいこら言いながらペンキ塗りしたウッドデッキ。 そこにディレクターズチェアを持ち込んでね。 ひがな読書に明け暮れたわけだ。

イメージ的には(あくまでイメージ)、この二つの組み合わせ。

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この3日間は陽気がよかった。 明るい日差しを浴びてのんびりするとねえ。

気分はもうアラン・ドロンだったよ。

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トム・リプレイは友人を殺して、その莫大な財産と美しい恋人を手に入れて、ニースかどこかの海辺のデッキチェアで陽を浴びながら、「太陽がいっぱいだ」と呟いた。

僕の場合は浦和のシャビーな設えだったけど、好きな小説が手元にあった。

ニーノ・ロータに負けないBGMだってあった。 近所の中学校の吹部の練習音。

トム=アランはカフェのおばさんになにかのカクテルを運んでもらって口にしてた。

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僕の場合は安ワインや缶酎ハイが主だったけど。 もう一つ、これがあった。

次男のさぬき旅行土産の地ビール。濃厚な味の黒ビール、その名は「父帰ル」。  

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さらにツマミも豊富だった。

初日はポテチを用意したんだけど、これはイマイチ。 次の日に近所のスーパーで業務用的5袋入りを買ったこれが最適だった。 

皆さんにもこのほどよく甘くてしょっぱい昔ながらのスナックをお勧めするよ。

ギンビスのアスパラガスビスケット

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で、まあ、そういう最高の環境で最高の小説を手にしながら、なんで読了するのに3日間もかかったかというと。

一応、上下巻合計で1000頁以上の長編だというそもそも論はおくとして。

一つには僕の寄る年波ということがある。 

かつてはチャンドラーやヘミングウェイ、サリンジャーみたいないかにもなものはもちろんのこと、高橋和巳みたいな憂鬱そのものなのやサルトルみたいなおいおい的なものまで一気読みできたんだけど。

今は大・大・大好きな村上春樹本でも1日じゃ読めない。 

特に夜がダメになっちゃって、布団の中で読もうとしてもすぐに寝落ちする。


もう一つには、諸業務からは逃れられないということがあった。やっぱ、いくらリゾート気分とはいっても、しょせんはじぶんちのベランダなんでさ。いろいろあるわけだ。

例えば、初日は小説に没頭していたときにカミさんから指令がきた。 お隣がクルマで外出したからやるわよ!

なにかというと、庭木の枝切り。

うちとこの家の庭はクルマとチャリの置き場がほぼすべてなんだけど、それでも猫の額のようなスペースに木が植えてある。

一本は金木犀で、もう一本は名前は知らないけど花と実がなる木。 で、これがけっこう背高のっぽの連中で、頭は2階まで届きそう。 なので、普通の剪定鋏では届かない。

でも、今の時期に枝を刈っとかないと、夏場にはもしゃくしゃになって、秋には枯葉が大変なことになる

で、毎年この時期にお向かいさんからマジックハンドみたいな鋏を借りて、剪定作業をしているわけだ。

イメージ的には(あくまでイメージ)、こういう感じ。

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で、枝を切れば落ちる。 お隣さんのクルマの屋根に直撃させるわけにはいかない。

ということで、お隣さんが出かけたのが枝切りの好機だったのはたしかにそうなわけだ。

で、夫婦二人でせっせと枝切りをした。 基本的なフォーメーションはどっちかがマジックハンド鋏で切って、もう片ほうが落ちた枝や葉っぱを拾ってビニール袋に入れる。

マジックハンド係は肩と腕が疲れる。 落穂拾い係は腰が疲れる。

で、交代しながら剪定を進めるわけだ。

これを約3時間近くやったので、その後はもう優雅な読書どころじゃなくなちった。


二日目はカミさんが近所のお友達と一緒に朝から出かけた。

お台場でシンコデマヨをやるからと。 なにかというとメキシコの独立祭。

カミさんは最近スペイン語に熱中してて、その教室の友達と連れ立っていった。

楽しかったそうだよ。 ついでに隣でやってたドイツ祭りにも顔を出したら、かたや陽気なラテン系、こなた厳格なゲルマン系の人らが集まってて好対照だったのも面白かったそうだ。

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それはそれとして、今日は一人でのんびり読書三昧できるなと思って、近所のスーパーで買ってきたカツサンドと赤ワインを持って、テラスに出たんだけど。

ほどなくして第三の極、もうひとりのドンが現れた。

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家の中でひとりぼっちになったまりん猫がうにゃんと言いながら、テラスの前の網戸をがりがり引っ掻いてきたんだよ。

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これはもうほっとけないでしょう。

で、僕は網戸を開けてまりんをテラスに出してやった。 まりんはふんふんとテラスの中を見て回る。 で、ごろっと寝っ転がる。

僕が、ええと、そろそろ中に入ろうよと促してもどこ吹く風。 で、最後は抱っこして家の中に放り込んで網戸を閉める。 で、それからほどなくすると、またまりんがうにゃんと鳴いて網戸を引っ掻く。 出す。 入れる。 うにゃん。 その繰り返しだった。


でも、まあ、まりんのうにゃんもある意味では小説にフィットしてた。

なにしろ、村上春樹は文壇屈指の猫好きなんでねえ。

「騎士団長殺し」にも随所に猫が引用されてた。 

正確には覚えてないけど、例えば猫のように敏捷にとか、臆病な猫のようにとか、自分の尻尾を追いかけて走る子猫のようにとかの形容詞群。

あるいは、主人公は子供の頃に「こやす」という名前の黒猫を飼っていたとか。 重要な登場人物の少女も猫を飼っているとか。


ということで、「騎士団長殺し」のことをさらっとだけ紹介しとくと。

あいかわらずやけに面白かったよ。

村上春樹作品の特性として、主人公は一風変わっているけど確かな技術が必要とされる職業で身を立てている。

例えば、会計士とか予備校の講師とか専門書の翻訳業者とか。

今回の主人公の職業は肖像画家。 美大を出て抽象画を描いていたけど、それでは食っていけない。 ので、各界の名士の肖像画を描くことを職業としている。

で、これまた村上作品の特性として、主人公は人当たりは悪くないけど、自分の生き方みたいなのにこだわりがあって、それが世間と相容れないところがある。

「騎士団長殺し」の主人公、「私」もそうで、物語は彼が妻からこう宣告されるところから始まる。

「とても悪いと思うけど、あなたと一緒に暮らすことはもうできそうにない」


あとはそうだな、これまた村上作品の常套で、音楽と酒が節々に登場する。

二つの歌劇、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」とリヒャルト・シュトラウスの「薔薇の騎士」はこの物語の主旋律といっていい。

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あるいは、この二枚のアルバムが大事なシーンで登場する。 セロニアス・モンクとブルース・スプリングスティーンの代表作ね。

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さらには主人公が相棒と長いドライブに出る。 クルマの中でシビアな会話をするんだけど。 ボルボに搭載された「カセットテープ」から流れるBGMは、まったく会話にそぐわない。 その相棒がこよなく愛する80年代ポップスのヒットメドレーなんだよ。

私 「この車の中は進化が止まってるみたいだ」

相棒 「おれはCDみたいのが好きじゃないんだ・・・略」

私 「しかし、この人生の中でもう一度、ABCの『ルック・オブ・ラヴ』を聴くことになるとは思わなかった」

たしかに僕も最後に聴いたのはいつだったか覚えてないけど、ずいぶん久しく聴いてないな、この曲。 ルック・オブ・ラヴ  ABC


https://www.youtube.com/watch?v=cNEdxZURTaI


アルコールについては、村上春樹はビール会社の回し者じゃないかと思わせるほど、この飲料の美味そうな描写に関して職人芸を発揮する人だけど。

本作では主人公が主に口にするのはワインだった。 あとはスコッチ。

一人前の男子たるもの、ひとり喉を癒したくなったとき、あるいは友を迎えたときのために自宅にスコッチのボトル一本は常備しておかなくてはならない、というのは僕が本作から得た教訓の一つだった。

ただし、「私」は銘柄にはこだわってなくて、飲んでたのはこれらのファミリアな品だったけどね。

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あとはそうだな、村上春樹は猫、音楽については文壇屈指、ビールの描写についても然り、マラソンについてもそうだけどこれは小説にはあまり登場させない。 もうひとつの得意ジャンルが映画だ。

川本三郎と交代交代で1920年代後半から80年代前半までの洋画の寸評を書いたこの本なんか、僕は師匠にしている。 寸評なので細かい説明抜き、作品のキモのところを抜き出して自分の言葉で語っている。

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で、本作でも「波止場」のマーロンブランドとかいろいろ出てきたけど、中でも「私」の相手の表情を「ポイント・ブランクのリー・マーヴィンのように片方の眉をひょいとあげた」なんて描かれちゃうと、思わずにやっとしちゃいたくなったよ。

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まあ、「騎士団長殺し」の紹介はこの辺にしとく。

やけに表面的なことしか書かなかったけどね。

表面的といえば、この物語には大日本帝国陸軍の南京入城のことが重要なファクターとして登場するんだけど。 

これを捉えて南京虐殺事件はでっち上げだ、村上は中国に媚を売ってる、みたいな誹謗中傷がネットに出たらしい。 気持ちわるいので検索して確認はしてないけど。

そういうおバカなことはやめてもらいたいなあと切に思う。


最後にこの作家のことをちょっとだけ。 ちょっとした仮説を考えたので。

僕の周りを見回すと。これはマイミクさんを含めてなんだけど。

村上春樹という作家は50代以上にはあんまり人気がないという実感がある。

今や新作を出せばあっというまに売り切れるという売れっ子なんだけどね。 

実際、クラシック、ジャズ、ボクシング、それに村上春樹をテーマにすると、コメントが激減するというのが僕のmixi経験則なんだよ。

あるいは実生活でも、僕と同世代の友人に「俺はトリモツと慶応大学と村上春樹がでえっきれいなんでえ!」と公言する奴がいる。

これは一つには食わず嫌いがあるんじゃないかと思う。


僕の感じでは、村上春樹のファン層を時期的にみると概ね3種類に分かれると思う。

第一世代はデビュー以来のファン。つまり僕だ。

僕はデビュー作の「風の歌を聴け」がたまたま書店で目について、買って読んで、なかなかいいなと思ったのがこの作家を知ったきっかけだった。

ただ、ここから何作かを出した頃のこの作家は知る人ぞ知るの存在だったと思う。

本屋大賞とかそういうのならあれだけど、群像の新人賞はとっても芥川賞には落ちた作家の小説を読む人はそれほど多くないだろうからね。

本人がマスコミに露出するのを嫌って、テレビはもちろん雑誌のインタビューなんかにもほとんど出なかったことも影響があったと思う。

で、この時代のこの作家の細々としたファンの中核は、当時の僕みたいな20代の若者でかつ男だったんじゃないかと思う。

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第二世代のファンが「ノルウェイの森」のヒットでファンになった層じゃないかな。

あれは売れた。 僕にしたら、前作の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の方が断然よかったし、ほぼ同時に出た「ダンス・ダンス・ダンス」も大分上だと思ったんだけど。 とにかく、純文学界では珍しいほどの大ベストセラーになった。

あれが出たのが1987年。 その当時の若者、それもどっちかというと女性がファンになったんじゃないかと推察する。

ただ、こういっちゃなんだけど、ベストセラーの読者にありがちなミーハーチックな感じはあったんじゃなかろうか。その分、引いちゃった層もいたんじゃないかと推察する。

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で、第三世代が今のハルキストと呼ばれる人たちだ。

この層の出現はいつからだろう、「海辺のカフカ」か「ねじまき鳥クロニカル」のどっちかが出た辺り。 村上春樹がノーベル賞候補と騒がれだした頃からだと思う。

で、この人らは男女は問わないけど、やはり若者が中心の印象はある。

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ここまでくると、その前、ノルウェイ前後までに村上作品に触ってなかった僕の同世代、つまり今の50歳代は完全に出遅れてしまったのではないか。 

で、世間じゃムラカミハルキが騒がれてるけど今さら触りたくない的な心境になっているのではなかろうか。 

なんかね、世間的なムラカミハルキのイメージって、クールといえば聞こえがいいけど、裏腹にはスカした奴みたいな感じもあるような気がするし。

実際はたしかに一昔前の私小説みたいなウェット感はぜんぜんないけど、いろいろ考えさせられることをさらっと描く語り口が絶妙なんだけどねえ。

というのが僕の仮説です。

いや、すいません、最大公約数的な動きを勝手に推理してみただけなので、俺は、私はそんなんじない!という人は多々いるかと思います。

ただ、あれだけ大ベストセラーを連発してるのに実生活でもmixiでもあの人のファンがあまり見当たらないというのはなにか理由があるんじゃないかと思って、仮説を組み立ててみました。 


もちろん、僕の周りにも50代の村上春樹ファンはいる。

相棒のろまさんはあの作家の愛読者だ。

ヲタ仲間の総帥と巨乳派も新刊が出るたびに読んでいる。 特に巨乳派は「困難な状況に陥ったときは『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を紐解く」という程のファンだ。

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で、このヨッタリの共通項を考えてみた。

猫、クラシック音楽、ジャズ、映画。。。村上春樹的な僕の趣味をあげてみる。

二人か三人までは共通するけど、最低一人はそういう趣味は持ってない。

アニメはまあ、村上春樹的じゃないし、第一ろまさんはさほど趣味にしていない。

そのろまさんは僕が知る限りの知人の中の最大の読書家で、総帥、巨乳派、僕の三人もかなり読んでいる方だけど。 小説を読むのが好きというのは村上春樹ファンの必要条件ではあっても、十分条件であるはずがない。

しかし、その小説でふと四人の共通項を思い出した。

皆、矢作俊彦のファンだということだ。

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この日本を代表するハードボイルド作家(と僕は思っている)と村上春樹は、まったく違う地平線に立って創作活動をしている。

しかし、4人が4人ともというのは偶然を超えているのではないか。

ということで、村上春樹作品と矢作俊彦作品はどこか同じポイントで読者の琴線に触れるところがある、というのを第二の仮説として提示したい

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えと、上の意味不明の記号はですね。

長いことパソコンに向かってたら、まりんが怒って乗っかってきてキーボードの上を歩いた跡の印。

明日からこの姫ともしばしの別れだ。 

なので、やや中途半端だけど、この日記はここでおしまいにします。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月07日 19:44
    すみません。食わず嫌いのまあちゃんパパです。全く興味の対象外で、ノーベル文学賞候補にも、なんですかという感じです。
    「ポイント・ブランク」いいですね。この時期のリー・マーヴィンはノリに乗っていて、名作に数多く出演しています。
    シーバースは、昔は良く買って飲みましたね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月07日 20:01
    失くした財布が丸ごと戻ってくるなんて、なんて運のよい人なんでしょ!
    日頃の行いの賜物なんでしょうか?^^

    ちなみに先日私もクレジットカードを失くしてしまいまして、しかも届いた警察からカード会社に連絡が行って、そのカード元から電話が来るまで紛失に気が付きませんでした。
    でも使われずに警察に届くなんて、田舎以外ではあり得ないと思ったのですが。

    なにかと忙しい連休でしたね。
    最後はのんびり読書で〆られて良かったですね。

    もうここ数年集中力と視力が落ちてしまい、本を読む機会が減ってしまいました。
    読むとしたら場所も大事で、居心地の良い場所決めがまず最初かも。^^
    夫は村上春樹が好きですよ。
    たぶん音楽から入ったのだと思います。
    最新作も買った様子ですが、進んでいるのかな〜?
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月07日 21:09
    無くした財布が札も含めて丸ごと戻って来るとは素晴らしい!
    御本人の功徳、または日本人の美徳ですね。

    吉祥寺に「ぐゎらん堂」と言う、今となっては伝説のライブハウスがあって、高田渡他武蔵野たんぽぽ団の本拠地として知られたところですが、ここのオーナーが村瀬春樹。当時からルポなどを発表していたので、村上春樹がデビューした時この人だと数年勘違いしていました。(^ ^)

    川本三郎、いいですねえ。
    初めて映画評を読んだのは「映画批評」誌でしたが、他が硬派の文体だったのに彼だけが分かりやすい文章でした。
    川本三郎原作の「マイ・バック・ページ」が映画化されるまで、彼が朝霞自衛官殺しに関係していたとは全く知りませんでした。
    それから原作本を買って読んだのですが前書きに引用されていたのが、以前紹介した樹村みのりの /72年の年の2月に / 暗い山で道に迷ったと言うモノローグでした。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月07日 21:47
    財布、お巡りさんに拾われ戻って来て良かったですね。
    家の鍵は財布とは別でしたか!?
    鍵と健康保険書(とか住所が明記されている免許など)が
    悪い人間の手に渡ると大変なことになります。

    >ギンビスのアスパラガスビスケット
    ダウンタウンの浜田が一番好きなお菓子と言っていました。
    私も数年前にハマったことがあります。

    以上が無難なレスですが、、(^^:

    >マイミクさんを含めて村上春樹という作家は
    >50代以上にはあんまり人気がないという実感
    私もそのひとりですね(^^:
    全く食わず嫌いでもありませんが、
    う〜ん、ひとつには
    あの人の文体、いかにも翻訳者の文という気がする(良い意味ではなくて)。
    それと、、なしごれんさん、村上氏の世代が嫌いと日記でも公言していますよね。
    私も、正直言って、「あの世代」とはソリが合わない人が少なからずいるんだが、
    私にすれば、村上氏は、その典型なんですよあせあせ(飛び散る汗)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月07日 22:45
    スプリングスティーンの「ザ・リバー」は大好きなアルバムで
    時々引っ張り出しては聴いてますが、
    映画の「ポイント・ブランク」についてはこの作品に関係して書いてるのでしょうか。
    というのは、このアルバムの中に同じタイトルの曲があるんですよ。

    村上春樹については、僕もう〜ん、という感じです。
    いや、読まず嫌いではなくてちゃんと読んだんですよ。
    でも、なんなんだろうな〜。
    僕はひっかからなかったんです。
    なんというんでしょうね〜。なんか読んでても目が滑っていくというか。
    頭にがっちり入ってこないんですよね。
    説明するのがむずかしいです(^^;
    僕みたいな人いないかな〜。いそうな気がするんですが・・・
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月07日 22:47
    濃厚な味の黒ビール、その名は「父帰ル」!!ビール
    次男さん、なかなかウイットに富んでいますね。わーい(嬉しい顔)

    奥様やまりんちゃんとの日常も終わってしまいますね。
    最後は大好きな作家の読書で〜いい連休でしたね。

    私は、村上春樹の「1Q84」最後まで完読できませんでしたあせあせ
    ちなみに妹は大好きみたいです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月08日 21:41
    まあちゃんのパパさん

    大丈夫ですよ。 まあちゃんのパパさんだけじゃないですから。

    後に続いたコメントをご覧いただければお分かりの通りで、肯定派ゼロ、あとは強い否定派、弱い否定派、よくて中立派だけですから。

    世間一般では人気作家なのは間違いないんですが、僕のmixi仲間の皆さんの間ではいかに不人気な作家なのかが立証された形です。^^;

    中でも、まあちゃんのパパさんが村上春樹を好まないのは、なんとなくわかるような気がします。

    なので、アニメと一緒で嫌いなものを口に押し込むようなことをするつもりは毛頭ないですが。。。

    本文で紹介した「映画をめぐる冒険」だけは気に入ってもらえるんじゃないかなと思います。

    ブレーク・エドワーズの「銃口」、ジョン・プアマンの「ポイントブランク」、ジョン・ギラーミンの「野良犬の罠」をB級アクションの三大傑作とする感性は僕と一緒で、ひいてはまあちゃんのパパさんにも通じるのではないかと。

    僕はこの本に載っている村上春樹の寸評の数々、例えば「動く標的」や「ワイルド・バンチ」、「地獄の黙示録」などのそれをmixi日記で引用することが多いです。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月08日 21:58
    あっぷるぱいさん

    いやあ、日ごろの行いがよければ、メガネを失くして出てこないなんていうことが起きるはずはないのでそれはないんですが。

    財布が出てきたときはびっくりしました。

    拾ってくれたお巡りさんに感謝、感謝です。 

    読書三昧はよい休暇になりました。

    で、この日記を書いた最終日は息子二人も家にいたので、家族4人でお袋さんのご機嫌伺いをして、帰りに台湾料理屋でパーコー麺を食べて、夕餉も家で皆で食べて色んな話をしてで。

    なんというかこう家族的な一日になってこれもよかったです。

    そうですよね。 大分前に村上春樹を話題にしたとき、旦那さんがファンだということを教えてもらって、よい趣味ですねえなんていうことを申し上げました。

    「騎士団長殺し」もお持ちですか。

    それは間違いなく、ご自分のオーディオルームで、作中に出てくるオペラや弦楽四重奏曲なんかを流しながら読書されているんだと思います。

    僕もそうしたかったんですが、主なCDを大阪に置いてきちゃってたので果たせませんでした。

    まあ、ベランダでそういうのを鳴らしたら、近所迷惑そのものですけどね。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月08日 22:25
    ネネネの寝太郎。さん

    僕の功徳はまったくないですが、埼玉県警のお巡りさんには感謝です。^^

    村上春樹は本名なんですが、デビュー当時、もうちょっとマシなペンネームにした方がよいと関係者に忠告されたそうです。

    なにしろ当時は村上といえば龍、春樹といえば角川の全盛期でしたから。

    ぐゎらん堂の村瀬春樹氏とよく間違えられたということも本人がエッセイに綴ってました。 

    ちなみに村上春樹本人は作家になる前、ぐゎらん堂が流行っていた70年代の同じ時期には国分寺でジャズ喫茶を営んでいました。 

    ちなみに俳優の村上冬樹とも混同されて迷惑をかけてしまったと言ってます。

    川本三郎は僕は本文で紹介した「映画をめぐる冒険」で初めて知ったんですが。

    その後、色んな映画評を読むにつれ、淀川長治や双葉十三郎などそれまで知ってたオールドスタイルとは大分違うなあと思うようになりました。

    といっても、そんなに読んでたわけじゃないので、「マイ・バック・ページ」のことは初めて知りました。

    凄いですね。 朝日の記者だったのが、執行猶予付きとはいえ懲役ですか。

    こりゃあ、ほかの評論家とはぜんぜん違う味があるわけだわ。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月08日 23:00
    蟹座さん

    無難な方はおいといて。

    待ってました! というコメをいただきました。^^

    というのも、単に村上春樹が好きと書いても、嫌いな人や無関心な人には、ああそうとスルーされるのがオチなので。 挑発っぽいことを長々と書いたんです。

    翻訳者の文体というのは、実際彼は翻訳家としても活躍しているので、そういう風に感じる方もいるかもしれません。

    僕の場合はあの独特のスタイルがデビュー当時からしっくりきていて、あの文章を読んでるだけで気持ちがよくなってしまうんです。

    まあ、これは好みの問題ですね。

    一方、全共闘世代(ないし団塊の世代)問題については。

    ご指摘の通り僕はあの世代が嫌いだと公言していますが、蟹座さんが嫌いなのとはベクトルが違うかもしれません。

    蟹座さんはあの世代が若者だった当時の学生運動やアングラ自体を好んでいないように見受けられます。

    一方、僕は学生運動やアングラに走ってた当時の彼らが嫌いなわけではないんです。 でなくて、その後、サラリーマンになった人らに苦手なタイプが多いんです。なにしろ実際問題としてちょっと前まで常に上司の太宗を占めていたので。

    なんというか、出世競争に走ったり、年金などの既得権益をがっちりつかんで離さないとか。 

    もちろん、サラリーマンなら誰しも出世を目指すのは当たり前なんですが、あの世代はちょっとえげつない感じがぬぐえない。 第一、若いころ唱えてたラブ&ピースはどうなっちゃったんだいという風に思わざるを得ない。

    そういうことでは、村上春樹は本人も作品も、出世競争や既得権益的世界とは無縁というか、むしろ対極に位置しているというのが僕の感覚です。

    村上春樹だけでなく、ジュリー、ショーケン、拓郎、ゴジ(長谷川和彦)など、あの世代がきらいと公言しているわりにはあの世界に自分のヒーローが多いのは、彼らは皆、あの世代の中の僕がきらいなタイプとは違うからです。

    蟹座さんのあの世代に対する感覚は僕の勝手な解釈ですので、間違ってたらご容赦ください。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月08日 23:26
    コムシンさん 

    村上春樹はエッセイなどいろいろな書き物の中で、ブルース・スプリングススティーンと映画「獲物の分け前/ポイントブランク」の素晴らしさを別個に讃えてきています。

    ので、本作に両者が登場したのは僕には自然な感じでしたが、ポイントブランクを出したところにザ。リバーは関係していませんでした。

    コムシンさんのおっしゃるなんというか村上春樹の読み応えのなさみたいな感覚はわかるような気はします。

    僕の場合はあの独特なスタイルに触れると、するすると中に入っていけて堪能しちゃうという感じなんですが、これも説明するのは難しいです。

    ので、ザ・リバーが登場するシーンを中抜きで抜粋してレスに替えます。 主人公が別れた妻と会う約束をした電話を置いた後のシーンです。^^

    私はブルース・スプリングスティーンの「ザ・リヴァー」をターンテーブルに載せた。ソファに横になり、目を閉じてその音楽にしばし耳を澄ませていた。
              中略
    いずれにせよ、そのアルバムにおけるEストリート・バンドの演奏はほとんど完璧だった。バンドが歌手を鼓舞し、歌手はバンドをインスパイアしていた。私は現実の様々な面倒をしばらくのあいだ忘れ、音楽のひとつひとつの細部に耳を傾けた。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月09日 00:01
    会社員時代に受付や総務の仕事をしていました。。。
    私の勤めていた頃は会社で社員の通勤定期の一括購入をしていたので、JR・東急・都営・地下鉄etc....
    各々の会社に関わらず、定期を落とすと先ず会社の代表電話に掛かってきました。

    SuicaやPASMOが無かった時代のことですし、6ケ月定期でしたから紛失すると生活が困窮する人もいましたね。
    内線で「○○部の××ですが、落とし物届いていませんか?」って......泣きそうな声で掛かってきたり
    あさイチで真っ青な顔で受付に飛び込んできたりしました。 
       
    で、財布と定期ってなぜかいっつもおんなじバターンで無くすんですよね。
      飲み会で我を忘れ酩酊し終電に乗り込んだ
      通勤に3路線以上利用の乗換が多い     
      出張帰りでA0-A1版サイズの図面などの大荷物を抱えた   などです。

    不思議なことに見つかる人ってどのパターンでも見つかるんですよね。
      乗換のターミナル駅の駅員
      メトロの上野の落とし物センターの係員
      会社最寄り駅の交番のお巡りさん
      同じビルの別フロアの他所の会社の人  から報せを貰い難を逃れたのは同一人物でしたよ。

    そんなこんなが何度かあったからかなのかは定かではありませんがその殿方からは
      出張の折は洋風の銘菓のお土産
      盆暮の帰省の際は縁結びのお守りやご当地マスコットのタオルハンカチ  を頂きました。

    オッチョコチョイだけど女子社員にも気を遣える優しい人だから落とし物も見つかるんでしょうね。
    きっと 神様はおられるんでしょうね(笑)



    1987年......バブル華やかなりし頃、紅い口紅をつけたハタチの女子大生だった私目も御多分に漏れずに
    クリスマスカラーのスタイリッシュな装丁に惹かれ『ノルウェイの森』を漢和辞典や古語辞典と共に
    大きめのクレージュのボストンバッグに入れていました。
    ですから、紛れもない第二世代ということになりますね。

    2017年......不景気故か公務員志望で、冴えないメガネにUNIQLOのチェックのシャツとチノパンを身に着け
    1.5時間かけて大学に通い始めた愚息の唯一拘ったダレスリュックにはノートパソコンとSuicaといっしょに
    『騎士団長殺し』が潜んでおります。
    おそらく、彼も間違いなく第三世代であり私よりも敬虔な【ハルキスト】に仕上がっております。


    30年間........時代も性別も超えても尚、若人の心を捉えて離さない村上春樹という人はやはりただの作家と
    いうよりは教祖様に近い存在なのかもしれません。。。
       






  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月09日 00:02
    さっこさん

    次男のこのGWの行動は、まず大学時代の仲間と讃岐に旅行に行き、次に中学時代の仲間と秩父に行き、さらに別の日には会社の仲間とアキバで遊ぶというなかなかに華麗なものでした。

    カミさんには「それに比べてあなたは友達はろまさんしかいないの?」なんて言われちゃいました。 

    「独身の若いのならともかく、この齢になってゴルフとかの付き合いでなく純粋に行く?行こうぜ、と休日に言い合える相棒がいるのはけっこうえらいんだぜ」と言い返したんですが。。 

    でも、昨日はやはり遊びに出かけまくってた長男も揃って家族四人で団らんできたので、よいGWの締めくくりになりました。

    もちろん、まりん猫とは休みの間中、昼も夜もいちゃいちゃできたし。

    あと、3日間、太陽がいっぱいなベランダでチェアにおさまって読書三昧してのもかなり贅沢な休日の過ごし方だったと思っています。

    「1Q84」落ちましたか。

    まあ、あれはかなりハードボイルドチックな一方で、村上春樹特有のシュールな展開もふんだんだったし。

    NHKや新興宗教をここまでまともにやっつけちゃっていいのかい的なところもあったしで。

    僕みたいなファンはわくわくしながら読みましたが、そうでない人はとっつきにくかったと思います。 逆にあれが瞬間蒸発的なベストセラーになったのには、ほんとにそんなにファンが多いのかなあと思ったぐらいでした。

    妹さんは村上春樹ふぁんですかexclamation

    うれしいなあ、あっぷるぱいさんの旦那さんと合わせて二人同志を確認できたのは幸いなことです。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月09日 00:43
    ほいちゃんさん 

    なるほどねえ。

    たしかに以前は6か月定期を失くすとえらいことになりました。

    幸いその時代は僕は定期を失くした記憶はないんですが。

    数年前に財布をすられて、中に入れてた定期も一緒にやられたことがあります。

    ただ、そのときは駅で手数料を1千円だったか払って再発行してもらえました。

    VISAカードも一緒にやられて、一晩のうちに10万円くらいだったか使われちゃってたんですが、それも保険が効いて実害はゼロでした。

    そいういことでは、今の世の中かなり安全、安心が増しているのかもしれません。

    まあ、その。。。 今回、財布が出てきたのは実に僥倖でした。

    もう何十年も前のことですが、急な用事で実家に帰るとき、上野駅でその実家に公衆電話で連絡したんです。 そのときどういう事情だったか財布を出して電話のとこに置いてそのまま忘れてしまい。 数分後に気がついて慌てて戻ったんですが、後の祭り。 煙のように消えてました。

    もっとあからさまだったのは、それから10年くらいして仙台で失くしたときです。 あのときは今回と同じく酔っぱらって落としたんですが。

    警察から連絡があって駆けつけたら、見つかったのは財布だけで、中身は丸ごと抜かれてました。 なんでもトイレに捨ててあったそうです。

    こうしてみると、僕はずいぶんあちこちでやらかしちゃってます。

    閑話休題

    私は嬉しいexclamation

    ついにご本人が村上春樹ファンという方にお出ましいただけました。

    そうですかあ、第二世代ですかあ。 ハタチの女子大生かあ。

    ノルウェイの森は売れましたからねえ。 あの頃の流行り言葉でいうと、トレンディといっても過言ではなかった。

    でも、日本文学に造詣の深いほいちゃんさんは別格です。

    僕はその頃は新婚生活時代です。 なので、トレンディには縁がなかったけど、なにしろ村上春樹の新刊が出れば速攻で買うというのを習いにしてたので、あれも当然買って読みました。

    あれはあの作家の中で初めての長編ラブストーリーだったんじゃないかな。

    で、なんと息子さんもですかexclamation 

    そおかあ、それは第三世代ですねえ。 ハルキストかあ。

    たぶんハルキストというのはこの世代から発生したのだと思います。 というのも、過去にさかのぼって文献をあさる学究的な姿勢が必要になるので。

    僕の場合はなにしろデビュー当時から親しんでいるので、新刊が出て読みだすと自然にすっと文章が織りなす世界に入っていけるので、分析的になるような必要が皆無なんです。

    村上春樹の作品はこの30年間、主にその時代の若者に支持されてきたように思います。

    なので、若者時代に親しんだ僕やほいちゃんは今でも入っていける。

    そういうことなのではないかなあと思ったりします。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月09日 20:29
    ぐゎらん堂の村瀬春樹氏に間違えられたとご本人が書いていますか?
    そうでしょうね〜、あの頃村瀬春樹氏は有名でしたから。
    72年頃だったか、村瀬春樹氏と面談してぐゎらん堂で8m映画の上映会を二度ほど開かせて貰いました。

    村上春樹の肯定派が少ないのにびっくりです。
    世の中、ほぼ肯定派だと思っていました。

    ボクが村上春樹を最初に読んだのは何の作品だったか覚えていません。
    モグラが出て来た様な、でもその頃川上弘美も同じ様な寓話的な作品を書いていたのでごっちゃになっています。

    トニー滝谷を読んだ時の印象が、なしごれんさんが、コムシンさんに書いたのと同じ印象。
    「トニー滝谷の本当の名前はトニー滝谷だった」から始まる文章をするすると読み進め、まるで現実ではない様な物語。
    そして、読み終わった後の寂寥感。
    普通、もう少しその内面を掘り下げたりモノローグを入れたりするけれど、登場人物にも読者にも距離を置く、その第三者としての絶妙な位置。
    そのふわふわとした、夢の様な世界がもたらす残酷さ。

    不意に友部正人を思い出しました。
    「はじめ僕はひとりだった。」

    https://m.youtube.com/watch?v=d3HJNbL1ngc
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月09日 21:43
    ネネネの寝太郎。さん

    はい、村瀬晴彦氏と間違えられがちだったことは本人がエッセイで書いています。

    ほかにも、本名でそのままデビューしてしまった弊害を面白おかしくエッセイに綴っています。 例えば皮膚病かなんかを患って病院にいったら、そこは性病科も兼ねていて、窓口で村上春樹さ〜んと呼ばれたときは、ペンネームにしとけばよかったとしみじみ後悔したとか。

    へえ、村瀬晴彦さんともやりとりをされたんですか。 いつもながら、寝太郎さんの交友の幅広さには脱帽します。

    僕は有名なぐゎらん堂には足を踏み入れたことさえないんですよ。 なにしろ70年代から80年代前半は茨城と宮城と大阪で暮らしていて、東京にはほとんど縁がなかったもんで。

    せいぜい吉祥寺大好き人間のいしかわじゅんの漫画で、あそこをモデルにしたと思われるライブハウスが出てくるのを見た程度です。

    村上春樹はですねえ、僕は好きなもんで何回も日記のテーマやネタにしてきてるんですが、そのたびに無反応なので、不人気作家なことはわかっていました。

    例えば、今回コメをくださっている寝太郎さんとの共通マイミクの面々なんかは、いかにもあの作家はお好みじゃないというのが寝太郎さんにもなんとなく察せられるんじゃないかと思います。

    もちろん個人の趣味なので、いいもわるいもないんですが。

    そんなことで今回はスルーされたくなかったので、村上春樹を好まないのは50歳代以上が中心で、それは1980年代に出遅れた人たちだ、みたいな挑発的なことを書いてしまいました。

    その辺に反応したのかどうかはあれですが、たしかにきらいだというコメントをくれた方々がいたのは歯ごたえがあってよかったです。 

    やあ、ほかの方々にあてたレスにも目を通していただきましてありがとうございます。 昨晩は大阪の宿舎に帰ってきてパソコンを開いて、それなりに考えながらレスを書いたので、率直にうれしいです。

    トニー滝谷は一人の人物の伝記のようなラブストーリーのような奇妙な味のある短篇ですね。

    あれが収録された「レキシントンの幽霊」はそういう短篇が主でしたが、中で僕は子供時代に一緒にいた友達が波にさらわれたときのトラウマを引きずっている男が登場する「七番目の男」が一番印象的でした。

    ちなみに蟹座さんへのレスに書いたように、僕は団塊の世代を全否定してるわけじゃなくて、きらいなのはサラリーマンになってえげつなく出世や既得権益にしがみついている自分にとってリアルに顔の見える人たちが象徴する層です。

    この世代が生んだ文化的なものとかには、村上春樹だけでなく惹かれるものが多いのでよろしくお願いします。

    友部正人もその世代ですよね。  ありがとうございます。

    ちゃんと聴くのはたぶん初めてですが、たしかに村上春樹に通じるものがあると思います。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年05月09日 22:16
    ネネネの寝太郎。さん

    しょうもない追伸です。

    ぐゎらん堂の人を村瀬晴彦なんて書いちゃいました。あせあせ(飛び散る汗)  

    これじゃまるで大藪春彦みたいだ。^^;

mixiユーザー

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