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2015年01月31日22:26

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お誕生日

こないだ、誕生日を迎えた。  57才。  おいおいって感じだ。

その誕生日の食事どきの会話。

次男 「ところで、オトンは何才になったんだ?」

僕  「57だ」

次男 「すごっ!」

妻  「ほんとにすごいわよねえ」

僕  「ちょっと待ってくれ、あんたも五十路なことは一緒じゃん」

妻  「見た目がぜんぜん違うわよ」


まあ、そうはいっても、この二人にはいろいろ祝ってもらった。

まず、誕生日の前の日曜日に三人で外食にいった。

浦和界隈では超人気のチェーン系のとんかつ屋。 お昼過ぎの2時頃にいったのに、大分待たされた。

で、ロースカツとエビフライの豪華ランチ(1000円也)を堪能した。 僕だけ、生ビール付き。

で、ホンチャンの誕生日当夜、今週火曜日に仕事から帰宅したら、ハンバーグ(自家製)とコロッケ(惣菜屋製)の豪華ディナー(ほんとかいな)が用意されていた。 

あまつさえ、デザートとしてアップルパイさえ用意されていた。

で、そのアップルパイを賞味してるときにプレゼントを渡された。

カミサンのは、カーディガンとシャツとジーパン、ぜんぶユニクロの3点セット。

次男のは、なんと大吟醸。 「北秋田」という僕の知らない銘柄。

やっぱ、はっきりいってプレゼントをもらうというのはうれしいものだ。

その日の12時過ぎに長男が残業から帰ってきた。

長男 「オトン、誕生日おめでとう」

僕 「おお。 で、プレゼントは?」

長男 「わりぃ、それどころじゃねぇ。週末に買うわ」

僕 「忘れるなよ。弟は大吟醸をくれたぞ。ポン酒の最上等だぞ!」

長男 「ういーっす」

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すいませんねえ、サザエさん的世界なことばかり書き連ねちゃって。

まあ、そういうわけで僕はフィフテイー・セブンになったのであります。


一昨年55才になっって、磯野波平の齡(54才)を超えたときは、職場の40代後半の連中に向かって五捨六入すればお前らと同世代だ!宣言して、そりゃないっしょと言われたけど。

さすがに四捨五入が常識の世界で、七捨八入はない。 

いさぎよく、還暦ちょい前なことを認めます。


僕の誕生日は1958年1月27日。

その三日後に熊本の地でこの人が生まれた。

石川さゆり。

この人のデビュー当時はわりかしよく覚えてるよ。

僕がアイドルというものに目覚めた中坊の頃は、今のAKBやモモクロにつながるアイドルの元祖、アイドルの始祖鳥ともいえるこの三人娘が一世を風靡していた。

もちろん、南沙織、小柳ルミ子、天地真理だ。 (好きな順)

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彼女らは僕にとってはちょい年上のお姉さんたちだった。

それからちょっとして高校生になったら、中3トリオの女子たちがヒットチャートの常連になった。

山口百恵、桜田淳子、森昌子。 (同上)

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つまり、その三人娘や中3トリオらに挟まれた僕と純粋同い年のスターがいなかったわけだ。

そういう中で、そこそこには気を吐いていたアイドルが石川さゆりだったんだよ。

で、おお!同学年のアイドルが出た。 なんかオーソドックスな美人ちゃんだし、いいじゃんと思ったわけだ。

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でも、その頃彼女がどんな歌を歌っていたのかは、今となってはまったく記憶から消失していた。

ところが、YouTubeというのは便利だねえ。 すぐに答えを出してくれたよ。

かくれんぼ  石川さゆり

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https://www.youtube.com/watch?v=yG_McB_pnO8

ふむ・・・  なんというか改めて聴いてみても、まったく記憶が蘇ってこないんだけど。

とにかく、これが僕の同い年の中の(たぶん)最大のアイドルです。

ちゅうか、これ、どう聞いてもド演歌でしょう。

そういうことでは、さゆり嬢に路線を転換させた当時のスタッフの判断は正しかったと思う。

で、数年後には歌謡曲史上に残る一大ヒット曲につながったわけだ。

津軽海峡冬景色  石川さゆり



https://www.youtube.com/watch?v=CwOcJOyaG6k


で、まあ、「菩薩」にまで昇華した百恵ちゃんは別格として、歌謡界で長く存在感を示すことになったのは、あの頃先行された中3トリオよりも石川さゆりの方だったんだから、人生なにがどうなるかわからないと思うわけだ。

もっとも、その石川さゆりさんも大分衰えた。

少なくとも、僕とカミサンとカミサンのおっかさんは意見が一致した。

その三人で年末に紅白を見てたら、彼女が「天城越え」を歌ったんだけどさ。

サビのところで声が出てなかった。 往年の声量が見る影もなく衰えてた。

なんだけど、同い年のホープとして頑張って欲しい。

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ところで僕は1月生まれなので、早生まれというやつだ。

この早生まれというのは案外めんどくさい。

なぜかというと、社会というものは○○年生まれでなく、学校で言えば○○年卒業、サラリーマン世界だと会社では○○年入社、官庁でも○○年入省が世代を示す基準になっている。

そうなると、暦年でなく年度が大きな意味を持つことになる。

そういう中では、早生まれ派はなんかこうハミダシッコ的になっちゃうんだよ。

干支一つとっても、同期の大半の連中が酉なのに僕は戌だ。

いっそのこと、入学も卒業もついでに会社の決算や国家の予算なんかも暦年ベースにしちゃえばすっきりするんだけど、なかなかそうはならない。

むしろ10月入学なんていうのが取りざたされていて、事態はますます複雑になりそうな様相を呈している。


と、そういうことをくどくど書いたうえで、もうひとり同い年のホープを。

この人は12月生まれなので学年は1個下だけど、生まれた年は1958年で同じ年なんだ。

たがみよしひさ

僕はこの漫画家の作品が好きでねえ。

石川さゆりはなにしろアイドルだったので、僕が高1のときにはもうデビューしてメジャーになってたけど。

たがみの場合は世に知られるようになった作品を出したのは、僕が社会に出て3年めになってからだった。

いわずとしれた「軽井沢シンドローム」だ。

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この漫画のことはこれまでもmixiで何回も紹介してるので、くどくどは書かないけど。

痺れた。

それまでは漫画という職人芸の世界は、自分らより上の世代が作り出すものだった。

それがついに俺らの世代の旗手が出たぜ!という感じだったよ。

※注 それから大分たって、僕が学生時代には既にメジャーになっていて、後に漫画の怪物と呼ばれるようになった高橋留美子も自分と同学年だったということを知った。

たがみ、新作出せ! ルーミンはやってるぞ!


で、まあ、漫画やポップスに限らず今の文化は自分よりずっと下の世代が送り出す時代を生きているわけだけど。

僕としてはそれに共感できる感性を持ち続けていきたい。

と思うわけであります。
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