この時期のキャブセッティングは難しい

最近、暑くなったり寒くなったり、気温の差が大きいです。
昼と夜との気温の差も激しいです。
この状況はキャブ車にキツイです。

昼に合わせると、夜ガスが薄いです。
暖かくなったと思ってセッティングを変えると、数日後には寒くなって、まともに走らなくなります。
夜に合わせると、暖かい日の昼に、なんだかなぁっという感じです。加速と燃費が悪くなります。

ノーマル車のキャブは、その変化に対応できるように、エンジンが壊れないように、セッティングされています。
真冬の極寒期に合わせているので、暖かくなると加速も最高速も燃費も悪くなったりします。
それを改善するためにマメにセッティング変えてるのですが、この時期は難しいです。

結局、安全の為、冬仕様に今日戻しました。
昼は夏ですが、夜は15度とかになるので、夜に合わせる事にしました。
メインジェットは、あと１ヶ月は、冬と同じでいきます。（ノーマルよりは薄くしています）
薄いとエンジンは壊れやすいですが、濃いと加速も最高速も燃費も悪くなりがちですが、エンジンが壊れる可能性は低いですからね。

キャブ車に乗ってると、インジェクションって優秀だなぁっと改めて思います。
ある意味メンテナンスフリーですから。
だけどインジェクションのノーマル車も、安全の為、濃いめにセッティングしてあるので、こだわるなら安全マージンを削って、セッティング出したほうが良いのでしょうけどね。
特に全開域は、かなり濃くしてあると感じます。
インジェクションのセッティングのズレを感じれるようになるので、キャブ車を1台持っていると良いですよ。