mixiユーザー(id:1742700)
2020年01月20日21:40
86 view
天狗岳＆本沢温泉 登山記��
かつて、主に東日本各地で共に温泉巡りをした、友人にして同僚でマイミク（死語）の「くまさん」が、本沢温泉に入ったことがなく、以前から行ってみたいと言っていたことから、2018年9月、俺が企画して行くことになった。
本沢温泉に入るには、徒歩で山に入る必要がある。なお、俺自身は本沢温泉には2008年8月、北八ヶ岳を登った後に１泊して入ったことがある。本沢温泉へは、登山口に車を停めて、山道を登って、日帰り入浴ができない距離ではないが、わざわざ長野県まで行くならやはり１泊し、のんびりと温泉に浸かりたい。また、本沢温泉に行く以上は、その前後に登山を楽しみたい。かくして、「本沢温泉泊で八ヶ岳の天狗岳に登ろう」となった。
2018年9月9〜10日に旅す。
天狗展望台駐車場（標高1750m）に車を停め、9:50に「本沢温泉入口」から登山開始。雲が厚く、天候はイマイチだが、雨はまだ降っていない。
本沢温泉（標高2100m）に到着。ただ、チェックイン時刻にはまだ早い。小屋のスタッフに声をかけ、天狗岳への登頂には不要な荷物をデポジットさせて（置かせて）もらい、白砂新道を登って天狗岳に通ずる稜線を目指す。
稜線に出た途端、雨こそ降っていないものの、ガスで視界が悪く、強風により寒くて、苦戦させらてた。それでも、強風により時折はガスが晴れ、それなりに眺望は望めた。
天狗岳は日本二百名山に数えられる、東（標高2646.3m）、西（標高2645.8m）の２つの山頂がある双耳峰である。稜線から、まずは北西に進むと東天狗岳がある。歩いている途中で、東天狗岳の山頂に人がいるのが見えた。
東天狗岳山頂に到着。山頂碑と記念撮影。背景はガスで真っ白。
さらに西に20分ほど歩き、いったん下って上り返すと西天狗岳山頂に着く。
西天狗岳山頂にて、山頂碑と記念撮影。背景はやっぱりガスで真っ白。
20分かけて、いったん東天狗岳山頂に戻り、南へと進む。下山は、ピストンで本沢温泉に戻るのはつまらないので、稜線を歩いて２つの山頂と１つの峠を経る、ちょっとした周回コースを進むことにする。
根石岳山頂（標高2603m）にて、記念撮影。以下略。
山小屋の根石山荘。稜線から少し外れた場所にあるため寄らなかったが、石葺きの屋根が味があるというか、何というか（ボロイというか…）。強風で屋根や小屋が飛んでしまわないようにそうしてるんだろが、それでも超暴風の時には吹き飛んでしまうんじゃないか？みたいな。
次の箕冠山に向かう途中で、コースは稜線から樹林帯に入った。
ここへ来て、山頂部のガスが晴れた東西天狗岳の姿を望むことができた。
箕冠岳（標高2590m）にて、記念撮影。
北八ヶ岳は「苔の緑の美しさ」でも知られる山域である。苔の群生に挟まれた山道を進む。
南北八ヶ岳の境である夏沢峠（標高2440m）に到着。夏沢峠には「山びこ荘」なる山小屋がある。この時は無人だったが、小屋にはモモンガが住み着いているらしく、観察会なども行われているらしい。
山びこ荘の外で昼食。山の定番、カレーラーメンをコンロで調理して食す。今回は、具が干し椎茸、干しきくらげ、乾燥ワカメのみという「簡易版」。それでも、山の中で食べるホットフードは美味！ 水やコンロは重いけど、やはり、山行中に１回は、簡単なメニューでも調理して食べたいもの。お腹を満たし、荷物を軽くし、いよいよ本沢温泉へと向かった。
見上げると、硫黄岳の姿が見える。距離的には、本沢温泉泊であれば普通に登って下りられるのだが…。
夏沢峠から本沢温泉へ向かう道には、複数の大木の倒木があり、進行を阻まれた。同行のくまさんが、うりゃ！うりゃ！と倒木の枝をワイルドに薙ぎ払い、倒木の隙間に通り道となる空間を作りながら先に進んで行く。
倒木には、たくさんの真新しい実が成っている。黒くて巨大な松ぼっくりのように見える。後に本沢温泉のスタッフに聞いたところ、これらはつい最近の台風により生じた倒木群で、スタッフが山の下の方から撤去を進めているが、まったく追いつかないのだという。
本沢温泉の野天風呂入口に到着。宿泊小屋の「本沢温泉」はここから10分である。
続く。
本沢温泉に入るには、徒歩で山に入る必要がある。なお、俺自身は本沢温泉には2008年8月、北八ヶ岳を登った後に１泊して入ったことがある。本沢温泉へは、登山口に車を停めて、山道を登って、日帰り入浴ができない距離ではないが、わざわざ長野県まで行くならやはり１泊し、のんびりと温泉に浸かりたい。また、本沢温泉に行く以上は、その前後に登山を楽しみたい。かくして、「本沢温泉泊で八ヶ岳の天狗岳に登ろう」となった。
2018年9月9〜10日に旅す。
天狗展望台駐車場（標高1750m）に車を停め、9:50に「本沢温泉入口」から登山開始。雲が厚く、天候はイマイチだが、雨はまだ降っていない。
本沢温泉（標高2100m）に到着。ただ、チェックイン時刻にはまだ早い。小屋のスタッフに声をかけ、天狗岳への登頂には不要な荷物をデポジットさせて（置かせて）もらい、白砂新道を登って天狗岳に通ずる稜線を目指す。
稜線に出た途端、雨こそ降っていないものの、ガスで視界が悪く、強風により寒くて、苦戦させらてた。それでも、強風により時折はガスが晴れ、それなりに眺望は望めた。
天狗岳は日本二百名山に数えられる、東（標高2646.3m）、西（標高2645.8m）の２つの山頂がある双耳峰である。稜線から、まずは北西に進むと東天狗岳がある。歩いている途中で、東天狗岳の山頂に人がいるのが見えた。
東天狗岳山頂に到着。山頂碑と記念撮影。背景はガスで真っ白。
さらに西に20分ほど歩き、いったん下って上り返すと西天狗岳山頂に着く。
西天狗岳山頂にて、山頂碑と記念撮影。背景はやっぱりガスで真っ白。
20分かけて、いったん東天狗岳山頂に戻り、南へと進む。下山は、ピストンで本沢温泉に戻るのはつまらないので、稜線を歩いて２つの山頂と１つの峠を経る、ちょっとした周回コースを進むことにする。
根石岳山頂（標高2603m）にて、記念撮影。以下略。
山小屋の根石山荘。稜線から少し外れた場所にあるため寄らなかったが、石葺きの屋根が味があるというか、何というか（ボロイというか…）。強風で屋根や小屋が飛んでしまわないようにそうしてるんだろが、それでも超暴風の時には吹き飛んでしまうんじゃないか？みたいな。
次の箕冠山に向かう途中で、コースは稜線から樹林帯に入った。
ここへ来て、山頂部のガスが晴れた東西天狗岳の姿を望むことができた。
箕冠岳（標高2590m）にて、記念撮影。
北八ヶ岳は「苔の緑の美しさ」でも知られる山域である。苔の群生に挟まれた山道を進む。
南北八ヶ岳の境である夏沢峠（標高2440m）に到着。夏沢峠には「山びこ荘」なる山小屋がある。この時は無人だったが、小屋にはモモンガが住み着いているらしく、観察会なども行われているらしい。
山びこ荘の外で昼食。山の定番、カレーラーメンをコンロで調理して食す。今回は、具が干し椎茸、干しきくらげ、乾燥ワカメのみという「簡易版」。それでも、山の中で食べるホットフードは美味！ 水やコンロは重いけど、やはり、山行中に１回は、簡単なメニューでも調理して食べたいもの。お腹を満たし、荷物を軽くし、いよいよ本沢温泉へと向かった。
見上げると、硫黄岳の姿が見える。距離的には、本沢温泉泊であれば普通に登って下りられるのだが…。
夏沢峠から本沢温泉へ向かう道には、複数の大木の倒木があり、進行を阻まれた。同行のくまさんが、うりゃ！うりゃ！と倒木の枝をワイルドに薙ぎ払い、倒木の隙間に通り道となる空間を作りながら先に進んで行く。
倒木には、たくさんの真新しい実が成っている。黒くて巨大な松ぼっくりのように見える。後に本沢温泉のスタッフに聞いたところ、これらはつい最近の台風により生じた倒木群で、スタッフが山の下の方から撤去を進めているが、まったく追いつかないのだという。
本沢温泉の野天風呂入口に到着。宿泊小屋の「本沢温泉」はここから10分である。
続く。
2
0
ログインしてコメントを確認・投稿する