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日記一覧

「愚行録」
2017年02月21日06:40

原作は貫井徳郎で、直木賞候補になった作品だ。すでに劇場公開されているが、私が観たのは試写会だった。田中武志(妻夫木聡)は週刊誌の取材記者だ。妹の光子(満島ひかり)は幼児虐待で収監されており、被害者となる姪は重体で入院中だった。武志と光子は母

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サラリーマンの父(小日向文世)と専業主婦の母(深津絵里)、大学生の息子(泉澤祐希)と高校生の娘(葵わかな)、郊外の高層マンションに住む典型的な家族が鈴木家だった。ある朝家族が起きてみると、停電になっていた。しかもただの停電ではなく、電池も使

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フェブラリーS
2017年02月19日07:53

今年のフェブラリーSはかなり混戦だ。ディフェンディングチャンピオンのモーニンは、昨年このレースを勝った後低迷、その他の馬も含めて前走勝利しているのがカフジテイクしかいない。いい意味でも悪い意味でも実力伯仲しているため、抜けた馬がいないのだ。

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「マリアンヌ」
2017年02月18日00:41

原題は「Allied」で、「同盟国」とか「親戚」という意味らしい。なかなかいいネーミングだと思うが日本人には馴染みの薄い単語で、邦題を「マリアンヌ」にしたのは正解だったと思う。1942年のカサブランカ。カナダから連合軍に参加しているマックス・ヴァンタ

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良くも悪くもティム・バートンワールド全開の作品だった。フロリダの高校生ジェイクは、バイト先に父から連絡が入ったため祖父の家に向かっていた。ジェイクが到着した時には祖父のエイブは、両方の目玉がくりぬかれた状態で倒れていた。エイブは最後に「島へ

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トム・ハンクスがリストラされかけている中年営業マンを演じていると聞き、かなり共感が持てるかと思って観に行ったが、実際には思っていたのとはやや違った内容の映画であった。家族も車も家も無くした男クレイ(トム・ハンクス)は、再就職したIT会社のミッ

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ちょっと前にTV放送の録画を見たばかりだが、どうしても我慢ができなくて「カリオストロの城」のMX4Dを観に行ってしまった。MX4Dの「カリオストロ」にも興味があったが、それ以上に、「カリオストロの城」を映画館のスクリーンで観る機会は、もうこれで最後か

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ルパンシリーズの新作と言う事で取りあえず観に行ったが、よくわからない部分が多かった。後から調べたのだが、深夜に放送されていた「LUPIN the Third -峰不二子という女-」の流れを汲む作品で、間に「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」という作品があるらし

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もう終了してしまったが、今年2回目のギンレイの2本。まず「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」。社会科と美術史の教師ゲゲンは、規則が厳格なフランスの高校で、上のクラスの試験に落ちた者のクラス、いわゆる落ちこぼれクラスを担当していた。人種、宗教は様々

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「ザ・コンサルタント」
2017年02月05日09:05

「ザ・コンサルタント」と言うタイトルと、会計士が企業の不正会計を暴くと言うストーリーから、企業モノをイメージしていたのだが、想像とはまったく異なる正当派アクション・ムービーだった。財務省の長官レイモンド・キング(J・K・シモンズ)は、部下のメ

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「恋妻家宮本」
2017年02月04日09:13

重松清の原作で、脚本家の遊川和彦が初めて監督も担当した作品だ。宮本陽平(阿部寛)は中学で国語の教師をしている。しかし本当は大学で国文学の研究をして、作家になるのが夢だった。学生時代に知り合った美代子(天海祐希)に妊娠したと告げられ、やむなく

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スティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)はNYで活躍する天才外科医で、彼の手術は「神の手」と呼ばれていた。患者を救うと言う意思は非常に強いものの、一方で傲慢なため他人をさげすむ部分もあった。ある日ストレンジは車の運転を誤り、大

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原作は黒川博行の直木賞受賞作品だ。それほど期待しないで観に行ったのだが、なかなか悪くない作品であった。父が生前ヤクザだった二宮啓之(横山裕)は、ヤクザにもなりきれず、建設現場でもめ事を解決するシノギで糊口を凌いでいた。その二宮に仕事を振るの

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「スノーデン」
2017年02月01日07:10

2013年6月、NSA(アメリカ国家安全保障局)に所属していたエドワード・スノーデンが英国ガーディアン紙に、米国政府が違法な手段で世界中の通話やメールなどを傍受収集していた事を暴露した。この映画はそのスノーデンが暴露に至るまでを描いた作品であるが、こ

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