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2020年06月28日14:32

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宝塚記念

13年振り2回目のフルゲートとなった今年の宝塚記念。
梅雨時のうえ、阪神2200mと言う王道から外れた距離、コース設定のため毎年出走馬が少ないのだが、今年は海外G1が軒並み中止になったこともあり、アーモンドアイとフィエールマンこそ出走しないが、G1馬が8頭という豪華な顔ぶれになった。
関東地方は午前中大雨だったが、阪神競馬場はレース前から雨はあがり、すでに良馬場発表になっている。

ここ数年の宝塚記念は二つの特徴がある。
香港のレースで好走した馬と、牝馬が上位に来ている。
今回の二つの条件に当てはまるのはラッキーライラックだ。
昨年末の香港ヴァーズが2着、そして前走の大阪杯でも勝利している。
馬場も回復したのであれば、この馬が優勝の最右翼か。
しかしそれよりも狙いたいのは、POG指名馬のサートゥルナーリアだ。

苦手と言われた左回りの金鯱賞を58kgで完勝。
G2ではあるものの、負かした相手のレベルは決して高くはなくタイムも平凡ではあったが、それでも他馬より2kg重い斤量を背負って番手から上り最速の脚を使っている。
気性に問題のある馬だが、今回は無観客という部分はかなり有利に働くだろう。
出走していれば人気になった大阪杯をスキップしてここに直行しており、狙いすましてのローテーションだ。
一番人気だが本命で仕方ないだろう。

対抗はブラストワンピースだ。
前走の大阪杯は内枠が災いし、スタート直後にラッキーライラック、ダノンキングリーに前に入られてしまい、外々を回らされる厳しい競馬だった。
今回は大外枠ではあるが、今の阪神の馬場は直線で外が伸びるので、逆に有利に働くだろう。
鞍上の川田は今年は精彩を欠いていたが、水曜日の帝王賞をクリソベリルで完勝、復活の兆しを見せた。
阪神競馬場は大阪杯が6、7着で2年連続で掲示板を外しているが、3歳時に毎日杯を勝っているので不得意と言うわけではないだろう。

三番手はラッキーライラックだ。
これまで15戦して6.4.2.3と言う堅実な成績で、昨秋からは4着以下に沈んでいない。
鞍上デムーロも1.1.0.0で相性がいい。
今回も惨敗はないだろう。

四番手は同じ4歳牝馬のクロノジェネシスだ。
こちらは10戦して5.2.2.1の成績で、馬券圏外だったのは昨年のエリザベス女王杯の5着のみ。
前走もラッキーライラックとほぼ差のない競馬をしている。
京都記念では、昨秋のJC2着だったカレンブーケドールより1kg重い斤量を背負いながら退けている。
ただ京都記念を勝ってはいるものの、パゴ産駒という事で2200mはギリギリの印象だ。
外枠に回った距離ロスを考えると、今回も勝ちきるまではやや難しいか。

五番手はワグネリアンにする。
3歳時の神戸新聞杯以降勝利はないが、この間も常に上位争いをして掲示板を外していない。
直近3戦のG1もすべて上り3位の脚を使っており、まだまだ見限ることはできない。
人気を落としている今回は、狙い目かもしれない。

最後は少々迷う。
香港好走組で言えばグローリーヴェイズなのだが、この馬はデビュー2戦目から坂のあるコースを走っていない。
デビュー戦の中山を勝っているとはいえ、坂で切れ味が鈍る可能性もある。

春の天皇賞組で最上位はスティッフェリオだが、3.16.5と言うかなりのスローペースで逃げ残りのパターンなのにフィエールマンにあっさりかわされてしまった。
レースレベルに疑問が残るうえに、中間の調教も僚馬ダンビュライトに後れを取った。
そのダンビュライトは去勢して2戦目。
前走よりは調教も積めているようだが、まだ信頼を置ききれない。
それならばキセキか。
前々走で大きく出遅れたため、ゲート試験を受けることとなった。
そのため調教の予定が大きく狂い、天皇賞春は過去最大の馬体重での出走、あきらかに太目残りだった。
レースは逃げて失速してしまうのだが、今回は今までと異なり坂路で調教し、馬の心機一転を促した。
昨年の2着馬であり、このレースで復活する可能性もあり得る。


◎サートゥルナーリア
〇ブラストワンピース
▲ラッキーライラック
△クロノジェネシス
×ワグネリアン
×キセキ


馬券は三連単フォーメーションでいつも通り、1着◎○、2着◎○▲△、3着◎○▲△×の24点勝負
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