mixiユーザー(id:1742219)

2020年06月27日07:57

79 view

「ドクター・ドリトル」

CGを駆使したファミリー用の映画である。
それほど期待しないで観に行ったが、予想よりはかなりよくできた作品であった。

ジョン・ドリトル(ロバート・ダウニー・Jr)は優秀な獣医で、冒険家のリリーと出会ってからは世界中の動物を救う旅に出ていた。
だがリリーが一人で冒険に出掛けた時に遭難し、帰らぬ人となってからは、ドリトルは屋敷に閉じこもり、屋敷内の動物だけを相手にして暮らしていた。

スタビンズは心優しき少年で、両親を亡くしたため叔母の家族のもとに引き取られていた。
叔母の夫である叔父と従妹は猟師で、スタビンズにも猟を教えようとするのだが、彼は動物を銃で撃つことができなかった。
ある日誤ってリスを撃ってしまい、スタビンズは激しく動揺する。
そしてその場にいた鳥に導かれ、ドリトルの屋敷を訪れることになる。

屋敷には女王陛下の使いのレディ・ローズも来ていた。
ローズは女王が病に倒れ、ドリトルに診てもらう事を希望していると告げる。
ドリトルは気が進まなかったが、動物たちにうながされ渋々女王の診察に向かう。
そこでドリトルは、女王が毒により危篤に陥っていて、17日後の日食までにエデンの樹の島の果実を飲まないと死んでしまうと診断する。
エデンの樹の島は、かつてリリーが目指して航海の途中で遭難した島だったが、ドリトルは果実を求めて航海に出ることを決めた。
だが、女王に毒を飲まされたのは側近の伯爵で、ドリトルが果実を持ち帰るのを阻止するために伯爵は、女王の侍医のマッドフライに戦艦でドリトルの船を撃沈するように命じた。

この後、ドリトルは航海と冒険の末、無事果実を持ち帰り女王の命は救われる。
伯爵の悪だくみも明るみに出て処罰される。
クライマックスでドラゴンも登場し、典型的な子供向けファンタジーである。
そもそも原作が児童文学なので、こういうテイストでいいのだと思う。
ゴリラのチイチイやシロクマのヨシは、大人でも笑えるボケをかましてくる。
もちろん大人目線で見ればツッコミどころ満載だが、CGもかなり美麗につくられており、動物の動きもスムーズだ。
ファミリーで観るには、ちょうどいい映画だと思った。


68.ドクター・ドリトル
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する