mixiユーザー(id:1742219)

2020年02月18日00:11

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「ハスラーズ」

おそらく事実を基に作られたと思われる、エロ親父たちをカモにする映画だ。

アジア系のディスティニー(コンスタンス・ウー)は、祖母と一緒に暮らしていたが、祖母の借金を返すためにストリップバーで勤めることにした。
そこでトップダンサーのラモーナ(ジェニファー・ロペス)と知り合う。
ラモーナはシングルマザーで活躍をしており、ふたりはすぐに仲良くなり、好景気だったこともありディスティニーはすぐに借金を返済した。
その後ディスティニーは結婚、出産のため一時ストリッパーの職から離れるが、離婚を機に再びストリップバーで働き始めることとなる。

だが復職したディスティニーを待っていたのは、厳しい現実だった。
リーマンショックにより景気は後退、以前のように派手に遊んでくれる太客はいなくなっていたのだ。
ストリッパーもロシア系が多くなり、彼女たちは個室で禁じられている性的サービスも行っていた。
ディスティニーは、稼げずストリッパーを辞めていたラモーナと再会、かつての仲間を集めて客をクスリで泥酔させ、クレジットカードを限度額まで使わせるという作戦を立てた。
客はやましい部分もあるため誰も大事にしない。
ディスティニーたちの計画は大成功し、以前よりも派手に稼ぎまくる事となった。
その結果、自分たちだけでは客を回すことができなくなり、新たに仲間をスカウトする。
しかし集まってきたメンバーには、薬物中毒など怪しい者も含まれていた。

ストリッパーたちの激しい生き様を描いた作品だ。
単純に彼女たちの悪事だけではなく、ディスティニーとラモーナの友情と確執も上手く描いている。
はっきり言ってコンスタン・ウーはあまりスタイルが良くなく、序盤で彼女がストリップバーで人気者になったというスタート部分でやや説得力を欠くのだが、全体としてはいい出来の作品だと思った。


36.ハスラーズ
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