mixiユーザー(id:1742111)

2020年04月05日14:29

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小学生のときにドッジボールというのをやるが、これは人それぞれの性質がよく現れるものだ。相手がボールを投げてきたとき、ボールを受け取るために最前線で構えてボールを受け取り攻撃にまわる人、真ん中あたりに隠れて様子をうかがう人、一番うしろに移動してただただ逃げ回る人、と自然に3つのパターンに分かれる。こういった性質というのはその人の持って生まれた体質のようなものでありその後もいろんな局面で同じような態度を取るもののように思える(実際はどうだか知らない)。

僕はドッジボールを得意としていたのでいつも最前線でボールを取りに行っていた。ただ自分で投げたかったのだ。ボールを自分で取らないと投げることが出来ないので、当然いちばん前に出て構えることになる。こういう人は、戦場では切り込み隊長みたいなもので、だいたいまっ先に殺されたりする。間違っても大将や王様のタイプではない。大将は後ろでデンと構えているものだ。ドッジボールで真ん中あたりに隠れて様子をうかがう人が大将タイプではなかろうか。こういう人は周りが見えている。で、ドッジボールで後ろのほうでただ逃げ回るだけの人というのは戦場ではその他大勢の下級戦士で、最後まで生き残る確率は高いとはいえないものの、もともと人数的には多いので、やっぱり沢山生き残る。

ついでに、咄嗟に敵が攻撃してきたときに本能的に取るディフェンスということを考えてみる。ここでは、咄嗟に攻撃してくるのが暴漢だとする。ドッジボール最前線タイプは、反射的に攻撃し返す。攻撃こそ最大の防御であるという発想。直接戦うのだから勝つ可能性もあるが敵にやられる可能性もあるので(勝つか負けるかの二択)、結局やられる確率は高くなる。ドッジボールで真ん中で様子をうかがうタイプにとって敵が攻撃してきたときのディフェンスは、かわしながら相手をよく見るということになる。相手の動きをよく観察しつつ、どのようなディフェンスが効果的かを考え臨機応変に対応する。法に照らし合わせて犯罪かどうかも瞬時に判断する。最もかしこい。ドッジボールでうしろで逃げ回るタイプの人にとってのディフェンスは、やっぱりただただ逃げる。敵の性質にもよるが、逃げ切ればいいだけなので生き残る確率もそこそこ高い。

また、突然何かの虫が自分に向かって飛んできたときに取る対応の仕方も、これら3タイプそれぞれ違うのだろう。ゴキブリみたいなのが向かってきたとして、最前線タイプはまず叩き殺すことを考えるだろう。方法など考えずにただただ反射的にぶち殺す。ドッジボール真ん中タイプはまず殺し方を考える。つぶすと汚いし汚れる可能性があるから殺虫剤を使うとか、殺すのは気持ち悪いので虫網でつかまえて外へと逃すとか。とにかく様子を見ながらいろんな可能性を考えてみる。ドッジボールうしろタイプは、やっぱり逃げ回る。

最近どこかの国の首相が「これはコロナを敵とした戦争だ」みたいな大袈裟なことを言ってたようだが、そんな状況下でこれら3つのタイプの人たちの行動にもやっぱりそれぞれの特徴が出るのではなかろうか。
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