mixiユーザー(id:1742111)

2019年06月26日00:38

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うちにポトスがあるのだが、このポトスはそもそも25年くらい前に公園の近くのゴミ置き場に捨てられてたものなのだ。すっかり枯れてたのだが、ひょっとして水をあげ続けてみたら復活するのではないかと思って拾ってきた。

ほとんど実験のつもりで面白半分に毎日水と肥料をあげていたら、根っこの方から新しく芽が出てきて、見事に復活した。何故枯れてるポトスから芽が出たのか分からないのだが、根っこの部分だけ少し生きてたのだろう。

あるとき、茎だけがひょろひょろと伸びつづけて大きくなりすぎたので少し小型化してみようと思い、長い茎を片っ端から切り落とし、小さくしてみた。切り落とした茎はなんとなくもったいなかったので、大きな葉っぱのある茎ひとつだけを小ビン(アジシオのビン)に刺して水栽培することにした。そんなわけで、植木鉢に入ったポトスと、小さなビンに挿したポトスのふたつに分裂した。

しかし間も無く植木鉢に入った大元のポトスの方が枯れてしまった。茎を一気に切りすぎたせいなのかもしれないが原因はよく分からない。そして何故かビンに挿したポトスだけが生き残った。そのポトスは葉っぱが1枚だけ。もういよいよ駄目かなと思ってたのだが、そのポトスがなかなかしぶとい。そのうちに、根っこがどんどん発達してきて葉っぱも2枚になったりした。でもそれ以上成長しない。

ポトスが大きくもならないし小さくもならないし、変わりばえがしないので、水だけで育てるのをやめてみることにした。で、小さな植木鉢を買ってきて土を入れ、そこに挿してみたら、あっという間に葉っぱが増えた。というわけで現在に至る。植物にとってはかなり過酷な環境だと思うんだけど(陽が全く入らず、わずかな蛍光灯の光しかない)、結構元気なようだ。特にそのポトスを大事にしてるというわけでもないのだが、何故か上手い具合に成長している。

ところで不思議だと思うのは、ポトスは(他の植物でもそうだろうけど)枝を切って挿し木にして増やすことが出来るということ。挿し木で増やせば、ひとつのポトスが2つにも3つにもなるのだが、これがどうにも妙に感じる。植物に意識があるとすれば(無いと思うけど)、たとえば同じ大きさで2つに分裂した場合には元々のポトスの意識はどちらに行くのだろうか?また、挿し木でふたつになったポトスは、やっぱり元の大きい方に元々の意識があって、挿し木の方は新しく意識が出来るとか?まだ茎だった時代には独立した意識など無かったのに、切ったら意識が芽生えるのかな?あるいは葉っぱひとつひとつに意識があるとか?まあ、意識なんか無いだろうけど。植物が生き物だと思うと、そんなことも気になってしまうのだ。

そういえば僕はこれまでエアプランツだのパキラだのサボテンだの、いろいろ観葉植物を買ってきたけど、どれもあまり長持ちしたことが無い。長くて3年くらいだろうか。なのにゴミ置き場から拾ってきたポトスだけ25年も生きてるんだから不思議なものだ。もう少し肥料を考えて植木鉢も大きくして丁寧に手をかけて育てればもっともっと大きくなるのだろうが、そうするとそれが負担になってきて嫌になってしまうかもしれないので、あえてやらない。僕の場合、育てているというよりも実験しているという感じに近い。ずいぶん長い実験だけど。
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