みゃーん。
私の業務のひとつに区役所職員の研修の企画・運営があります。
本日、地元警察署と本庁の警察官の方々を講師にお招きし、窓口において自己の利益を目的に暴力や暴言を使って不当な要求を押し通そうとする来庁者への対処の仕方についての研修を開催しました。
主に、暴力団情勢や行政対象暴力に関する概要や事例などについて講義していただいたり、講師が反社会勢力に扮して窓口応対における不当要求のロールプレイを実施したり、暴力行為にあった場合の離脱方や護身術について演習していただきました。
特にロールプレイでは、講師が反社会勢力の立場で職員に不当な要求をするという前提で行ったのですが、
・職員の言葉じりを捉えて上げ足をとる。
・でかい声を出す
・ガサツな言葉遣いをする
・巻き舌
・机をたたく
などの威圧的な態度で実践したため、ロールプレイに参加した職員はかなり苦慮してました。
私たちは電話や窓口などで、無理難題を言われたり、罵倒されたり、長時間にわたって意見を述べたてられる経験はしておりますが、どんなに理不尽なことされても、ある程度は常識の範囲内でしか相手も攻めてこないと考えているので、今日のロールプレイはかなりインパクト強かったです。僕は司会進行なので一番離れたところで聴いていただけだけど、怖かったです。正直ちょっと涙目になるくらい(泣)。
僕は直接確認できないけど、周りの人に聞くと、警察官の眼光もかなり鋭いらしい。反社会勢力に対応しなければならないのだから、警察官自身も威圧的なところがないと相手にできないのかもね。
願わくば、今日の研修で学んだことを実践するような機会に恵まれず、平穏無事で心穏やかにお仕事に当たっていきたいなと、こころから思いました。
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