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mixiユーザー(id:1726250)

2019年07月21日14:22

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茜さす 帰路照らされど... - 椎名林檎

前回
http://open.mixi.jp/user/1726250/diary/1971900669
の続き:

...そうだ、思い出した。
その昔、SONYのオーディオ製品において800番台といえば、憧れの最上位機種だった!
「E838」は、「E888」の廉価版に違いない。道理で音イイわけだよ...
イイもん発掘した。大事に使お。

フィット感と堅牢性をさらに増すため、魔改造。

MDR-E741 と MDR-E838は短いので、"この形"にしてしまうと、
背中側にズレ落ちていく傾向がある(特に襟の無い服のとき)。
するとイヤホン部がそれに引っ張られて動かされ、最終的にはポロッと落ちてしまう。
なので、して歩いている時、しょっちゅうイヤホンを弄って位置を補正させられ、ウザい。

ということは、
・ネックハンガーを、首をしっかり捉えて動かない様に、
・ネックハンガーから先は、イヤホン部に、引っ張りも、コードの自重もかけず、
 イヤホンをフワッと支える様に、
...すれば、もっと快適になるんじゃね? と。

写真1:試作1號
線径0.55mmのピアノ線を、木綿糸巻いて束ねている様子。

毎日使うので、E741とE838 2本あるのがヨかった。(^_^)
3號まで作ってそれぞれ通勤時に試し、バネの強さ、コード出口のベストポイントを探る。

バネだろうとズレ落ちてはくるので、ネックホールド高さは結局、
首から肩へ"末広がり"のラインが始まるあたりになる。

とすると、バネである必要は無い。
癖が付くのも折れるのもイヤなので、その辺の調節(焼き入れ)が難しいピアノ線はボツ。
デザイン用自在ワイヤーを使うことにした。


...完成(写真2:E741/E838両方コンプリート)。

前回E931が断線したポイントは、Φ8被覆チューブを被せて補強。
細かすぎて判らないが、イヤホン部からのコード出口も少し弱そうだったので
エポキシを盛ってある。
糸はゴム皮膜で定着させてある。


...なかなかエグい!
(見た目もちょっとエグいけどw 写真3:装着している様子)
自在ワイヤーの硬さもちょうどいい。グッと押してやることで
よりフィットさせることが出来、誰にでもイケます。

いくら首振ってキョロキョロしても、ほぼズレない。
その都度イヤホンに手をやって補正していたのがウソの様に激減。じつに快適!

レシーバー/マイクの重さにも引きずられないので、裸でもズレない(笑
し、先に延長コードを付けてフツーのヘッドホンとして使う際にもズレない。

ちなみに言うまでもないが、尻尾(と前回から書いてしまっているがw)をここまで短くしている理由は、
先にレシーバー(ヘッドホン別売型ヘッドセット:つまりマイクを兼ねる)を付ける前提だから。
("先がリモコン"という意味では、WalkMan付属品であるE741/E838も同じなのだが、さらに短くてよい)

「コードの自重じたいが邪魔」という観点では「完全コードレスも悪くないかなぁ」とも思ったが、
・延長コードだけで、瞬時にただの有線ヘッドホンに化ける。
 そこらのパソコンやらひとりカラオケサーバー(笑)やら、何にでもつながる。
・ちょっと目の前の人と話したいとき等、片方だけポロッと外したりしても
 邪魔にならず、無くす心配も無い。
・そして、軽い!
...のは、そっちには無いメリットなのである。

今回、バックアップも1本備えることが出来たので、いよいよ、当面の心配や悩みは無くなった。
凡百の新製品どもよ、サラバ!

■なんちゃって、次回へ続く:
http://open.mixi.jp/user/1726250/diary/1972411378

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ついでに、
「ヘッドセットとかブルーなんとかってよく解らないんだけど」って人向けの解説(?)

・そもそもヘッドセットとは?
電話の受話器のことを「ハンドセット」と言います。これに対し、
インカム(ヘッドホン+マイク)型の受話器のことを「ヘッドセット」と言います。

さて時は20世紀末、Bluetoothが登場する。

Bluetoothはもともと、ヘッドセットが主な用途。
Bluetoothには、いくつか機能(正しくは「プロファイル」という)を載せることが出来るのだが、
そのうちの「HSP(ヘッドセットプロファイル)」が、その名の通り、ヘッドセット機能である。

HSPは、8bitモノラル音声での通話(マイク・スピーカー)を行う。
なので、HSPのヘッドセットは、だいたい片耳のイヤーフック型をしている。
ブランドはシーメンスやプラントロ、JABRAあたりが有名だった。日本製はほぼ存在しない。
日本がある意味「電話後進国」なのは、実は当時から。
NTT(という名の電電公社)が、暗に電話機の自由な製造・販売を規制していたからであろう。
(「電波法」も無関係ではないと思うが、無線機器だけの話ではないし、
「その後、大幅に規制緩和されました」なんて話も聞かないので、
JABRAあたりは当時からやってる・そして今こんだけ流行ってる、ことの説明にならない。)

この頃、当たり前だが、海外製携帯電話にBluetoothはたいてい付いていた。
が、意外なことに、ガラケーにも結構付いていて、タクシーの運ちゃんあたりはよく使っていた。
(そういやヘッドセットは、「車載ハンズフリーキット」と仕組みは基本的に変わらない。)
しかし、当時日本はガラパゴス時代まっ只中。携帯電話の「周辺機器」などという概念は無い、か、
あっても、「ショップ」が「○○という機種のオプションです」と言って売っているもの以外は
モグリみたいな扱いだったため、全く知られていなかった。
(なにせ、3Gのインターネット接続機能であるとか、SIMカードの存在さえ隠蔽されていた時代である。)

ちなみに、「ガラパゴス」って言葉は好きじゃありません。
特に、その元凶そのものである携帯電話会社自身や、
彼らの言いなりに、世界ではむしろフツーのロックフリー端末をまるで犯罪者の使うケータイの様に報じていたマスコミ、
彼らが「ガラケー」なんて言葉を半笑いで使ってるのを見るのは不愉快極まりない。

Bluetooth A2DPの登場:ここから話がややこしくなる。
A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)は、Bluetooth経由で音楽を鳴らせる、という機能。
多くは、AVRCP(AVリモコンプロファイル)とセットで提供される。
AVRCPはその名の通り「リモコン機能」である。この機能を搭載しているデバイスは
見た目ですぐ判る。「再生/停止、音量±、曲送り/戻しボタン」が付いているからだ。

HSPはモノラル音声なので、基本的に片耳だけでよかったが、
A2DPはステレオなので、両耳で聴かなければならない。
機器の形状としては「片耳イヤーフック型」ではダメで、ヘッドホン型か、ヘッドホン挿し口が付いた「ヘッドホン別売(レシーバーのみ)タイプ」である必要がある。

これらが後の、ヘッドホン無線化のハシリとなる。
WalkmanやiPodなど、オーディオ機器にBluetoothが搭載され、「無線ヘッドホン」が登場するのは、もっと後のことだ。

・ヘッドセット、つまり電話機屋さんの製品(だいたいモノラル)

・ヘッドホン、つまりオーディオ屋さんの製品(全てステレオ)
...は元来、毛色の違う別物である。なので、
A2DP対応のBluetoothヘッドセットは当初は、「ヘッドホン別売タイプ」が主流だった様に思う。

「Bluetoothはもともと携帯電話が主用途だった」のは、ひとつポイントである。
Bluetoothはべつに、「HSPと、A2DP/AVRCPは必ずセットでなきゃならない」というものではない。「A2DPだけ」とか「AVRCPだけ」でも構わないのである。
(A2DPだけの場合は「無線レシーバー」、「操作ボタンは無く、ヘッドホンジャックだけが付いた」姿の機器になる。
AVRCPだけの場合は、単なる「無線リモコン」になる。前にコカ・コーラのオマケで「自撮り用遠隔シャッター」なんてのがあったっけ。アレなんかがそう。)
それでも、「まずHSPありき」だったのである。携帯電話に繋げる前提ならば、
ヘッドホンしてんのに、電話来た時に「そっちでは通話は出来ません」では寧ろ不自然。付いているのが自然な流れだったからだ。
(現実問題、マイク付けたくらいで高価になるということも無かったし。)

ちなみに「HSPはガラケーにも結構付いていた」と書いたが、A2DP対応端末は恐らく存在しなかったはず。
携帯電話会社の音楽配信サービス(本体のアナログイヤホンジャックから出力する仕様)
と競合するため、搭載が事実上禁じられていたからである。(そりゃあ、取り残されるよね^_^;)
自分は当時「SmartPhoneに乗り換えると、真っ先にWalkmanが要らなくなるとは、知らなかった!」とあちこちで発言していたのだが、
(実際、Walkmanの類はこの頃全て退役となった)
自称ケータイマニア(笑)ほど、電池が減るだの音が悪いだの言って、全く話が通じなかったのを覚えている。

ここまでが、2006年あたりまでの話。

さて「無線ヘッドホン」が登場すると、Bluetooth機器は逆に「解り辛いもの」になっていく。
接続機器が携帯電話でなくなったことで、「HSPなし」「A2DPのみ」といったバリエーションが出てくるからだ。

そして、Apple社の対応の遅さが、これに追い打ちをかける。(後述)

今や、イヤホン/ヘッドホン売り場は、
・音楽リモコンの有無
・マイク(通話機能)の有無
・接続方式の違い:3極ミニジャック / 4極ミニジャック / Lightningポート / 無線(Bluetooth) / 無線(非Bluetooth)
が入り乱れ、

特に、携帯電話に繋ぐやつを買おうとすると、
・無線ヘッドホン・マイク付き(通話も出来ます)
・ステレオ通話イヤホン
・音楽レシーバー・通話対応・イヤホン付き
...等々、商品名がメチャクチャ。
ぼくですら、ウッカリ間違ったものを買ってしまいそう。

これじゃあ、敬遠もするよね。
キミら消費者は、悪くない。
過去何度か〇〇だの〇〇だの言ってきたけど、ゴメン、謝るよ。
(そう思ってはいるので、撤回はしませんw)

ちなみに、iPhoneのBluetooth対応は後発も後発。
今頃「無線を流行らせてるのはぼくら」ズラしてるとしたら、ちょっと、こっち来て歯食いしばれ。
https://open.mixi.jp/user/1726250/diary/1244593626
お前たちが初めからBluetoothをやっていれば、Lightning接続のはもちろん、
ひょっとしたら4極プラグも、存在しなかっただろうに。

...一見売り場は華やかだが、よく見りゃ似た様な粗悪品ばかり。多様性は寧ろ失われ、
そのじつ、
・未だにwalkman、iPodを手放せずにいる人
・iPhone標準添付の有線ヘッドセットして、ハンドセット(iPhone本体)のマイクで喋ってる人(ヘッドセット自体をそもそも知らないらしい)
がワンサカいるというwww
そして、「iPhone用(Bluetoothに限って言えば、この表記はそもそもウソw)」ばかりが無駄にスペースを占めているうえ、
(最近のは知らんが、おそらく)OS側の誤った実装によって、Androidユーザーにはほとんど認知されていないというwww

e.g.------
経緯を知らない上に、
「ヘッドホン別売タイプヘッドセット(HSP/A2DP/AVRCP)」を、
単に「レシーバー」って言われちゃうもんだから、
「これにマイク・リモコン付きヘッドホンを繋げたいんだけど、出来るのかな?」
なんて疑問を持つ人も大勢いる(のが、amazon見てるとよく解る)。
↑経緯を知ってれば、これは「無理に決まってるし、フツーやろうとも思わない」(笑
4極プラグが流行っていなければまだマシだったのだが、時既に遅し。
このあたりの解り辛さがアダとなり、別売りタイプは絶滅の道を辿る。

A2DPのみを実装した「ヘッドホン無線化キット」とか「Bluetooth(音楽)レシーバー」
またはそれ+AVRCPを半端に実装した製品(ELECOM LBT-PAR02など
http://open.mixi.jp/user/1726250/diary/1959006517
) がさらに話をこじらせる(これらもまもなく自滅するであろう)。

※宿ヨドにおけるELECOM製品の店頭陳列状況:絶滅の経過をよく表している。

2015年:
LBT-PAR150単体パッケージが並んでいた。
http://open.mixi.jp/user/1726250/diary/1943816574

2016年:
PAR150単体は姿を消し、ヘッドホン抱き合わせパッケージだけになる。
付属のヘッドホンがまたコードのクッソ長いヤツだった。
無線の意味無いじゃんw バカなの?

2017年:
PAR150店頭から姿を消すw 代わりにLBT-PAR02が少しだけ並ぶ。

ちなみにamazonで、後継機と思われる「PAR500」を出品している業者がいるのだが、
お値段は、驚きの \33,000 - !
なにこれwww 通報されたいの?
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最も腹立たしいのは、そのトバッチリをくらって、
ベーシックなステレオ3極プラグの、高品質なステレオイヤホン
(コードが短くて、非カナルのオープンイヤータイプ)
が、絶滅に追いやられていることだ。
これこそ、クリップ型のwalkman、iPodに(も)おススメだっつーのにさ。

だいたいね、「無駄に長いコードぶら下げて歩くのがオシャレっぽい」イメージ作ったのって
iPodのTVCMでしょ。
それがニワカにコードレス始めて、高いのに、みんな無くしたり落としたりしてるワケだ。
あの会社、マジ迷惑。
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