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日記一覧

東風(29)
2020年09月30日07:10

昨年10月1日のパレードで新登場したミサイルとしてICBMの東風41号、極超音速滑空ミサイルの東風17号と書いてきたがもう一つあるんだぜ。それが新型のSLBMである巨浪2号だ。これは東風31号のSLBMバージョンだと言われているというわけで

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東風(28)
2020年09月29日10:52

東風41号と同じく昨年10月1日の軍事パレードにおいて初のお披露目をしたのが東風17号でおます。このミサイルは先っぽも部分が弾道ミサイルというよりは巡航ミサイルのような形状になっておるのが特徴ざますねミサイル自体は東風16号とだいたい同じ大

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東風(27)
2020年09月28日08:08

さあさあドンドン行くざますよ。東風16号だぜ。コイツもMRBMになるぜ。射程距離が800Kmから1000Kmだ。結構中途半端な距離だよねえ。台湾狙いならここまで必要ないし、日本狙いならちょいと短いですぜ旦那というところであるだけんどもどうや

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東風(26)
2020年09月27日08:36

さてお次は東風12号ざますよ。これも東風11号の改良版だと言われておりやす。配備が始められたのが2013年というからバリバリの最新鋭ですな。ただそれだけに情報が少ない。画像も無いがロシアのイスカンデルに良く似ていると言われているイスカンデル

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東風(25)
2020年09月26日08:49

東風11号の弾頭重量は500Kgまで。この重量におさまる核弾頭があるなら載せられる。少なくともアメリカにはそういう核弾頭は存在する。さらに小型の核弾頭、いわゆる戦術核弾頭というのが現在のトレンドであるぞよ戦術核弾頭とはパワーを思いっきり小さ

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東風(24)
2020年09月25日09:11

というわけで東風シリーズ第1期(液体燃料式)と第2期(固体燃料式)について、僭越ながら紹介をさせていただいた。多様でバラエティに富んでいると言えるな。特にMRBMとIRBMに関してはアメリカとロシアは所持していないわけだからねこれは最近まで

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東風(23)
2020年09月24日08:40

そんなわけで東風41号のスペックなどもまだまだ謎に包まれていた。2016年には日本の防衛省による中国の軍事力調査レポートでも、開発中のミサイルとして掲載された。その後2017年に今度はロシアのニュースサイト、スプートニクがこれを掲載なんでも

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東風(22)
2020年09月23日08:16

弾道ミサイルの固体燃料化。最後はもちろんICBMの東風41号ということになる。しかしこの東風41号、1990年頃から開発が開始されたのは確かなようだが、その後続報がとんと入ってこない状態が続き、開発中止?という憶測も流れたなかなか全固体式で

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東風(21)
2020年09月22日06:36

SRBMの東風11号、東風15号。MRBMの東風21号。と来ればお次はIRBMの東風31号と来るってもんじゃあーりませんか。弾道ミサイルもIRBMともなるとかなり大型となる。さらにICBMともなるともっともっと巨大になるMRBMの東風2号、

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東風(20)
2020年09月21日08:14

というわけで夏級ミサイル原潜と巨浪1号は1990年代から配備されている。ミサイル原潜は秘匿性が命である。水深の浅い海だと対潜哨戒機などによって居場所を突き止められてしまう恐れがある。なので少なくとも300m以上の水深が欲しいところだけんども

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東風(19)
2020年09月20日06:23

というわけで固体燃料式弾道ミサイル、短距離のものを3つ開発した。まずまず成功したと言って良いだろう。というわけでさらなるミサイルの開発に乗り出して出来上がったのが、今や全世界注目の的となっている皆さま大好き東風21号なのであ〜るここにきて遂

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東風(18)
2020年09月19日10:45

輸出向けミサイルは実は4種類が並行するように開発計画がすすめられた。既出の東風7号と東風11号、それと東風15号。あともう一つ計画が進められていたが、これは途中で打ち切りとなり完成しないまま終わってしまった。というわけで今回は東風15号だ東

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東風(17)
2020年09月18日06:16

東風11号は全長7.5m、直径80センチ、重量3.8トンというミサイルに仕上がった。弾道ミサイルとしては極めてコンパクトだ。しかも固体燃料式だから液体燃料式のスカッドよりも扱い安いわけだ。これは売れる!と中国様も当て込んでいたに違いないだけ

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東風(16)
2020年09月17日07:52

固体燃料化された次世代東風シリーズの第2弾はSRBMの東風11号になりまーす。このミサイルも東風7号と同様、輸出向けとして開発されたミサイルである。そしてこちらはハッキリと「スカッドへの対抗品」という位置づけのものだったスカッドとの差別化要

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東風(15)
2020年09月16日06:56

中国はまだソ連と仲が良かった時代にガイドラインのライセンス生産を行っていた。そしてそれをもとにして弾道ミサイルとしたわけだ。ガイドラインはソ連がアメリカの大型爆撃機を攻撃するために作ったかなり大型の地対空ミサイルである1万メートル以上の高高

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東風(14)
2020年09月15日07:46

イランイラク戦争で大いに使われたのがソ連製の弾道ミサイル「スカッド」だった。このミサイルはソ連が大量に生産して親ソ反米の国に輸出したものだ。北朝鮮にも大量に輸出されている。世界の貧乏国にも弾道ミサイルが行き届いたのである植民地からの独立を果

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東風(13)
2020年09月14日07:23

というわけで我らが中国様は固体燃料式ミサイルの開発に乗り出したわけでござるよ。ちなみに動力部を液体燃料式のものはロケットエンジンと呼ぶが、固体燃料式の場合ロケットモーターと呼ぶでござる。理由は定かでないがまあなんとなくそんな感じ兵器としての

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東風(12)
2020年09月13日09:19

短距離からICBMまでそろい踏みした東風シリーズであるが、ここまでのものは全て液体燃料ロケットであった。液体燃料ロケットというのは基本的に発射する直前に燃料を注入する必要があった。念のため言っておくが最近ではそうでもなくなっているしかしヒド

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大失敗
2020年09月12日08:22

つうわけで大失敗となった王毅外相の欧州訪問。イタリア−オランダ−ノルウェー−フランス−ドイツの順番で訪問した。これにちょいと遅れて楊潔チ共産党外交部長がギリシャ−スペインを訪問。欧州各国の抱き込み工作を図ったことは確実であるイギリスが入って

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内モンゴル
2020年09月11日07:27

東風シリーズ話は第1期が完了したところで一段落という感じだ。さてここ最近の中国様というと、内モンゴル自治区で学校でのモンゴル語教育を禁止というのが話題になっている。言語は民族のアイデンティティであるがそれを否定してきたと言えますわなオイラは

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東風(11)
2020年09月10日06:48

というわけで中国様の弾道ミサイルの第一次配備計画がようやく完了したのは1980年代に入ってからとなった。SRBMの東風1号、MRBMの東風2号と東風3号、IRBMの東風4号、ICBMの東風5号という魅惑のラインアップであるこのうち東風1号と

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東風(10)
2020年09月09日08:44

射程距離12000Km級のICBM。これが完成すれば地球上のほとんどの場所を攻撃できる。南半球の南米やアフリカ南部には厳しいが、そのあたりには中国様にとって脅威となるような国は存在しない。この東風5号が第一次弾道ミサイル計画の最終形であるそ

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東風(9)
2020年09月08日09:23

さてさてMRBMの東風3号に続いて中国様が開発したのが東風4号。さらに射程距離を延ばしてIRBMの領域にまでなるものだ。そのターゲットとなったのが米軍の重要拠点となっているグアム。そして最大の敵国になったソビエトの首都モスクワであった必要な

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東風(8)
2020年09月07日08:54

さて新エンジンを載せた東風3号、1966年12月26日にようやく発射実験に成功する。かなりの年月がかかっているな。このときの東風3号は射程2650Km、弾頭重量が2.5トン。東風2号と比べても格段にスペックアップしているな画像を見てもわかる

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東風(7)
2020年09月06日07:55

さて前回の距離別ミサイル分類に当てはめると、東風1号は短距離弾道ミサイルいわゆるSRBM。東風2号と東風3号がMRBM、東風4号がIRBM東風5号がICBMとなる。当然距離が長いほどミサイルは大型化し製造コストもかかる東風1号と東風2号が中

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東風(6)
2020年09月05日07:09

つうわけでフィリピンの米軍を攻撃するために射程2000Km級の弾道ミサイルを開発することになったぞよ。名称はもちろん東風3号だ。とはいえ計画自体は東風2号と同じ時期にスタートしている。というかこの後に書く東風4号と東風5号も4つのミサイルが

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東風(5)
2020年09月04日08:20

1965年11月、改良された東風2号の発射実験が成功した。これは東風2号甲型と呼ばれたが、射程距離は1250Kmとなった。これで東京まで届くことになり実戦配備されることになったのである。がしかし、もう一つ問題点が残っていたミサイルの弾頭重量

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東風(4)
2020年09月03日05:58

さてかっぱらってきた技術情報をもとに東風2号の開発は進められた。これに並行して核兵器の開発も進められていく。中国初の核ミサイルとなる予定で計画は進んでいったぜ。しかしソビエトから入手した情報をもとにしたエンジン開発はうまくいかなかった原因は

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東風(3)
2020年09月02日07:06

中国様最初の弾道ミサイル東風1号は、ソビエト版V2のコピー品でありその性能も中国の国防強化という点では極めて不十分なものでしかなかった。というわけで次世代機種のミサイル開発は必要不可欠とされ、計画自体は1958年に既に発動していた計画で要求

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東風(2)
2020年09月01日08:25

中国様はソビエトの協力のもと、弾道ミサイル開発に乗り出す。1957年12月にはソビエト連邦地上軍のミサイル大隊1隊と2発のR−2ミサイルをソビエトから提供。ところがスターリンの後継フルシチョフと毛沢東が大ゲンカを始めてしまったスターリンの死

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