自動的に計算をする機械というのは、電子回路上のロジックで実現されるコンピュータや電卓が登場する以前は、機械的な計算機が使われていた。これの動作原理はライプニッツによって確立されたものだ。この方式の計算機がその後どのように使われていったのかは
日本にやってくる中国からの観光客の増加がすごい。中国人の「旅行で行きたい国」アンケートでは2012年まではアメリカが1位だった。それが、アベノミクスによる円安傾向が始まった2013年には日本がアメリカを僅差で抜いて1位に。2014年にはその
総ページ数700ページにもなる小難しい経済論の本。とても売れそうには思えないものだが、これが昨年アメリカではアマゾン売り上げ総合第1位になるほどの超ベストセラーになったのである。書名は「21世紀の資本」。著者はフランスの経済学者トマ・ピケテ
昨年朝日新聞のせいでIS国に捕らえられた、湯川さんが殺されたようですね。つーか、まだ生きてたんだーと正直なところそう思った。もともと危険な仕事を自分から買って出ていたわけなので、命を落とすリスクは覚悟していたとは思う。しかし、テロリストに捕
現代戦は「電子戦」であり「情報戦」である。敵を無力化するには敵の中枢部を破壊するのが最良の手段である。なので敵の首都や政治、軍部中枢を叩くのが常道である。英語ではこれをハートランドアタックという。敵の心臓を叩くという意味だ。日本でこれを実践
それにしても最近の世界経済はスゴイ事になっている。原油価格の暴落→ロシア経済やばし→中国もやばし。イスラム大暴れ→ヨーロッパ不安→ユーロさらにやばし。日本は日本で、日銀大緩和→円安でデフレ脱却?→しかし給与は上がらない→スタグフレーション?
フランス人のパスカルは、「パスカルの原理」で知られるが、人類初の機械式自動計算機を作成したことで、コンピュータ界ではコンピュータの創始者としても知られていて、プログラミング言語PASCALの名称の縁となった人物である。父親が徴税官だったパス
世界からの中国への投資が減少している。日本からの投資は前年比38.8%減。アメリカからは20.6%減、東南アジアから23.8%減、EUからは5.3%減といった具合だ。特に対中投資のトップ2であったアメリカと日本の減少幅が大きい。中国は不動産バ
昨年12月、大韓航空の副社長がナッツの出し方が悪い!といって離陸直前の飛行機を引き返させ、機内サービス責任者を降ろした事件。まあいかにも朝鮮人らしい行動であったが、その事件の初公判が19日ソウルで行なわれたそうだ。この事件では離陸直前の飛行
スイス発の為替相場激動は、色んな方面に波及している。FX取引では英業者が破綻したり、米大手のFXCMもかなりの損害を蒙るなどしている。日本のFX業者は割りと損害は少ないようだ。もともとスイスフランは欧米に比べると日本での取引は少ないから、影
今回のスイスフランショック、これは金融大国スイスの復活の始まりなんじゃないかと、個人的には思っている。タックスヘイヴンの項でも書いたけど、もともとスイスの銀行は徹底的な秘匿性をウリとして、いわゆるブラックマネーの集積地となって栄えた。しかし
外国為替相場でスイスフランが大変なことになっている。金曜日には円−スイスフランは115円から136円まで一気に上昇、数十年に一度起きるか起きないかというくらいの異常な高騰が起きた。このときはスイスフラン高と同時に円高も進行しているので、スイ
人間に代わって計算してくれる機械−。オイラがものごころついたときには、すでに電卓というものがあった。だから人間がそういう機械をどれくらい欲しがっていたか、実感としてはわからない。だけどこの欲求は相当強いものがあったと思う。パソコン用のビジネ
インターネット。今日の我々の生活に欠かせないインフラの一つになった。電気ガス水道などと同じように、日本人なら誰でもが当たり前のように使うようになった。インターネットが一般の人が使うようになったのは、1990年代のこと。それからたった20年の
原発は危険か?この問に答える前に逆に問いを出してみたい。「飛行機は危険か?」現在の世界では飛行機が日常的に飛んでいる。まあ滅多に事故は起きない。だがゼロではない。毎年必ず数件の事故は起こっている。こないだも東南アジアで事故が起きた。そして飛
オイラは日本の原発についてはボコボコに叩いているが、実は隠れ(?)原発推進派だ。とはいえ、日本が使っている軽水炉は安全性の面で多々問題があるのでダメだと思ってる。前にも書いたとおり、オイラは高温ガス炉イチオシである。ただし高温ガス炉では軽水炉
およそ1年ぶりの原発ネタだ。4電力会社が老朽化した5つの原発を廃炉とする方針を決定したと言う。原発に対する安全性の規制が厳しくなり、運転年数40年以上の老朽原発は維持のための費用がかさんでしまうため割に合わない、というのが理由だ。考えてみれ
以前に書いた、サトウキビの廃糖蜜から作った甲類焼酎。それをクエン酸を入れた水で割って飲むという方法。まあレモン水割りに味は近く、非常に低コストでできるということで、その後も楽しませてもらっている。居酒屋なんかで飲むレモンサワーなんかは、レモ
日米のIT技術力格差を示すものの最たるものはインターネット関連だ。今やインターネットは情報処理産業の基幹インフラと言っても良い。クラウドコンピューティング、ユビキタス、メッセージング、ツイッター・・・これ等は全てインターネットの存在が前提で
日本の技術力は世界でもトップクラスだ。この事に異論を挟む人はそんなに多くないと思う。特にモノ造りにおける日本の技術力というのは、世界中が認めるところであろう。しかしながら、そんな技術大国ニッポンにもウイークポイントはある。つまり技術力という
高速鉄道用の列車というと日本の新幹線を除くと、ヨーロッパばかりである。フランスのTGV、ドイツのICE、スペインのタルゴ、イタリアのペンドリーノ。有力どころというとこの辺である。ここにもう一つ、スウェーデンのSJ2000が入ってくる。スウェ
続いてはドイツのICEだ。現在、高速列車と言えば、日本の新幹線、フランスのTGVそしてドイツのICEの3つが世界を代表する3大列車と言って良いだろう。実際にこの3つは、いずれも時速320キロという鉄輪式列車としては世界最高速度で営業運転され
これからは、外国の高速新線の話になる。その最初がフランスのTGVだ。現在鉄路方式では世界最高速を誇っている。TGV開発の歴史は古く、1960年から研究開発が始まっている。日本が東海道新幹線の建設を始めたのとほぼ同時期だ。フランスはもともと標
アムトラック鉄道がボストン−ワシントンDC間に運行させる高速列車は、自主開発を断念して外国から輸入することとなった。この入札にはヨーロッパの各国がこぞって参加した。フランスのTGV、ドイツのICE、スペインのタルゴ、イタリアのペンドリーノ、
世界一の技術大国でありながら、鉄道に関してはイマイチなアメリカ。アメリカは航空機と自動車の大国であり、列車は利用する人が少ないからだ。とはいえアメリカの鉄道が未発達なわけではない。鉄道網は全国に張り巡らされているし、列車も数多く運行されてい
日本と同様に南北に細長く、山がちな地形のイタリア。そんなイタリアの鉄道に求められる要件は日本のそれとかなり似たものがある。日本人はイタリアというとファッションの国というイメージで、機械工業面は弱いのではと思いがちだがそんな事は決して無い。な
世界で最も長い鉄道はシベリア鉄道。そのシベリア鉄道があるのがロシア、昔はソ連。そのソ連の線路はレール間1520mmと、標準軌よりも少し広い。大平原の広がるソ連だし高速列車を走らすことはそんなに難しくは無いはずだ。モスクワとレニングラードという