3大始祖からサラブレッドが作られた、ということは3大始祖はサラブレッドではないと
いうことでもある。ダーレーアラビアンとゴドルフィンアラビアンはアラブ種、バイアリ
ータークはターク種という品種の馬であったとされる
この3頭の子孫を組み合わせて行ったら走る能力に優れた馬が出来るようになり、それが
サラブレッドと呼ばれるようになったというわけだな。まあ始祖的な馬は他にもいたわけ
だが優勝劣敗の掟によって淘汰されていった中でこの3頭が残ったということやね
ちなみにだがこのうち衰退が著しいのがバイアリータークで、父系は滅亡寸前だといわれ
ているな。もっとも繁栄しているのはダーレーアラビアンであるな。この点については後
ほど詳しく書こうと思う。現在のサラブレッドは全てこの3大始祖にたどり着くそうだ
3大始祖が3大始祖になったゆえんというのは、父系を継いでいく中で超優秀な種牡馬が
登場してその血統が大繁栄したからである。これについて書いて行く。まずはダーレーア
ラビアン系だがこの系統の大繁栄はエクリプスという馬によって支えられている
同様にゴドルフィンアラビアン系の場合はマッチェム、バイアリーターク系の場合はヘロ
ドという馬が種牡馬として大成功した。なのでエクリプス、マッチェム、ヘロドを3大始
祖だとする向きもある。この3頭の中で最も登場が早かったのがマッチェムだ
マッチェムが生まれたのは1748年で父の父がゴドルフィンアラビアンになる。この時
代にはまだサラブレッドは一つの独立した馬種として確立していなかったそうだ。マッチ
ェムの生涯成績は12戦10勝。4マイル戦を7分20秒で走ったと言われている
ログインしてコメントを確認・投稿する