新馬戦スタート

昨日から２歳馬の新馬戦がスタート。来年のダービーに向けて若駒が続々とデビューして
くる。ってなことで昨日は東京と中京で１鞍ずつ新馬戦が行われましたよっと。東京での
新馬戦ではコマンドラインが単勝１．１倍の圧倒的支持に応えて３馬身差で快勝した

この馬は父がディープインパクトで母がアメリカのＧ１馬コンドコマンドという血統だ。
アメリカの良血牝馬を購入するほどの生産者といえばもちろんノーザンファーム。という
超エリート血統の馬なワケ。管理する調教師は早くも来年のダービー馬宣言してるぜ

ちょーっと気が早すぎるんではないの？という気にもなるが、昔だとダービーを狙うよう
な有力馬は１０月以降の秋デビューが多く６月早々にデビューしてくるのは早熟で３歳ク
ラシックよりも２歳の重賞を狙ってきているような馬が多かったものである

これが最近は変わって来ていて早めのデビューが多くなってきた。どうしてこうなったか
というと理由は２つあると思う。１つはローテーションの関係。デビューが遅いとクラシ
ックの出走権を得るために余裕の無いローテーションになる危険性がある

それを避けるため２歳の早い時期に賞金を加算し、あとはゆったり放牧先でトレーニング
しながら調整するという方針を取るところが増えたこと。これは特にトレーニング用牧場
まで持っているノーザンファーム生産馬に多いような感じがするぜ

あとはクラブ馬主の隆盛だな。共同出資している馬だからとにかく早くデビューさせてカ
ネを稼ぎ、会員の皆様に還元することによってクラブの評価を高めたいという思いだな。
馬は走らなくても管理費や食費がかかるからねー、クラブ馬はデビューが早くなるワケだ