国家安全法

香港がまたまた騒がしくなっている。昨年の大騒動は中国と香港の間の犯罪者引き渡し条
項に反対するものだった。今回は香港に国家安全法を適用するという話である。この国家
安全法、中国に返還されて以降の香港では最大の火種になってきたものである

何せひらたく言ってしまうと「中国共産党を批判したら犯罪」という法律である。これが
施行されてしまうと当然ながらもはや言論の自由も表現の自由もクソも無い。中国本土の
ように香港も強権弾圧である。一国二制度の事実上の終焉と言える

なので香港人が反発するのも当たり前。当然アメリカを始めイギリス、ＥＵ、カナダ、豪
州、台湾などの自由主義国家も猛批判しているわけだ。何も批判していないのは韓国と日
本だけと言っても過言ではない。いや韓国では保守的メディアはちゃんと批判している

それにしても全人代直前になってイキナリぶっこんで来やがったな。コロちゃん問題で叩
かれそうだから争点逸らすために別の問題ぶち上げたろ、っちゅう狙いが透けて見える感
じがオイラにはしてるね。しかも文句を言う国に対してことごとく噛みついている

最近の中国は海外からの批判にいちいち、どんな細かいことに関しても噛みついている。
これを向こうでは戦狼外交なんて呼んでいるそうだが、オイラにいわせりゃ狂犬外交であ
る。ホントにどうしようもねえクズどもだな。はた迷惑も良いところだぜ全く

なのだが日本は全くノー批判である。政府が批判しないのは韓国も同様だが、韓国の場合
はメディアは批判している。主要メディアも含めて全く批判しないのは日本だけだ。まさ
に中国様の忠犬。「１４億の市場」というエサで完全に飼い慣らされた家畜どもだ