先日アメリカと中国が貿易に関する第１段階の合意とやらに達し、書類への調印式がワシ
ントンで行われた。この合意もね日本のメディアは一生懸命に中国様がうまくやったみた
いな報道をしてるけど、中身を見ればどう見たって中国の完全敗北に近い内容だよな
アメリカは直前に追加した関税を半分にしてやり、さらに追加しようとしていた分の関税
を見送ったというだけだ。昨年の夏あたりと比較すると関税は減ってない。というか増え
てる。中国側はアメリカの農産物やら航空機やら、あれも買いますこれも買いますと
誰がどう見たって中国の負けだろう。日本メディアはさも引き分けみたいに書いているが
どこをどう見て言ってるのか。というか日本のメディアなんざ何も見ていないし、何も分
析できていない。ただ単に希望的観測と中国のご機嫌取りを書いているだけだ
しかしこの合意果たして中国は守るのだろうか？そもそも調印式もね、アメリカはトラン
プ君が出席したのに中国側は劉鶴副首相だよ。格から言うと４番目とか５番目とか。早い
話が使いっパシリやろ。守らない気満々にしか思えないんだけど
だいたいね中国とかロシアとか韓国とか。あの手の連中は国同士の合意だとか条約だとか
協定だとか、そんなものを守るつもりがあるとは思えない。常にその場その場で都合が良
ければそれで良い。都合が悪くなったらすぐに破る
なので今回中国側はずいぶん大きな金額のアメリカ製品を買うと言っているけど、本当に
買うのか？というか買うだけのカネがあるのか？というわけでこの合意もいつまで有効な
ものなのかオイラは眉に唾をつけて見ているのであるぞよ
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