mixiユーザー(id:17119814)

2019年12月03日06:50

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ナンベーカンゼー

トランプ君がブラジル・アルゼンチンからの輸入鉄鋼とアルミに関税をかける!と発表し
た。これは直ちに発効されるようだ。そして両国の金融政策を批判。通貨安を放置してい
るのはケシカラン!ということを言っている

現在の南米はチリ、ボリビア、コロンビア、エクアドルなどのデモや、ベネズエラ、スリ
ナムなどの政情不安などまあ色々とあって、あり過ぎて南米各国の通貨が軒並み大幅下落
している。こうした為替レートの下落によって、結果的に南米各国からの輸入品が割安に
なっている。今回の鉄鋼関税も南米からの鉄鋼が安過ぎて、国内産が不利になるからだ

まあ南米各国の通貨安は望んでそうなっているというよりも、情勢の混乱によるものなの
で関税をかけられたブラジルやアルゼンチンからすると、そないなこと言われてもなあと
いうところだろう。しかしそうした事情などお構いなくアメリカの生産者が不利になるの
はとにかく許さない!というのがトランプ君のアメリカ・ファーストなわけだ

まあ自ら財政ガバガバ派の大統領を選んだアルゼンチンは何も言う資格は無いな。しかし
ブラジルは完全なとばっちりに近いな。通貨安を防ぐには金利を上げるなどの金融引き締
めの政策を行わなければいかんのだけど、それは国内経済に悪影響を与える

ブラジルも決して景気が良いわけではなく、先日も0.5%利下げをしたばかりだ。だが
それによってブラジルレアルの為替レートはさらに下落している。リオ五輪が行われてい
た頃は1レアル=45円だったのが現在は25円だから確かに大幅に下落している

これだけ下がればトランプ君の言うことに文句をつけるわけにもいかないだろうなあ

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