民主党予備選（３）

順番だと次はウォーレン氏になるがこのオバサンについては後でみっちりやることにして
３番目のバーニー・サンダース氏に行ってみよう。このサンダース氏も左派で自分自身の
事を民主社会主義者だと言っている

そもそもサンダース氏はもともと民主党の議員ではない。無所属だったのだが２０１６年
の大統領選直前に突如民主党へ入党し、予備選に出馬した。この時はヒラリーで間違いな
し！という情勢だったのだが、当初の予想を遥かに超える大善戦をしてサンダース現象と
呼ばれるブームを巻き起こした。現在のアメリカにおける社会主義ブームを起こした張本
人であると言っても良いだろう

なので掲げる政策もウォーレンおばさんと似たものである。なのだがサンダース氏には弱
点がある。それは健康上の問題だ。最近も心臓発作で倒れたということもあった。さらに
バイデン氏よりもさらに１歳高齢であり、大統領職が務まるのか？という不安がある

あと最近言われているのがサンダース氏自身が大富豪であること。直近数年にわたって年
収１００万ドル超だという。社会主義者のくせにそんな金持ちで良いのかー！みたいな、
そんな言われ方をしているわけだ。しかしこれだけ収入を得られたのは、２０１６年の大
統領予備選で一躍時の人になってから、書いた本がバカ売れ・講演依頼が殺到・メディア
に出まくり、といった状態になったためだ

書いた本がメッチャ売れて億万長者になったら悪いの？人口３億のアメリカで大ベストセ
ラーぶっ放せばそりゃあ億行くでしょー。カナダとかヨーロッパでも売れるだろうし。そ
うやって成功者をすぐに叩くから社会主義ってなかなかうまく行かないのでは？