民主党予備選（１）

民主党予備選は来年２月３日のアイオワ州を皮切りに各州で行われる。現時点で立候補し
ているのは２０人。前はもっと居たのだが世論調査結果から望みなしと見て撤退した人も
いる。有名どころではベト・オルーク氏なんかがすでに撤退済みだ

支持率調査はネットなどで行われている。それによるとアメリカ全体ではバイデンが１位
なんだけど、そもそも予備選自体が４か月の長丁場。予備選が近く行われる州の支持率が
どうなのよ？ってところが重要になってくるってもんらしー

１発目に行われるアイオワ州。ここでロケットスタートを決められるかどうかというのが
相当に大きいとも言われているそうな。まさにその典型的な例がオバマである。２００８
年大統領予備選。当初は元ファーストレディという圧倒的知名度もあってヒラリーが支持
率で大きくリードしていた。ところがアイオワ州でオバマが勝利をつかみ、ここで勢いに
乗ったオバマがヒラリーとの接戦を制したのである

というわけでアイオワ州が重要。ウォーレンおばさんが一躍脚光を浴びているのは、この
アイオワ州での支持率調査では他の候補をぶっちぎって圧倒的１位となっているからだ。
このままいけばアイオワで勝利し、勢いに乗ってウォーレンが民主党候補になるのではな
いか？という憶測が飛んでいる今日この頃なわけである

だいたいバイデンの支持率が高かったのも、オバマ政権時の副大統領という知名度のおか
げ的な面もある。２０人もの候補者がいるわけだけど現時点では支持率上位５人が抜けて
いる感じだ。ジョー・バイデン、エリザベス・ウォーレン、バーニー・サンダース、ピー
ト・ブタジェッジ、カマラ・ハリスの５人。当面はこの５人の争いになるだろう