最近は「日本以外の国」では利下げとか量的緩和とか財政拡大とか、不景気の際に行われ
る政策を取ってきている国が多い。インドなんかかなりの減税をやってきた。先進国だけ
でなく世界的に景気の先行きに不安が広がっている模様である
こういう場合に警戒されるのは「株価の大暴落」である。実は歴史上に残るような株価の
大暴落というのは、10月に起こることが多い。1929年の世界大恐慌につながった株
価大暴落は10月だった。1986年のブラックマンデーも10月
株価大暴落からの金融危機は10月に起こることが多いわけだ。さてそうなると今月もし
かしてもしかすると起こるかもしれんとですよ。その予兆としてはまず8月中旬に景気後
退のサインとして超有名である「逆イールド」が発生した
また9月中旬には金融機関の間で短期的資金の貸し借りである「レポ市場」の金利が急騰
して騒ぎになった。現象としても「そろそろヤバいぞ」という感じのものが起こってきて
いる。さらに世界各地での経済指標もヤバい
アメリカで景況指数が50割れ。ドイツは数か月連続で50割れである。これは完全に景
気後退入りを表すものとされている。またその反面金融面では、償還不能つまりデフォル
ト懸念が強いとされる社債が残高81兆円になったとか
リーマンショックでぶっ飛んだ債権の総額が80兆円だからすでにその規模になっている
のだ。もはやいつ爆発しても不思議じゃないとも言われている。さらに社債だけじゃなく
他のデリバティブなんかはもっとヤバいとも。いよいよ起きるのか世界大恐慌
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