mixiユーザー(id:17119814)

2019年05月19日09:00

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ECRAとFIRRMA

前回パナソニックとソニーはいずれ中国企業になるだろうと書いた。日本政府はこれを阻
止することはできないと思うがしかし、日本はできなくてもアメリカ様が阻止してくれる
かもしれない。それが今年から施行される2つの法律ECRAとFIRRMAだ

これは思い切り簡略化して言えば「対中国版COCOM」である。軍事技術や軍事に転用
可能な先端技術を中国に渡すことを禁止するための法律だ。この法律の凄いところは「ア
メリカ発の技術を含んでいる場合は、外国に対しても適用される」というところだ

昔東芝がソ連に潜水艦の静音化に関する技術を売り渡そうとして、COCOM違反で制裁
を食らったことがある。あの時は東芝は本当に潰れる寸前まで行った。ああしたことがこ
れから対中国でどんどん起きてくるという事だ

なのでパナソニック・ソニー等はアメリカ発の先端技術を持ってる企業だから、中国によ
る買収はアメリカによって阻止される可能性が高い。こればっかしはいくら日本のパンダ
ハガーが頑張っても、アメリカ様の圧力に逆らうことは出来ないだろう

既にこの法律のせいで苦境に立っている企業が出てきている。それがソフトバンクとJD
Iだ。ソフトバンクは現在向こうの企業を買収しようとしているが、ソフトバンクが中国
企業と技術提携を結んでいるためアメリカ政府からストップがかかっている。このままだ
とこれまで投じてきた巨額の資金が全てムダ金になってしまう公算が大きい

またJDIは液晶ディスプレイメーカーだが、日本製のディスプレイなんてもはや全く売
れない。なので経営難、そこに中国・台湾資本が救済しようとしているがこれもアメリカ
様から待ったがかかっているという。こっちは企業の存続にかかわる大ピンチである

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