楽しいドイツ

国会が荒れる国と言うと、日本も人の事は言えない気もするが、やっぱ韓国や台湾が真っ
先に思い浮かぶんだよな。だけど今現在ものすごく荒れているのがドイツの国会。これが
本当にドイツの議会なのか？と現地在住の日本人が驚くような状態になっているそうだ

その原因となってるのがもうお約束となりつつある「難民問題」である。以前ドイツ東部
でドイツ人が、シリアから来て難民申請中の２人組に刺殺されたという事件が起こった。
ところが加害者情報が全く報道されない。日本でも良くあるような話だな。加害者の人権
が優先されているわけだ。ところが一般市民がこれに対し怒った

抗議デモが起こったが、逆にこうしたデモをやる人間を「差別主義者！」と決めつけてる
人達がカウンターデモをやった。何かますます日本で良く見られる光景のような気がする
んですけど（笑）。まあこれが結構な騒ぎを引き起こし、その結果ドイツ国会にも騒動が
飛び火した格好となっているのだ

難民受け入れに批判的な政党、日本ではこういう政党を極右政党とメディアが呼んでいる
が、難民受け入れ反対イコール極右とはどういう理屈なのかオイラには良くわからない。
まあそういういわゆる極右政党とされるＡＦＤとメルケルを支持する側とで激しい論戦、
というよりも完全に罵倒合戦となっているという

メルケル側つまり与党の議員がＡＦＤのことを「鶏の糞！」と罵倒し、それに怒ったＡＦ
Ｄ議員が席を蹴って退場する事態になっているそうな。ＡＦＤの議員はこういう殺人事件
が起きている現状をどう思っているのか、対策はあるのかと質問しているのに与党側は、
とにかく「うるせえ！てめえらは差別主義者だ！ナチだ！」と罵倒するばかりだという。
まあ日本でもとにかく「安倍は国民の敵だ！」とわめくばかりの政党もあったりするから
な。同じようなことは世界のどこでも起きているっていうことなのかな