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2018年07月24日07:54

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大問題に発展か

昨日ドイツ代表で白人系選手とイスラム移民系選手の間で軋轢が生じている、と書いたら
早速タイムリーなニュースが飛び込んできた。昨日も取り上げたトルコ人移民3世のエジ
ルが「人種差別的扱い」を理由に代表を引退すると発表したのだ

エジルは声明の中でドイツサッカー連盟に対して「勝った時はお前はドイツ人だと言われ
負けるとお前は移民だと言われる」と強く批判した。そのうえ「黙って引き下がることは
ない。人種差別は絶対に受け入れられてはいけない」とドイツサッカー連盟に対する「宣
戦布告」とも取れるようなことを言っている

エジルと言えば2010年W杯のとき22歳で代表デビュー。「アルゼンチンにはメッシ
が居るが、ドイツにはエジルが居る」とまで言われた素晴らしいプレーで、2010年W
杯ベスト4、2014年W杯優勝に多大なる貢献をした。世界最高のGKマヌエル・ノイ
アーと並んで2010年代ドイツ選手としては最高の選手だとオイラも思っている

しかし今では屈辱的グループリーグ敗退の戦犯として、攻撃の的になっている。エジルが
ドイツ国民から批判されるようになったのは、今年のW杯前にイギリスにトルコのエルド
アン大統領が訪問。ロンドンのクラブ・アーセナルに所属するエジルはこの時エルドアン
大統領を表敬訪問、一緒に写った写真をツイッターに上げたりした

これがドイツ国民からの反発を買った。ドイツ人は総じてエルドアンが嫌いである。まあ
それはエルドアンがいくらEUに入れてくれ、と言っても入れてくれないドイツに対して
非難を繰り返しているからだが。ついにはメルケル首相までもがエジルの行動を批判、エ
ジルはドイツの英雄からドイツの嫌われ者になってしまった。この問題だが、エジルを非
難する側と擁護する側で深刻な大ゲンカになりそうで、ドイツ国内の白人系対イスラム系
の対立激化に繋がってしまうのではないかと懸念もされている

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