mixiユーザー(id:17119814)

2017年05月15日09:45

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北の国から5

久々に北朝鮮。南に親北反米政権が誕生し、北からするとちょっと情勢が変わってきた。
4月は挑戦的な態度で一触即発だったが、おとなしくなってきたのはこれが原因ではない
かと思う。北からすると最大の支援国というか、血盟関係だったはずの中国には半ば見放
された格好となっている。一方で手を差し出してくれているのがロシアである

北としてはここは当面おとなしくしておいて、石油なんかはロシアに期待、カネは韓国の
対北太陽政策に期待、というつもりじゃないかな。もう中国は頼りにならんと思っている
だろうし。中国は中国で北朝鮮への圧力に同調しておき、北がおとなしくなったのは俺の
おかげだぜ、だからアメリカよ南シナ海なんかの他の問題では譲歩しろよ、てな感じか

アメリカはトランプ政権が始まったばかりで、前の無能だったオバマとは違うんだぞ、と
いうところを見せつけようとしている感じだ。なので圧力を弱めることは無いだろう。し
かしさらに踏み込んで軍事行動を起こすか?というと、曲がりなりにも核を持っている相
手にリスクが高すぎるから、核実験とかしてこない限りやらないだろう

ロシアはロシアで完全に漁夫の利狙いに来ている。ここで影響力を強めて発言権を高めて
おこう、という意図だろう。さすがにプー太郎はこういう点では有能だ。何せ自分に反抗
的な有力者を暗殺したり、他国の選挙にも介入したり、と反則スレスレというか完全に反
則だろという行為も平然と行う、恐るべき独裁者ぶりを発揮している

もちろん北朝鮮が核やミサイルの開発をやめることは無い。北の最終目標はアメリカとの
国交正常化である。朝鮮戦争から続く法的な戦争状態を終わらせて、金王朝を永続的に認
めさせたい。それには米韓同盟が邪魔であるから、韓国に北朝鮮寄りの政権ができたこと
をどういうふうに利用していくか、次の一手を長考中というところじゃないかな

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