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2017年05月02日09:27

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中華空母

中国初の国産空母が進水したというニュースが入ってきた。中国では既に空母第1号とし
て「遼寧」が就役済みだが、これはもともと旧ソ連が作った「ワリヤーグ」だ。ソ連崩壊
後ウクライナが所持していたが、これを「マカオでカジノ船にする」という名目で中国が
購入。もちろんこれは全くの嘘で、最初から空母として使うつもりだったことは確実だ

ウクライナも売却時に軍事機密にあたる部位は全て外していたので、購入時は自力航行も
できない完全なスクラップだった。こいつを結構長い年月をかけて一応動く状態にしたの
が「遼寧」である。しかしこの「遼寧」も米軍からの情報ではほとんど実戦では使えない
欠陥空母だとされている

まずエンジンだが、アメリカの原子力空母は蒸気タービン、ロシアなどの通常動力空母は
ガスタービンで高い出力がある。しかしこのようなエンジンは中国の技術では造れないの
で、民間用のディーゼルエンジンを載せた。そのため速力が19ノットくらいしか出ない
そうだ。アメリカの原子力空母は30ノット以上出るから月とスッポンである

またアレスティング・ワイヤーも装備していなかったので、着艦ができなかった。しかし
この点は今の「遼寧」では装備済みだそうだ。どうやらスウェーデンあたりの企業から購
入したらしい。スウェーデンは非常時には高速道路を戦闘機発着に使用するので、近い技
術を持っているというわけだな

そんなわけで「遼寧」は練習用空母でしか使いみちが無い。そこで今回の純国産空母だが
見た目は「遼寧」にソックリだ。たださすがにエンジンは「遼寧」と同じってことは無い
だろう。30ノット近い速度は出せるものと思われる。日本にとっては「遼寧」はほとん
ど軍事的脅威にはならなかったが、この空母はそこそこ脅威になるのではないか

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