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mixiユーザー(id:17119814)

2016年09月12日07:56

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日露戦争(29)

榴「連合艦隊の主力部隊による、旅順港襲撃戦はイマイチ戦果が上がらずにいた。いっぽ
  う、仁川港に向かった第四戦隊のほうはどうやったやろか」
歩「第四戦隊は司令官が瓜生外吉少将。日清戦争でも活躍した防護巡洋艦浪速を旗艦とし
  て、浪速と同型艦の高千穂。それと日清戦争後に完成した国産の防護巡洋艦明石と新
  高。さらに臨時に加えられた装甲巡洋艦浅間。それと水雷艇が8隻という陣容や」
三「仁川港に停泊していたロシア艦は、防護巡洋艦ヴァリヤーグと航洋砲艦コレーエツの
  2隻やった。ヴァリヤーグは排水量6500トンの堂々たる艦だったが、コレーエツ
  は砲艦やから、排水量は1355トンという小型艦。さすがにこの戦力差では」
榴「まあどうやっても日本側に負けはありませんな。おまけに仁川港には、この2艦の動
  向を監視するために、防護巡洋艦千代田も停泊しておりました。日本側は装甲巡洋艦
  1隻+防護巡洋艦5隻+水雷艇8隻という強力布陣だす」
歩「ただ仁川港は商用港やさかい、世界各国の船が停泊しとります。だから港内でドンパ
  チやらかすわけにはいきまへん。そこで日本側はロシア側に港外退去勧告を通達。い
  わば、『表に出て勝負しろやゴルァ!』というわけデスナ」
三「ヴァリヤーグの艦長はルードネフ大佐やったが、この挑戦状に対し正々堂々と受けて
  立った。2月9日正午、出港したロシア艦との間に仁川沖海戦が開始された」
榴「まあしかし水雷艇は砲撃戦では無力だから除いても、6隻対2隻ですからな。こっち
  には防護巡洋艦とは格が違う装甲巡洋艦もおったし。勝負は短時間でついたんや」
歩「ロシアの2艦は仁川港に逃げ帰り、総員退去のうえコレーエツは自爆、ヴァリヤーグ
  は大型艦の自爆は他の国の艦に迷惑だから、ということでキングストン弁を抜いて自
  沈した。乗組員たちは降伏はせず、今戦争に再び従事しないことを条件に、英仏伊の
  艦で送り返されたんや。」
三「この海戦でのロシア艦の行動は、海軍軍人の鑑として各国から称賛を受けたで」
榴「確かに清々しいくらいに潔い行動ですな。逃げもせず、降伏もせず、圧倒的不利でも
  正面から戦った。ちなみに自沈処分されたヴァリヤーグは、戦争終結後日本が引き揚
  げてお持ち帰りしマシタ」

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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年09月12日 14:06
    確かに軍人として尊敬されそうな行動ですね。

    もっと後年になってからの戦闘だと帰港して自沈の余裕は
    無いかもしれないが、この頃は勇気を示せる時代だったのかな。

    自分だったらどうだったんだろうと考えますね。

    勝ち目の無い戦いだと最初から諦めたのか。
    或いは、ヒステリックに部下の命ともども突っ込んでいったのか。

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