mixiユーザー(id:17119814)

2015年07月24日07:05

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夏のエネルギー特集(5)

2030年のエネルギーミックス、というのが現在政府によって策定中である。その骨子
案というのを見てみると、従来型の水力を含めた再生エネが22%〜24%の比率を占め
るということになっている。現在が11%だから倍増ということになる。

原子力は福島事故前が27%だったのが20〜22%に下げられている。ゼロでは無いと
ころが自民党政権らしいところである。それ以外は火力ということになる。福島事故前が
火力63%だった(2013年は火力88%)のが2030年は56%となる。

7%しか減っていない。まあそうすぐには新エネに代替できるはずもないから仕方のない
ところかもしれない。だけどこれ実現できるのかな?一番のハードルは、原子力20〜2
2%ってやつじゃないか?これは既存の原発を再稼働させない限り不可能だと思うが、現
在の情勢でできるのだろうか?

この案の前提として福島事故前の電力総量が10230億キロワット。2030年が10
260億キロワットとなっている。これもちょっと考えさせられる。省エネ技術の進歩で
もっと減らせるんじゃないかな、と思うわけだ。10000億キロワット切るぐらいまで
減らせるんじゃないかな?福島の事故前との比較だろ?できないことはないと思う。

原発の再稼働については決して反対じゃない。ただし本当に安全なら、という条件付きで
ある。新しい安全基準をクリアしたものについては、安全だと認めるしかないか。ホント
に安全なのかどうかは一抹の不安は残るが、ほかに基準は無いのだからしょうがない。

原発が22%確保できたとして、省エネで減った分、火力を減らす。火力そのものも効率
をアップして消費する燃料は減らしてほしいものだ。日本では未だに石油火力なんてもの
がある。コイツを無くさないといけない。他の先進国では石油火力なんてほぼ皆無なのだ
から。

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