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2015年07月22日07:37

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夏のエネルギー特集(3)

今年度の伸びが期待されるバイオマス発電と中小水力発電。この2つは天候に左右されず
に一定の出力を保てるものとして期待が寄せられている。太陽光は設備容量、つまり「最
大でこれくらい発電する能力がありますよ〜」という数値では2012年からの3年間で
約4.5倍にも増えたが、実際に発電してきた実績値は設備容量の20%にも満たない。

太陽光発電は設備稼働率が非常に低いのである。こんなことは最初からわかっていたはず
で、だからオイラは住宅レベルは良いけど、メガソーラーは反対だと言い続けてきたので
ある。最大出力10万キロワットのメガソーラーを作ったよ!とか言っても実際に発電し
た量が2万キロワットにも満たないのでは土地とカネの無駄というものである。

そういう意味では、今年以降が本当の意味での再生エネ本格普及の幕開けになるかもしれ
ない。太陽光なんてのはあくまでも前菜でしかなく、本格的なメニューはこれからやって
くる太陽光以外の発電方式になることを期待する。

残るのは風力と地熱だな。風力に関しては地上風力だと日本の場合、風向きも風速も安定
している地域が非常に限られているため、なかなか難しい。よって主力は洋上風力という
ことになりそうだが、コイツは非常にカネがかかるし、時間もかかる。モノになるのはま
だまだ先か。

地熱に関しては潜在的資源量では世界第3位の地熱大国である我がニッポンである。この
資源量はうまいこと活用したいものであるが、難問山積である。地熱発電に適した地域は
観光地であることが多く、温泉街が多く存在していたりする。なかなか国の許可が下りな
いし、地元の反対も強いと聞く。

地熱発電もまだまだ時間がかかるかもしれないな。

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