mixiユーザー(id:17119814)

2015年07月20日09:32

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夏のエネルギー特集(1)

火力発電は二酸化炭素を大量に発生させるし、何よりも燃料を外国から輸入しないといけ
ないから、カネの流出になるし海外の政治情勢にも左右されてしまうリスクがある。それ
ならば、ということで原子力となるとやはり安全性とか放射性廃棄物の問題とか。

んなわけで再生可能エネルギーを頑張って推進していこう、ということになっている。ま
あこれに反対する人は居ないでしょ。再生エネを増やしていかなくちゃいけないというこ
とは日本国民全体にわたるコンセンサスだと思うのだ。

しかしながらそうそう簡単に再生エネにシフトしていくわけにもいかない。現実は厳しい
のだ。2013年のデータでも既存の水力発電を含めたとしても、11%がせいぜいであ
る。これをもっともっと増やしていく必要はあるものの、すぐには火力や原子力といった
エネルギー源を代替するには至らない。

再生エネを促進していく努力は継続しつつも、火力や原子力をうまく活用して当面は凌い
でいく必要があるざます。現在の日本政府による再生エネ促進政策では、太陽光、風力、
地熱、バイオマス、中小水力の5つが対象となっている。化石燃料あるいは放射性元素を
使わない発電方式は他にもあるにはあるけれど。

2011年の福島原発事故以来、原発はヤバイということになった。原子力の発電量が大
幅に減った分は火力がカバーしてきた。この状況はしばらく続きそうだ。日本のこれから
のとるべき道は(1)火力発電の効率向上(2)再生エネの普及促進(3)安全性の高い
原子力発電の開発、といったところか。他にも省エネによる電力需要量の削減というのも
あると思うけど。

まずはわかりやすいところで、再生エネの促進について書いてみようかなと。

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