mixiユーザー(id:17119814)

2015年06月26日08:03

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データベース(11)

オラクルの最大の特徴は「高い」ということだ。とにかく高い。さらにライセンスの形態
もCPUのコア数とかできめ細かく定められていて、まあとにかくカネがかかる。問題の
パフォーマンスに関しても、色んなオプションもあったり、サーバ台数を増やして並列化
させることもできるため、とにかくカネさえあればいくらでも速くできまっせ!という感
じの製品だと思っている。

まさにセレブ向けの製品であり、大きな金額をシステムに投入できる大企業、金融機関な
どにターゲッティングされた製品であるように思う。貧乏企業が手を出せる製品では無い
と思っている。

いっぽうSQLサーバは、動作するOSがWindowsであるということもあって、どちらか
というと中小企業向けのDBサーバ製品じゃないかと思う。専門的なスキルを必要とする
UNIXと違ってWindowsのほうが敷居は低い。さらにDBサーバそのものの設定だとか
管理だとかもGUIツールでできたりするから、運用や管理に専門のSEを任命すること
が難しいような企業でもなんとか運用できるだろう。

導入と運用にかかるコストという点では、オラクルとSQLサーバは相当に開きがあるよ
うに思える。しかし、それでもデータベースは情報システムの根幹。コストがかかろうと
も、安定した運用、快適なパフォーマンスを保証しなければならない企業は多い。そうい
う企業にとってはやはりオラクル、ということになるだろうし、そこまでコストをかけら
れないというユーザはSQLサーバを選ぶことになるんじゃないかと思う。

残るDB2はその中間という感じか。メインフレームを使っていて、データベースをそれ
にあわせたいというユーザ。そんなのがどれくらい居るのかは知らないけど、そういうユ
ーザはDB2を選ぶのかな?

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