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2020年07月05日15:33

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四輪と二輪のいいとこ取り! オスロ発の電動自転車「CityQ Car-eBike」は屋根・ドア付き

四輪と二輪のいいとこ取り! オスロ発の電動自転車「CityQ Car-eBike」は屋根・ドア付き
https://techable.jp/archives/128876

最近、自転車+バイクのモペッドやそれに近いハイパワーの電動自転車だったり、電動キックボードだったり、超小型モビリティや歩行領域EVのようなバイク+自動車の折衷的な小型自動車だったり、従来からの自転車、バイク、自動車の固定概念に囚われないクロスオーバー的な新しい乗り物が次々と発表されていますが、また面白そうなものが登場しましたね。

自転車なのに4輪で屋根や簡単なドアがついているので多少の雨はしのげそうだし、2人乗りだったり最大積載量300kgで自転車を大きく上回る積載性なので、日常の生活用途はもちろん、観光地や娯楽施設内での遊覧用、配達や出前といったデリバリー用途など使える場面は非常に多そうですが、これをそのまま日本に輸入して乗れるかというとどうも難しいようです。
道路交通法、道路運送車両法、都道府県公安委員会規則などの各種法律等がこの手の乗り物を想定していないということもあるし、道交法には「軽車両の乗車人員又は積載重量等の制限」があります。
観光地などでたまに見かける自転車タクシー(ベロタクシー)も都道府県公安委員会規則の見直しで認めるところは増えましたが、それでも公道は駄目という自治体があったり、有償による乗客運送の目的に限り認めるという特例や条件付きでというケースが多いので、この手の乗り物は個人がどこでも自由に乗り回せないというのが現状のようです。
あと、人力とモーターアシストの比率が規定をオーバーしてしまうと自転車として認められる基準内に収まらずミニカーという扱いになりますが、そうなったら乗るには自動車免許必須になり、登録するにしてもウィンカーやミラーなど自動車としての公道走行に適した保安基準が求められるので、相応の改造が必要になると思います。
そして、水色ナンバーのミニカーとして登録できたとしてもミニカー自体が1人乗りと決められているので2人乗車は不可となります。近い将来に「超小型モビリティ」(125ccまでの原付二種相当で2人乗りまで可)としてミニカー(50ccの原付一種相当)以上軽自動車未満的なカテゴリが新設される動きがあるので、これにカテゴライズされれば2人乗り可能なまま日本でも走らせることはできそうですが、どうなるでしょうか。
法律の壁があるだけに簡単に普及させることはできないと思いますが、何かと役に立ちそうだし、普及したら交通に新たな変化をもたらしそうなだけに、非常に気になる乗り物です。
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