mixiユーザー(id:170191)

2020年05月31日23:48

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こういう隙間商品的な変わった乗り物は好きです。多分買わないけど・・・

公道走行可能な電動立ち乗りスクーター「X-SCOOTER LOM」クラファン開始
https://japanese.engadget.com/ghmo-120011422.html


「好きです。多分買わないけど。」なんて高田純次が言いそうな言葉ですが、この手の隙間商品的な変わった乗り物は趣味的には面白いけど、実用性などを考えると買うのにどうしても抵抗がありますね。
見た目はほぼキックボードながら、原付一種としてナンバーを取得する必要があり、乗るときのヘルメット着用も必須になるし、最高速度は「High」モードで25km/h以上とのことですが、狭い道路ならまだいいけど幹線道路で交通の流れに乗れるのかという不安もありますし、メーカーは「椅子などを廃した立ち乗りの電動スクーター」と称しているも、本当にスクーターと全く同じ感覚で乗れるものなのかという不安要素のほうが大きいですね。
一方で、バッテリーマネジメントシステムを搭載して走行のたびにパターンを学習し、ユーザーの行動に合わせた航続距離や電池残量が専用アプリで確認できるという先進的な機能は魅力的だし、100kgまで牽引できるミニトレーラーや持ち運びに便利な輪行バッグなどのオプションも展開予定とのことで、この手の乗り物を輪行バッグで運べるとか、見た目はキックボードなのにミニトレーラーまで牽引できるとか、既存のスクーターの概念に捕らわれていてはなかなか考え付かなかったようなアイテムも個人的には気になります。

また、形やジャンルは全く異なりますが、数日前に同じく隙間商品的な乗り物で、電動ミニカーのトヨタ・初代コムスが止まっているのを見ました。
これは免許区分は原付ではなく普通免許だけど、税金や保険料などは50cc相当の原付一種と同等のものです。原付一種と同等ということで定員も1名です。
登場したのは2000年と、つい最近かと思ったら気が付けば20年も前で、まだEV自体が一般的でない時代に登場したものです。宅配ピザなど出前用で使われることが多い屋根付きの三輪バイクと高齢者の移動に使うハンドル付きの電動車椅子を合わせたような外観でお世辞にも格好いいとはいえないし、価格も現在のものより大幅に高かったし、航続距離などの性能も現在のものに比べて大幅に劣るなど、一般ユーザーにはとても買いにくいものだったせいであまり見かけませんでしたが、モデルチェンジで2代目になってからは技術進歩で性能も向上したし、徐々に普及して価格も下がってきたし、セブンイレブンの配達用で導入されたこともあって街中で見かける機会も初代に比べて格段に多くなりました(それでもセブンイレブン以外で使っている人、特に個人ユーザーはあまり見かけませんね)。

立ち乗りEVスクーターの「X-SCOOTER LOM」は実用性や走行性能などの不安はありますが、それらが払拭されれば、長い年月をかけながら徐々に認知されつつあるトヨタ・コムスなど超小型電気自動車のように「隙間商品」から「新ジャンルの乗り物」として定着できる可能性もありそうですね。
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