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2020年01月27日01:07

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東武バス「川10」系統(川口駅東口→新栄団地)&草加市コミュニティバス「パリポリくんバス・新田ルート」乗車

今日は複数路線の乗りバスをし、まずは1日4往復のみの東武バス「川10」系統(川口駅東口〜戸塚安行駅〜新栄団地)に乗って新栄団地に移動しました。
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この路線は、昔はもっと本数が多かったと思うのですが徐々に減便され、今や1日4往復のみで川口駅発の最終は15:00発と、とても通勤で利用できるような路線ではありません。
また、昔は「川13」系統と名乗っていて、現在の国際興業バスの「川13」峯八幡宮行きと途中の新郷農協まで大部分が同じルートを通るためか系統番号が同じだったのですが、これもいつの間にか変更されていました。ちなみに国際興業バスの「川13」のほうは日中1時間4本程度でラッシュ時はもっと本数が多くなり、路線の性質もだいぶ異なります。
川口駅を出ると東方向に進み、芝川の中の橋、国道122号線、新芝川のあずま橋、首都高速川口線を越えます。
この辺りまでは並行して草加駅西口行きが途中経由地の異なる2系統運行されているほか、国際興業川口車庫行きの入出庫便のバスも走るので、これらが全て重複する区間ではバスがかなりの本数になります。
川口車庫は、昔は芝川にかかる中の橋の手前にあったのですが、首都高川口線の下の道との交差点付近に移転しました。以前の川口車庫跡地は現在、川口工業総合病院になっています。
そして、首都高速川口線を越えたところの新郷農協バス停より、草加駅西口行き、峯八幡宮行きの路線と分かれて別の道に進みます。このちょっと手前の見沼代用水の橋の横に昔、ディスカウントパールとボーリング場が入るビルがあったのですが、なくなって今は平屋のウェルシアになっていました。調べたらもう10年も前になくなっていたそうです。
ここから「東本郷赤山通り」に入り坂を上がり始め、道幅が若干狭くなったり住宅地が減って森林が増えてきたりと風景が一変しますが、植木の街で知られる安行ということもあり、植木屋や造園業のような佇まいの大きい家が多いというのもこの辺の風景の特徴かと思います。
また、川口駅出発時には数人いた乗客も徐々に減って、気が付けば二人だけになっていましたが、それが長い髪をマフラーに挟んだしまい髪の大きな猫もとい橋本愛or筧美和子or丘みどりみたいな人でした(汗)。但し、やっぱり最後まで乗ることはなく途中で降りてしまいましたね。
また、この辺は途中下車して散策したくなる箇所も多くありましたが、ここで途中下車してしまうと次のバスはしばらくないのでそのままスルー。東本郷赤山通りの赤山には江戸時代の関東郡代・伊奈氏の「赤山城址」があり、現在の川口ジャンクション付近一帯が城だったほか、赤山城と小菅御殿(現在の東京拘置所の場所にあったとのこと)を結ぶ道は今でも竹ノ塚駅付近で「赤山街道」(千住道)と呼ばれていて、その名残があります。
その後は二度交差点を曲がって県道103号・吉場安行東京線(安行街道)に出てから外環道を越え、埼玉高速鉄道の戸塚安行駅に到着。
この辺は昔は森林だらけで住宅はまばらでしたし、運賃が高いことで悪名も高い埼玉高速鉄道が開業したところでどれだけ住民が増えるのだろうという気もしたのですが、それでもやはり開業から間もなく20年ということもあり、宅地化がどんどん進んでいるようです。
戸塚安行駅から先は、それまでの緑が多い場所から一転して住宅街が広がっていて、程なくして伝右川を渡って川口市から草加市に入り、終点の新栄団地に到着しました。新栄団地のバス折り返し場は団地のほぼ中央にあり、ここに郵便局や商店などが集中して、団地の中心街が形成されています。

新栄団地に到着後は24日に運行を開始したばかりの草加市コミュニティバス「パリポリくんバス・新田ルート」に乗りますが、乗る前に新栄団地内を手短に散策。
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最初にトイレ休憩も兼ねてバス停前のドラッグセイムスなどが入る商店街に立ち寄りました。ここにはかつて2階にも店舗があったようですが、今は閉鎖されているようで入ることはできません。2階の様子は下からも少しだけ見えるのですが、使われなくなって久しいのか廃墟化しているようですね。
団地自体はパッと見た感じでは空き家だらけとかそういう雰囲気はないし、建物自体もきちんと手入れされているようですが、1974年完成ということで古くなっているし、住民の高齢化も進んでいるのか見かける通行人の高齢者率が極めて高いように感じました。
また、ここには一見すると給水塔に見えない窓の少ない怪しい雰囲気を醸し出す四角い塔があり、建物全体が暖色系の配色ということもあってか、何故か旧共産圏にありそうな風景に見えました。
そして団地の中央に児童館と保育園があって、この間に小さな祠があり、見ると弁財天でした。
また、ここは草加市の最も北西の端にあり、綾瀬川の向こうは越谷市で、川口市との間には川もなく小さな道路一つ隔てて隣接しているような場所です。
川口市側には戸塚環境センターという清掃工場がありますが、やはり住宅の多い都市部だとどこの自治体も清掃工場は市の端の方に作りますね。ちなみに川口のもう一つの清掃工場である朝日環境センターの場所は旧鳩ケ谷市との境付近でしたが、鳩ケ谷市が川口市に吸収合併されたために皮肉にも市の思いっきり中央部に清掃工場が立地することになってしまいました。
また、清掃工場の前で大きい通りがプツリと途切れ、ここが今は東川口駅行きのバスの折り返し場になっていますが、この道の名称は「南浦和越谷線」という名称で、その名の通り最終的にはここから綾瀬川の向こうの越谷まで伸びる計画だそうですが、全く着工されていないし開通したとしてもずっと先のことだと思います。
その後は綾瀬川沿いを散策。この川は長年にわたり汚染度ワースト1という不名誉なタイトルで悪名高いですが、排水の発生源だった工場などが多いのはもっと下流なのでこの辺はそれほどでもないし、全体的に昔に比べると水質の改善は進んだはずなので、今は目に見えて汚い川ではありません。
また、ビオトープが作られるなどで水生生物や野鳥の保護や再生を目指す活動も行われているようです。
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そして、11:05新栄団地発の草加市コミュニティバス「パリポリくんバス・新田ルート」(新栄団地〜新田駅〜獨協大学前駅〜草加市立病院)に乗車。この前に10:35発がありましたが、こちらは途中の勤労福祉会館止まりだったので1本待ってこの便に乗ることにしました。
コミュニティバスは今まで「北東ルート」と「南西ルート」の2路線がありましたが、24日より新たに「新田ルート」が加わり、これで3路線体制となります。また、今までの路線は東武バスによる運行でしたが、新田ルートは朝日自動車による運行となり、このため従来からの路線とは異なるデザインの車両が新たに登場し、しかも今までは東武バスの各地の営業所からかき集めてきた古いツーステップ車ばかりだったので、念願の新車のノンステップバスとなりました。
また、5年間の試験運行扱いとなり、乗客数や採算が目標に届かない場合はルート見直しや撤退もあるとされていましたが、最初に運行開始した2ルートは徐々に乗客数も増加しており、本格運行に移行できる可能性も出てきたと言われています。
運行開始したばかりということもあってか乗客は少なめでしたが、最初から乗客2人はいましたし、途中でさらに数人の乗車がありました。
また、今度の新しい車両は市の公共施設前に止まる場合に前方の液晶画面にその施設の写真も表示されるようになっていて、ただバス停の名前を読み上げるだけ以上に分かりやすいだけに、これは面白いアイデアだと思いましたね。
バスは住宅街を抜けてから草加バイパスに出て、そこからすぐに右折して一旦線路の向こう側に出て新田駅東口を経由し、再び線路を越えて駅の西口側にある勤労福祉会館に到着。一部の便は草加市立病院に行かずここで折り返しになります。
その後は外環道を越えて、旧松原団地内を抜けて獨協大学前駅に到着。
松原団地といえば、完成当初は「東洋一巨大な団地」と言われていましたが老朽化が進んだことで順次「コンフォール松原」への建て替えが進んでいて、最近まで古い建物が残っていた草加バイパス沿いのエリアもついに更地となり、開業当初からの古い建物は完全に姿を消したようです。駅名自体も「獨協大学前」に改名されましたし、これで昭和以来の「松原団地」自体が完全に過去のものとなってしまった訳ですね。街がきれいになるのはいいけど、寂しさも感じます。
駅前で時間調整後に再び来た道を途中まで引き返し、獨協大学の横の「花栗通り」へと左折し、県道34号さいたま草加線に出ました。
この道はバスが曲がったのとは逆方向に左折すると浦和方面まで道が続いていますが、実はそのまま道なりに進むとさいたま草加線から埼玉県道・東京都道40号さいたま東村山線(志木街道)となり、さらに道なりに進むと東京都道16号立川所沢線・東京都道17号所沢府中線(府中街道)となり、さらに道なりに進むと神奈川県道・東京都道9号川崎府中線、国道409号線(府中街道ないし川崎街道)になり、厳密には一本道と呼べるかどうか微妙な場所もあるけど、そのまま進めば川崎にある東京湾アクアラインの浮島入口のところまで道が延々続いています。15年くらい前にそのことに気付いた際、試しにアクアラインまで走破してみようと本気で思ったことがあるのですが、様々な事情によりできないまま現在に至ります。
そして、さいたま草加線に出てすぐに草加市立病院に到着しました。
コミュニティバス3路線の起点が全て草加市立病院というのは、この病院の重要性自体が県全体レベルで見て高いことと、高齢化が進むこのご時世と、他の周辺自治体と同様に高齢社会への対策を迫られる市が今現在置かれている状況を象徴しているように思えます。

草加市立病院到着後は病院内で小休止。
ここにあるヤマザキショップには、何故かここ限定だというパイシューがあり、これが非常に人気を博し「草加せんべい」が表の草加名物なら、これは裏の名物ではないかと思えるようなカルト的人気を誇っているそうです。しかも予約しないと買えないだとか、当日購入枠もあるにはあるけど購入個数に制限があるなど、一病院内の売店で何でそんなものが売られているだろうと思ってしまうような商品なのです。
残念ながら、病院の休診日ということで売店も細々としか営業していなくてパイシューの販売もありませんでしたが、今の時期だと季節限定の「苺チョコパイシュー」もあるそうですね。これはぜひとも苺が○○な某所の篠田麻里子とMay J.を合わせたみたいな人か、某劇団の篠田麻里子と玄理を合わせたみたいな人にも差し入れしたくなります。
その後はここから歩いて草加駅方面に移動。
北草加氷川神社に立ち寄ってから男女土橋通りに出たところ、パリポリくんバス北東ルートのバスが曲がってきましたが、代走なのか普通の東武バスカラーのノンステップバスが充当されていました。今ある専用車両も古くなってくると順次退役になるでしょうから、そうなると念願のノンステップバスが充当される機会も増えてくるかもしれません。
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そして、この通り沿いに北海道外では数少ないセイコーマートがあったので入ってみました。
北海道のローカルコンビニで知られるセイコーマートも埼玉県と茨城県にだけ進出していて、以前は草加市内にも私が知っている限りで他に2店舗あったのですが、残念ながら今はないそうで、これが草加市内唯一のセイコーマートとなります。また、北海道限定商品をどうしても首都圏で手に入れたいというユーチューバーが隣の八潮にあるセイコーマートを訪れる動画をアップしているのも見たことがあります。
そして、セイコーマートに入ったからにはここでしか買えないものを買ってみようと思い、北海道限定商品のガラナを買ってみました。北海道フェアなどがあれば他でも容易に手に入るものですが、常時売っているのは多分セイコーマートだけですよね。
その後は線路沿いにある東福寺の地蔵堂を見てから線路沿いの道を南下。地蔵堂について案内はこの場所には特になく、どういう地蔵であるかの情報もなかなかネットで見つかりませんでした。
そして草加市立歴史民俗資料館の近くで猫を発見したので1枚撮影しました。
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次いで、大正15年(1926年)築の小学校の旧校舎を転用した草加市立歴史民俗資料館に入りました。この資料館は昔からあるのですが、住んでいたくせに一度も入ったことがなく、離れた今になって初めて入館しました。
屋外には昭和27年生まれという手作りの札がぶら下がった円柱型郵便ポストがありました。
ここは入館料無料で、受付だけ済ませて入館すると、最初の部屋には草加宿のジオラマや市内の旧家の大川家住宅の模型がありました。
次いで煎餅を作る機械や農機具の置いてある部屋を見て廊下に出ると、レンガ産業の紹介と昭和28年(1953年)の草加町都市計画図が貼ってあり、この当時綾瀬川沿いにあった大阪窯業の工場と現在の獨協大学前駅の少し南側(湯屋処まつばらや保線車両の基地がある場所と思われる)にあった草加荷扱所を結ぶトロッコの線路が描かれているのを発見。
このトロッコが現役時代の地図を見たのは初めてですが、廃線跡は生活道路として埋もれてしまい、トロッコの橋もハープ橋という名称の新しい橋に架け替えられ、これが廃線跡だとはっきり分かるものは何一つ残っていないのが少々残念なところです。そしてトロッコの線路や車両についての写真も記録が残っていないのか、ネット上ではなかなか見つかりませんね。
そして2階に上がると、階段の踊り場などに雛人形があり、雛祭りに関する企画展が始まるとのことでしたが、残念ながら準備中でまだ始まっていませんでした。
2階の一番最初の部屋は昔の教室をほぼそのまま使っているようで、黒板などが残されていました。
また、市内の各小中学校の開校〇周年の記念誌が置いてあり、私の母校のものがないか探したらありましたね。幸か不幸か私がモロに写ってしまっているようなものはなかったので一安心しましたが、昔お世話になった先生方の中には、年齢も年齢だけに既に亡くなっている先生もいることを知りました。
その後は1962年(昭和37年)の航空写真の展示を見ました。松原団地ができた年ですが、この頃だと市内全体で農地など人が住んでいない場所の方が多く、実家のある場所もこの頃は田んぼの中でした。また、小学校の頃「1年2組の教室の場所が底なし沼だった」という一種の怪談がありましたが、この航空写真を見た限りでは田んぼしかなく沼らしきものは写っていないので、それが都市伝説というか真っ赤な嘘であることも一目瞭然でした。
資料館を出て駅方面に向かうと、先日ネットニュースで取り上げられていたフルーツサンドの店を発見。最近コンビニでもよく見かけますが、フルーツサンドは今ブームなのでしょうか?気になって覗いてみましたが、本当にフルーツサンドしかないし、今は食べる気分ではなかったのでスルーしてしまいました。今度、某劇団の公演に合わせて篠田麻里子と玄理を合わせたみたいな人に差し入れ(以下略)
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そして、昼食に何を食べようか迷った末に駅近くの食為天という中華料理店に入りました。
色々メニューがありましたが、日替わりランチの麻婆丼+半ラーメンセットを注文。
麻婆丼は結構辛めで、これだけをひたすら食べるのはきついかもと思いますが、程良い濃さの醤油ラーメンも一緒に食べることでお口直しになるので、この組み合わせは王道だと言えます。これで値段が650円と安かったので大当たりでした。
但し、料理はおいしかったけど客席の分煙がなされていないのは唯一のマイナスポイントだったので、この一点だけは改善してほしいですね。
食後は駅前を色々見ていたところ、改札前で二木の菓子が特設ブースを出してクリスマスや正月のお菓子の売れ残りや輸入食品などを安く売っていて、カナダ産のメープルローストピーナッツ(150円)と韓国産のトッポッキの素(50円)を買いました。
帰りは草加駅西口からパリポリくんバス南西ルート(見沼代親水公園駅行き)で帰路につきました。
草加駅から見沼代親水公園駅は別ルートのバスもあり、こちらのほうがまっすぐ向かう分所要時間も短いし運賃も安いのですが、敢えて遠回りなほうを利用。
こちらは草加駅西口を出ると一旦線路の東側に出てから谷塚駅に向かうルートで、草加駅出発時点で空席僅かという乗車率でした。
その後もコンスタントに乗客が増え、夕方ということもあるのか谷塚駅出発時点では立ち客多数という盛況ぶりでした。
やはり通しで乗る乗客はいなかったのですが、行きのバスのように終点到着時に私だけということはなかったので、こちらは運行開始から徐々に客が増えて定着しつつあるようですね。
見沼代親水公園駅では、折り返しのバスを待っている人も結構いました。
見沼代親水公園駅に到着後は、駅から少し歩いて舎人団地に移動してここから赤羽駅行きの国際興業バスに乗車。舎人団地からバスを利用して都心方面に出るとなると、赤羽に出た方が均一運賃かつJRに乗り換えてからも安上がりな気もするのですが、川口駅行きのほうがバス運賃自体も高くつくし都心に出るには駅が遠くなってしまうのでJRの運賃も高くつくのに本数が多いのですよね。赤羽に出るには環七の渋滞に巻き込まれる可能性があるとか、運賃は高くなるけど川口に出た方が距離的に近いという事情があるようです。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/5315231.html
(2)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/5315292.html
(3)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/5315351.html
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