mixiユーザー(id:16951242)

2019年09月15日23:19

143 view

ボーンフリー隊のように

フォト

 9月12日木曜日、有給休暇をとれたので上野にある国立科学博物館で行われている、恐竜博2019に行ってきました。
 因みに看板の写真とか取り損ねたので、上野駅構内に置かれているパンダ像がディノケイルスという恐竜のコスプレ像です。

フォト

 デイノニクスという恐竜の手の化石。
 1964年に発見され、恐竜が温血動物であったとされる説のきっかけになったもの。
 デイノニクスという名前は「恐ろしい鉤爪」という意味で、最近ではすっかり主流になってしまった羽毛恐竜(全身に羽毛が生えている恐竜)で、全身復元図は鳥とトカゲの中間のような姿で描かれています。

フォト

 今回の目玉展示の一つである、デイノケイルスの全身骨格。
 名前の由来は「恐ろしい手」で見てわかるように、体に対してかなり大きな手をしています。
 が、復元図では全身ピンク色の羽毛に覆われ、頭部には赤いとさか、背中にはこれまた赤い背びれがあるという、なかなかユーモラスな姿で描かれていて、私のようなオールド恐竜ファンからしてみれば「こいつ本当に恐竜なの!?」と言いたくなってしまいます。

フォト

 恐竜博もう一つの目玉展示、日本国内としては8割以上の全身骨格が発掘された「むかわ竜」
 展示期間中に新種と認定されたので「カムイサウルス」と命名された事でも話題になりました。
 実は、国立科学博物館の地球館には、常設展示として同じハドロサウルス科に属するヒパクロサウルスという恐竜が展示されているんです。
 名前と骨格を見て「おや?むかわ竜と似ているよな」と思いパンフレットを確認してみたら、同じ科に属する恐竜だったとわかり、何だか嬉しかったです。

フォト

 和歌山県で発見されたモササウルス類の全身骨格。
 名前からすると恐竜のようですが、実は海棲爬虫類といって恐竜の一種ではないんです。
 白亜紀の海では頂点捕獲者として君臨し、発見当初はティラノサウルス型の肉食恐竜と思われてたエゾミカサリュウも、研究の結果モササウルスの一種である事が判明しています。

 私は年齢的にも恐竜ブーム直撃の世代で、子供の頃はタイトルにもある「恐竜探検隊ボーンフリー」を熱狂して見ていました。
 その後、一時期興味を失っていた時期に研究は進んで、大好きだったブロントサウルスが存在しなくなってしまったり、羽毛が生えた姿が一般的になっていたり、隕石の衝突で絶滅した説も根拠を持ってほぼ確実視されていたり、正に隔絶の世という感じなんですよね。
 でも恐竜たちには、今でも衰えない魅力があります。
 これを機会に、また恐竜の事を勉強しなおそうかななんて思っています。

 因みに恐竜博を見終わった後に、上野動物園にも行ってきました。

フォト

 今年の11月で運航を終了する上野動物園モノレール。
 正確には東京都交通局上野懸垂線という名称で、路線の一部が公道上を横切るため動物園のアトラクションではなく立派な公共交通機関なんです。
 現在運航している40系車両が老朽化のため、上記したように11月1日で運航を休止するのですが、人気を考えれば車両を更新して再開する方がいいんじゃないかなぁ・・・東京都は金持ってるんだし(笑)
 因みにミュージックホーンがJR東日本の特急車両と同じだったのには、ちょっと笑わせてもらいました。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する