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2019年10月19日14:01

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ブラックバード Blackbird(Abbey Road studio LIVE)

 夜の静寂に さえずるブラックバード

 折れた翼で 飛ぶことを学ぶ

 これまでずっと この飛翔のときを待っていた



 夜の静寂に さえずるブラックバード

 そのくぼんだ瞳で 見ることを知れ

 これまでずっと 自由になるこのときを待っていた



 飛びなさい ブラックバード

 飛べよ ブラックバード

 薄暗い闇の中 光をめざして

 


1968年6月11日にEMIスタジオで、ジョージ・マーティンとジェフ・エメリックを交え、レコーディングされた

ポールがアコギ(マーティン D-28)で弾き語るという構成で録音され、全32テイクの中から最後のテイクが採用
 スタジオのサウンド・ライブラリーから取り出した「クロウタドリのさえずり」をオーバーダブして完成

アコギでの、ツーフィンガー奏法によるアルペジオと、指弾きによるストロークとの中間的な演奏が聞け、3弦開放音(G音)が通奏的に鳴り続けているのが特徴
 スリーフィンガー奏法で演奏されているようにも聞こえるが、実際には親指と人差し指で演奏されている
 曲を通して入っている打楽器のような音は、ポール自身の足のステップ

歌詞は、女性を「鳥」になぞらえて「傷ついた翼のまま、闇夜の中にある光を目指して飛んでゆく」などと描写した内容
ポール本人は「黒人女性の人権擁護や解放について歌った内容」と言っている

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