映画「漫画誕生」試写会と秋の夜長の十二人展とアートトラスト句会へ行く

昨日(10月23日)は、東京へ。

最初は、銀座へ。
アースゲートの梁川さんより、ご案内をいただき、映画「漫画誕生」の試写会へうかがった。
12:30過ぎに、TCC試写室に着いた。13:00から上映された。(以下、映画紹介は、敬称略)
近代漫画の父、北沢楽天と、周囲の人々を取り上げた映画が完成し、拝見した。
戦中の昭和18年、漫画奉公会の設立(北沢楽天が会長)から始まり、内務省の検閲課に呼ばれ、北沢は、自らの過去を語り、風刺漫画についての考え方も語った。語られた過去が映像化され、福沢諭吉、岡本一平、杉浦幸雄、横山隆一、近藤日出造、宮武外骨、下川凹天、長崎 抜天、小川治平ら、多くの漫画関係者などが、演じられ、登場する。北沢楽天は、イッセー尾形(青年期は、橋爪遼)が演じている。
映像の最後には、映画の原案者、漫画家あらい太朗さんが、少し出て来た。上映終了後に、梁川さんと会い、確かめたので、間違いなく、あらいさんでした。
間に合えば、今、制作中の「EYEMASK」59号に、映画の紹介を掲載予定で、調整中です。
映画「漫画誕生」は、11月30日より、渋谷のユーロスペースにて公開予定です。
https://www.mangatanjo.com/

次に、三越前駅へ。
ギャラリー日本橋梅むらの秋の夜長の十二人展へお邪魔した。
知り合いの甘粕さん、上原さんが参加されている。
絵画、切り絵、陶芸等、多数の作品を拝見した。
下記で、開催中です。
秋の夜長の十二人展
2019.10.21(月)-10.27(日)11:00-18:00(最終日15:00まで)
ギャラリー日本橋梅むら　TEL:03-3241-5379
東京都中央区日本橋室町1-13-1梅むらビルB1

次に、ギャラリー日本橋梅むらの3階へ。
18:30頃から、アートトラスト句会へ参加。句会を行なった。(兼題・菊1句/雑詠2句/計3句)
10名参加。参加した全員の作品を紹介します。 掲載順(敬称略)
上位の作品で同じ作者の場合は、高点句を紹介。
雑談に引火してくる曼珠沙華　市原虎児　9点
セロハンが重なってゆく秋がゆく　小笠原高子　5点
くちびるに花びらのよる菊の酒　宗近馬骨　2点
書店員と酔うふくろう亭の秋灯　野谷真治　2点
今を生く施設の友の秋日和　島隆史　2点
眠り猫星座になつて空にゐる　高木秋尾　2点
菊膾切ない事情あるらしく　岡野晃子　1点
霧抜けて門に神武の菊の紋　杉山靖子
誤解など硝子透きたる黄菊　指田和子
女郎花　父の墓前に　凜と咲く　天野勝美
以下略

上記以外の私の参加作品を紹介します。
斜光放つお地蔵さんの菊日和
わすれもの忘れる長い夜
作品の感想等ありましたら、お聞かせ下さい。