オマーンの風景 お墓編

今日は修理していたピアノのアクションを戻しに行く日。
お客さんの家の近くにお墓があるので、写真撮ってみた。

お墓の写真を撮るのは初めて。

遠くから見ると、ただの塀。
家の建ってないただの土空き地と思いきや、そこは墓地。
どうやって分かるかというと、大きな石が沢山建っている。

イスラム教は、人は死ぬと自然に戻るという事で、墓石は作らない。
人は生まれる時も死ぬ時も、みんな平等。
だからお墓で差を付けてはいけない。

人が亡くなると、24時間以内に白い布で遺体が巻かれて埋められる。
男性は男性を、女性は女性を布で巻く。
火葬はなし。他の宗教の人の為に火葬場はあるらしい。

遺体が埋められてから、大きな石を上に置く。
部族によって場所が決まってるらしく、誰が埋められてるか分かるらしい。
へー。(@_@)

お葬式は、それから男性はモスクへ行き長時間お祈りを唱える。
女性は家で集まり、家の中でバコールを焚きお祈りを唱える。
バコールはお焼香みたいなものかな。
日頃は服に香りを付けるために焚く事が多いけど、
家の中で心霊現象が起こった時にもバコールをモクモクト焚く人も沢山いる。
うちのお手伝いさんもそう。
たまにお客さんが来るみたい
最近はないけどね。
実は、、、私もなんとなくそう思ってたことあった。
ただ、怖くはない！ゆみちゃん強いから

お葬式の話に戻ろう。
しばらくの間、沢山の人が集まってのお祈りは続く、、、、


いつも思うんだ。
私が死んだらどうなるんだろう、、、、
ま、死んだらどこでも良いや。
残った人達にお任せよ。
きっと日本のお墓に行くのかな。
お父さんと離れちゃうな〜