お祝い料理

オマーンのお祝い料理と言えば、シュワ！！

家ではできない料理。
ファームみたいなデッカい場所でないと出来ないよね。

土を掘って、大きな穴を作る。
その中で沢山の薪を燃やす。

一方では、ヤギや羊、牛をさばき、
解体した肉をスパイシーなソースで味付け、寝かせる。

麻袋とか、椰子の葉で編まれた袋に入れる。
大体、一頭につき一袋。

掘られた大きな穴には、炭が出来ている。
その中に肉が入った袋をいくつか入れ込み、
一晩蒸し焼き。

この料理は、何家族か集まってまとめて作る。

今年はコロナの影響でお父さんの実家に帰れず、
初めて業者に注文してみた。

お父さんの友達と、羊一匹をシェア。
ちらっと見えた金額、4万円程かな？

6人家族の我が家、羊半分でも多いなー。
残りは冷凍庫で保存。



料理の到着時、肉は袋の中。

椰子の葉っぱの袋を開けると、
先ず見えたのが頭！！
歯が見えてる〜！！
歯並びいいよね〜

肉を全てテーブルに並べてた。
なんだか恐竜の発掘現場のよう

友達と一緒に、取り分を話し合ってた。

一番の贅沢部分、頭はうちにやってきた！、
これは頭を割って脳を食べるんだけど〜、、、
私達は無理だな〜
でも、滅多にお目見えしないものだから、
みんな一口ずつ食べてみた。
魚の白子〜

肉は柔らかくて、
スパイシーで、
脂っぽくなくて、
超うま〜い💕💕

オマーン人の食べ方は、
直径1メートル弱の大きな皿の上に山盛りご飯を置いて、
その上に肉の塊をドン！！ドン！！ ドン！！ドン！！
6人ほどが一緒の皿で食べる。
手で食べるのが一番！

自分の陣地が決まってて、
そこにサラダやヨーグルト、ソースをかけて
ご飯や肉と混ぜて食べる。

日本じゃ、手で食べたり、床で食べたりはお行儀悪いけど、
これはこれで綺麗なやり方があって
結構難しいんだよ。
子供達は流石上手。
小さい頃からの慣れだね。

オマーン料理が作れない私。
肉と一緒に食べるサラダ、、、
義母のサラダの味を思い出しながら作ってみた。
一番会う野菜は玉ねぎ、パクチーのレモン汁あえ！！💕