嵐の後は

今回はどうしてこんなに伴奏の仕事が入ったんだろう。🤔

2種類の試験でバイオリン、サックス、フルート、テューバ、トランペット等等
計22人。一体何曲弾いた？

この2ヶ月間バタバタと時間が過ぎていったな〜。

今回はマナーを知らないオマーン人女性ばかりで、
扉の開け閉めからトイレの使い方まで、指導するので2日使った。
玄関のドアを閉めた人は誰もいない。それも全開。
これだけは改善されなかった。
最初の1週間は、ドアベルを押すことなく勝手に家に上がってくる。
なぜ？

次の2日間は、楽器の取り扱いの指導。
あの人達って、ケースに入れずに楽器を持ち運びするから楽器がボロボロ。
これに関しては海軍の上層部にも連絡し、改善を要求。
楽器は絶対にケース入れるように指導すること！
手入れをさせること！

私のピアノの上にも、水置いたりトランペット置いたり
この人達、全て国から支給されるから、楽器の値段なんて知らない。
私のピアノの値段を提示。傷付けたら弁償！
ベンツ1台分と分かってからは、触りもしない。

音楽を仕事にするって、マナーもきちんと覚えないといけないと言うこと。
オマーン人女性ってすぐに言い訳するんだよね。
テューバはケースに入れると重くて運べないって。
身体デカいくせに、アホか！と一喝。
そんな時、部屋にある娘のチェロのケースを担がせた。
娘は11歳の時、これを持って毎回レッスンに行ってたことを言うと、
文句言わなくなった。
あなたの場合は、楽器は仕事道具ですよ！！
楽器の手入れも仕事のうち！！

音楽をする為だけの仕事なのに、練習さえも言い訳してさぼろうとする人達。
私の言うことを聞く人達の上達は著しく良かったけど、
聞かなかった一名、多分不合格だな。
この人はいつも体調が悪いって言い訳して練習しない。
むっちゃ顔色良いけどね〜。試験を甘くみたね。
演奏はボロボロ。
本人は試験の後、泣いて走り去って行きました〜
あれで合格してたら、この試験の制度を疑うわ

この人達の試験が終わり、朝の練習も終わり、家の中に静けさが戻り、、、

その直後、別の試験の伴奏。
次はバイオリン13人。
これもまた大変。 音が外れまくってる。
それに合わせて伴奏って、どんなに過酷なことか、、、
でもバイオリンの生徒達はマナーを知ってる。
気楽〜
感心するほど、家庭で良い教育受けてるんだなって感じるほど
挨拶からして丁寧な子供達。🥰
みんなニコニコで可愛いな〜。
これだけで楽しさが感じられる。
素直に私の言うことを聞いてくれて、良い子達だ！
言い訳する子なんて、誰一人しない

この忙しい毎日が終わった今、帰宅して崩れたわ。
ソファーで居眠り。
本当に疲れた！

今日は次女が夕食を作ってくれた。
ステーキ。

あー、ようやくお休みモードに入った。
待ちに待ったクリスマスだ〜。
仕事してお金も入ったし、子供達にプレゼント買ってあげよ。
もちろんお父さんにも🥰

家族の支えがあっての仕事だね。
辛くても頑張れる！