遊戯史学会の第17回例会に出てきました。
おおよその内容は以下の通りです。
★開会のことば
実践が必要だが資料研究も重要。
★競技かるたの歴史
「文芸である百人一首だが競技として用いる」という建前で、明治時代は弾圧を逃れていた。現代カナ遣い導入時には、普及派(東京など)と伝統派(京都や福井)とが争った。決まり字の歴史(明治38年)。昭和初期にまた弾圧(主に風紀の問題)。学術的な研究は少なかった。今後は海外への普及なども。
★盤と遊戯史、チェス史の研究
講演内容は「古代のイランの遊戯盤」と「イスラム型のチェス駒について」に分かれてました。いろいろな資料が紹介されました。
★その他
細かいこともいろいろ。
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昔の人たちがどのように遊んでいたかを推察するのって、すごくロマンあることだと思いませんか?
でも個人的には、遊戯の社会学の方がより興味あります。
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