mixiユーザー(id:1682634)

2014年09月19日18:23

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能動的な独立と受動的な独立

「スコットランド」と聞いてざっと思い浮かぶものは、ハイランダー、タータン柄、エジンバラ、ハリスツィード(生地)、ケルト、インバネス(コート)、スコッチ(ウィスキー)、ハギス(伝統料理)、スコッチエッグ、クレイモア(両手剣)、ゴルフ、カーリング、スコットランドヤード(ロンドンを舞台にしたボドゲ)などなどです。うん、かなり偏ってます(苦笑)
# 画像はスコティッシュレジメンタルダーク。日本刀の小柄のように小型ナイフとフォークが付いてます。使ったことありませんが(笑)

さて、スコットランド独立の住民投票が行われました。住民投票が行われるに至ったのは、連合王国に所属しているよりも独立した方がマシだと考える住民が増えたということなのでしょう。それほど詳しいわけではありませんが、「2000年頃まで地方議会が認められなかった政治的不平等」と「イングランドやウェールズを重視した経済政策への反発」が大きな理由です。
もっとも、独立を主導した人のいくらかは本当に独立するつもりはなく英国政府に対して「もっと地方を重視して欲しい」と伝えたかったのだろうと思います。
この住民投票が僅差(支持44.7%:反対55.3%)で否決されたのはニュースの通りです。今回の件で英国(6400万人)はスコットランド(530万人)を軽視できなくなったと思います。

ふと、地方が独立することができるなら地方を切り捨てることもできるのではないかと考えてみました。まずありえませんが、イングランドとウェールズと北アイルランドが共同してイギリスから独立したらスコットランドが切り捨てられることになります(笑)。条約の処理や債務処理などありますので思考実験のようになるとは限りませんが、不平等条約を押しつけられている国家や修正不能な憲法を持つ国家や経済的に破綻した国家がそれらの問題を解決する方法の一つとして成立するかもしれません。もちろん、その後に戦争になるかも知れませんが…

ニュースを聞きながらそんなくだらないことを考えてました。

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