来春のイベント運営で使うことになるので、コスプレ用の西洋甲冑を探してました。
あまり重量のあるモノは着たくないのですが、非金属製の模造品はなかなか見つかりません。自作するのも面倒です。金属製でもハーフプレートぐらいなら大丈夫です。それで探していると、表面に錆が出ているプレートアーマー(notコンバット用)をたまたま見つけました。私にとっては、その程度の錆などたいした問題ではありません。サイズを確認した上で、タダ同然で入手しました。
…で、届きました。でかいです。重いです。ばふーんです。
使うつもりのパーツは、ゴルゲット(首)とキュイラス(胴)とタセット(草摺)です。ポールドロン(肩)とガントレット(篭手)はもしかしたら使うかも知れません。
その他のパーツは(もともとまともに着用できるようなもんでもないので)表面加工の試材とした上で標的にするか処分するかするつもりです。
重量はおおよそ以下の通り。
・ゴルゲットとキュイラスとタセット…合計7.5kg
・ポールドロン(両肩)…3kg
このくらいの重量なら問題ない。
表面処理は「サビ除去→メッキ」「サビ除去→塗装」「サビ変換→塗装」のいずれかです。ただ、私が望むようなメッキだとかなり高コストになります。また、サビ除去よりもサビ変換の方がずっと楽です。暗色で塗装するので、黒サビの色が出てくるのはぜんぜん構いません。そんなわけで、サビ変換でやりたいと思います。
カラーリングはいろいろ考えてます。そのままにするか、燻し銀にするか、黒にするか、3倍速にするか、右肩だけ赤く塗るか、機動甲冑(萌えよ剣)にするか…。
着用するときは、衝撃緩衝とサイズ調整のためにギャンベゾン(鎧下)を着ます。低反発素材のもので作るつもりです。
アーマーの内側にチェインメイルを着用するのが正式ですが、たぶん着ないです。
アーマーの上に被せるサーコート(青と黒)は既に持ってますが、キュイラスを剥き出しにした方が見栄えがいいと思ってます。
さっそく近所のオートバックスで錆転換剤を買ってきました。エポキシ樹脂が入ってますが、塗料を普通に上塗りできるタイプのものです。理屈の上では、2度塗りではなく1度の厚塗りが望ましい。 < とりあえずは真っ黒な鎧ができるはずです。
………などなど。
あいかわらずこういうことばかり考えて遊んでます。ここ数日ずっと錆やら熱処理やらの勉強に没頭してました。好奇心があるとどんどん知識が頭の中に入ってきます。けっこう愉しいです。
作業の続きはまた明日。< 湿度にもよる(水分を残さない為)。
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