mixiユーザー(id:1680995)

2020年02月23日08:09

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こういう出会いがあってもいい

 この十数年、借金が嫌いな私はとにかく「マンションのローンを返す!」を第一目標にしてました。生き甲斐である海外旅行?探検?や観劇は、まぁ単価を安くするとして。外食、国内旅行、服、装飾品、できる限り切り詰めてきました。
 それが、去年にやっと完済。あああこれからは自分の収入は自分の為に使える‥‥という体感を戻すのに、しばらくかかりました。だって外食すら控えてたんだよ、週の食費が3000円とかそういうレベルだったんだよ。
 ちょっとずつリハビリしていって、やっと、外に呑みに行く心構えができました。ガコガコ呑むので、美味しいつまみを出してくれる店に行くと、平気で5K飛んでくのね‥‥

****

 で、本当に5年ぶりくらいに行った近所の居酒屋。
 なんで店主、「あ・お久しぶりっすー」とか言ってくれるの!?
 もう、涙出そうでしたね。水商売の人の心構え、凄まじいよね。尊敬しか出てきません。

 あああイワシの刺身ウマい、ねっとりしてて舌から魂飛んでいきそう。とか、のーんーべーんーだーらーりーと食べて飲んでたら、私より後に来て一つ離れた席に座ってた一人呑みの女の子が、呑みながら寝ちゃった。
 ありゃ。男なら放っとくし、この店はそういう意味ではまるっきり安全なんだけど、終電逃したら可哀想だよね。
「大丈夫ですか?起きられる?」
 ポンポン、と肩を叩いたら、すぐに目を覚ました。
「えっあれっ私寝てました!?」
「熟睡でしたねー。グラス倒しそうだから心配で」
「うわ〜恥ずかしい!!」
「うん、よくあるよくある珍しくない。家まで一人で帰れますか?」
「大丈夫です近所です!歩いてすぐ!!」

****

 てな訳で知り合ったUちゃん。凄いしっかりしてるけど、なんと私より20歳も年下でした。おおう、私、20年前に一人呑みのスキルとか持ってたろうか。今の若い人、侮れぬ。
「ここ刺身も焼き鳥も美味しいもんねー」
「ははは‥‥なんか、一度勇気を出して入ってみたら、癖になってしまって」
「スタッフさん、みんな良い人だしねぇー」
 実は、私はこの店の本店の古参バイトさんと、前職で出会って友達になった(彼女は掛け持ち)、という繋がりがあるのです。そのツテで安心してるんだけど、凄いな彼女の勇気。
「住んでるの近所だねー」
「近所ですねぇ」
「ジョナサンの向かいの怪しい中華屋知ってる?あそこ美味しいよ」
「えっうそ、ジョナサンはよく行くけど、あそこ怖くて入れなかった」
「ご亭主も、日本人じゃないけど良い人だよー。今度いっしょに呑みに行きませんか」
「是非!」

 呑み友達ゲット。
 この歳になって新しい友人がしかもリアル面からできるとか、どれほど珍しい事か分かって頂けますでしょうか。

 中華屋さんにも何年も行けなかったんだ、倹約の関係で。偵察して、味が変わってなかったら彼女を誘ってまた通おう。
 そしてまたちゃんと野菜と肉・魚を食おう‥‥倹約生活、炭水化物に偏ります。←それでも職場でのストレスで痩せていく異常事態だった訳だけど。髪は抜けるわ白髪は増えるわ爪は割れるわ便秘になるわ、もう散々。
 現在、身長‐100×0.8の、ちょうどいい感じでおります。ヨガも少しずつ再開できてるし、やっぱ私、精神攻撃のない仕事してた方が、どんなに忙しくても健康だな。
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