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2020年04月05日09:44

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読了

昨日は、一日中家の中に居ました。

お陰様で、途中まで読んでいた本が二冊読み終えました。

☆ 吉原史話 市川小太夫著 昭和39年10月22日 東京書房刊
限定一千部 884番 定価:1800円 箱入り
@この頃の前座さんのお給金は一日百円ですので、18倍 今は千円ですから一万八千円。高い本ですが資料的価値は充分です。
小太夫の母親(喜熨斗古都子)が書いた「吉原夜話」と合わせて読むと「廓噺のまくら」に不自由しません。
元に成っている吉原の資料は「吉原大全」です。池袋の西武デパートの古本まつりで何年か前に買いました。
勉強部屋の書架に有ります。時間の有るときじっくりと読みたいと思います。


☆ 芝居むかしばなし 福原麟太郎著 昭和49年6月10日 毎日新聞社刊 定価:1200円
戸板康二著「見た芝居 読んだ本」の中に出て来る一冊です。
著者の大正時代に見た芝居で主に歌舞伎と新派 それに新劇が少しだけあります。
六代目・菊五郎 と初代・吉右衛門の市村座時代の感想が素晴らしいです。
また、その一座で見た七代目・坂東三津五郎の踊りを大絶賛しております。
もう 映像の中でしか見た事の無い役者たち。ため息が出るほど素敵な時代を青春で過ごした著者がある種羨ましい!
七代目は、盛綱陣屋の軍兵のご注進は一番良いですね。あれを見てると…物足りないですね。
移動の電車の中で八割近く読んで、残りを家で一気に読みました。

まだ継続中は、吉井勇の小説も今日中に読めそうです。
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